アンドレ・マルロー


☆聖教新聞は偉人との出会いの場.

以下に 聖教新聞に掲載されたマルロー氏の写真を添付します。 
b0312424_235043.jpg

写真解説.
 「白黒の縦写真です。写真の詳細は 本文に申し述べます」 


昨日の聖教新聞に強く引き付けられる一枚の写真があった。
アンドレ・マルロー氏の写真である。
眉間に深い2本の縦じわ。左目の目じりには4本のしわ。
上目ずかいに見つめる左右の眼の間に 親指をかざし、鋭い眼光が何かを見抜いている。凄まじい顔つきだ。
私は魂を震わせながら、新聞の一部始終を読んだ。
以下に、本編記事から一部を抜粋し、私の所感を述べることにする。

○マルロー氏と池田SGI会長.

1974年5月18日。
「モナリザ展」のフランス政府の大使として、来日していたマルロー氏が語った。
「私が日本を訪れるのは4度目ですが、いちばんお会いしたいと思っていたのが 池田会長でした。さっそくですが、まず 私からおうかがいしたいのは 創価学会の活動とは どのようなものかということです」
単刀直入、余事を交えず質問するマルロー氏。氏は、これまで多くの日本の要人と会ってきたが、「礼儀的なふれあいばかりで、率直さは皆無」と語る。
SGI会長が答えた。(以下、要約)
「結論していえば 仏法を生活の上、現実社会の上に脈動させ、平和と文化の価値を創造することです」

マルロー氏は、「20の人生を生きた男」といわれた。
1901年、20世紀とともに生まれ、辻馬車から宇宙船まで、たった一世代のうちに変化を遂げるのを見た人である。
具体的には、インドシナの密林で遺跡を探査し、中国革命の動乱の目撃者となり、スペイン内戦では 国際義勇軍の飛行隊長として出撃。
第二次世界大戦では「ベルジェ大佐」の偽名で、ナチスへのレジスタンスとして戦った。
戦後は ドゴール政権の文化大臣として世界を駆けた。
アメリカのケネディ、インドのネルー、中国の毛沢東らと会ってきた。
そうした氏が SGI会長に深い関心を抱いたのも必然と言える。

日本の民衆を率いて 人間主義の思想を社会に広げる仏教指導者。
その思想とは? その運動の方向とは?
世界の行く末まで影響を与える存在なのか?

対話は 核問題、国連の役割をはじめ 意見が異なる部分も多かったが、氏より26歳も若いSGI会長に対する期待は 終始変わらなかった。

○パリでの再会.

SGI会長が教育の重要性を訴えると、マルロー氏は こう返した。
「創価学会のような人間形成の運動に力が加われば、人類にとっての亀鑑(きかん)となりましょう」
(亀鑑とは 人のおこないの手本、模範の意)
そしてマルロー氏は、再会を望んだ。

1975年5月19日。
一年後、SGI会長は パリにあるマルロー氏の自宅を訪ねる。
再びの対談‥ 未来への深い懐疑を垣間見せる氏に対し、SGI会長は 希望を手放さない。ほとばしるような対談が続く。
マルロー氏は SGI会長の話に応える。(以下、要約)
「かつて ヨーロッパに キリスト教がもたらした精神革命が、ふたたび 仏教によってもたらされないという保証はどこにもない」
(池田SGI会長のこれからに) 「期待しています」

この二度の語らいは、翌1976年8月に 対談集「人間革命と人間の条件」として結実した。
マルロー氏は、この出版から3ヶ月後に死去した。
その後、夫人からは その後、氏の原稿や画集、遺品などが折に触れて届けられた。
マルローの夫人は語っている。
「日本人で マルローと対談した人は 本当に限られた人だけでした。
池田会長は、マルローの尊い友人です」

○所感.

読んで、深い感動と歓喜とが生れた。SGI会長とアンドレ・マルロー氏の偉大さはもとより 聖教新聞社の記者の表現力にも感服した。読み応えのある記事だった。
傑出した人物を知る機会の場としての聖教新聞に感謝しつつ、新聞社に働く 様々な人たちにも深く感謝し、御礼を申し上げたい。

○アンドレ・マルローの履歴.

フランスの作家、美術評論家。
1901年11月、パリに生まれる。
21歳でフランス領のインドシナに渡るが、母国が行う植民地政策に疑問を感じて独立運動を支援する。
その後、中国でも革命運動の動乱を目の当たりにし、それらの経験を基に 「征服者」「王道」などを執筆した。
特に 中国革命を舞台にした「人間の条件」では「ゴンクール賞」を受賞。
また、スペイン内戦や第二次世界大戦下でのレジスタンス活動を通じて、「希望」「アルテンブルグの胡桃の木」を出版、“行動する作家”として 不動の評価を得た。
戦後は ドゴール大統領のもとで 情報相、文化相を歴任。
1976年11月 死去。

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by sokanomori3 | 2014-02-27 00:06 | 聖教新聞 | Comments(0)


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