人生の終わり方


☆四条金吾の眷属の人生.

死を間近に感じてから、亡くなるまでの日々。
人生の最後に何をし、何を残すべきか。
聖教新聞(7月20日)に興味深いタイトルを見た。
「父が選んだ人生のしまい方」というもの。興味深く拝した。
97歳で亡くなった壮年部員の人生が描かれた記事でした。
主要な内容を抜粋し所感を述べます。

1961年、池田会長との面談があった。
当時の手記に「心が広くて深い人になってくださいと、対話してくださいました」と書かれている。この出会いが、強い信心に向かわせた。
石橋恍敏(いしばし たけとし)さん。人情に厚い庶民肌。
55歳で町会議員に請われて3期務めた。

65歳の時、大量の血を吐いた。癌が全身に転移し手術できない。
薬剤師という立場。余命2カ月の重みは誰より理解していただろう。
御本尊の前で背筋を伸ばし「ただ今から、仏と魔との戦いを始めます」と血痰を吐きながら幾日も唱題した。
ティッシュペーパーを1日に20箱も使った。
息子は語る。「仏法を分かった気になっていたと、父は畳に頭をこすりつけて御本尊に詫びていました」
病む体をおして仏法対話に歩いた。
震える手で折伏の手紙を出した。
便箋3枚を書くのに5日かかった。
血とし、肉としたのは日蓮大聖人の魂だった。

2年後の11月、余命宣告した医師がカルテに「陰影は自然消滅」と書いた。
題目で掴んだ体験が友に光を与えていく。
それは信心をした者のみが知る醍醐味であろう。「このやまひは仏の御はからひか」(1480)を実感しながら、信心のすさまじさを語り歩いた。
方法論にとらわれた友に、「なんで御本尊に任せんのかね」と。
試練が襲いかかるたび「全てに勝利できる」との巌の如き信が際立った。
70代の交通事故。80代の脳梗塞と前立腺がん。
手記には「たとえ死ぬとしても、御本尊の前で死ねれば本望だ」とも。
その覚悟でつないだ命。

90代 に入ると死を間近に感じる。
これまでの歩みの確かさを噛みしめる。
親指と人差し指を近づけて、「信心がちょっとだけ分かってきた」「ようやく仏法の入り口に来たような気がする」と。
いつか訪れる旅立ちを前に、祖父として何を残すか。
その問いは、残りの人生をどう生きていくかということでもある。
肝に銘じた言葉がある。
「私は炭鉱病院の薬剤師として働いていると申し上げました。
すると池田先生は、“四条金吾の眷属と思って多くの人を救っていくことです。転職と思って、一生やり通してください”と言われて・・」(手記より)
池田先生と面談した日の記憶は人生の支えになり、力になった。
職場柄の通勤は体力を消耗させた。
師匠との約束を黙々と果たし抜く。
それが自ら選んだ人生のしまい方だった。

3年前の夏、慢性呼吸不全と肺炎とで入退院を繰り返した。
車椅子で動き、酸素ボンベに呼吸を頼った。
日々に体力が奪われ、「これが老衰というのだろう」とつぶやいた。
石橋さんが幕を引いたのは一昨年の1月23日。
看護師が夕食を下げに来たとき、石橋さんはベッドを起こしたまま穏やかに息を引きとっていた。あれから2年半。家族は石橋さんの言葉を思い出す。
「死ぬ時の宝は、題目しかないからな」.



仏法に生き、仏法に死んだ97年の人生の物語・・私もいずれ死にます。その死は、この創価の大先輩のごとき死でありたいと思います。
記事を読みながら、私の父の言葉が聞こえてきました。
「広幸、わしは死ぬことなんか、ちっとも怖くないぞ」
「お母ちゃんを頼むな。お母ちゃんを助けてやってくれ」
父の言葉は、今も耳にはっきりと残っているのです。
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by sokanomori3 | 2016-07-25 05:41 | 体験談 | Comments(7)
Commented by 千早 at 2016-07-25 07:21 x
すごい体験、すごい人生ですね。
ある人の病気の事で私は病気と信心の事を心配して悩んでいますが、この方の記事について、その方に話を聞いて信心を教えてもらったらいいなと思いました。
(意味わからない文章ですみません)
人生って何度も試練がやってくる。
でも、何があっても信心ですね。
何があっても唱題折伏、御書を拝しながら、1ミリでも2ミリでも前へ進んでいきたいです。
そうしたら、私の人生どんな風になっていくか、実験です。
Commented at 2016-07-25 08:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori3 at 2016-07-25 22:22
千早さん、こんばんわ。
>私の人生どんな風になっていくか、実験です。
お互いが実験ですね。
幸せになるか、不幸になるか。
仏法は勝負ですから。
でも、千早さんの人生は、今日の今日までは勝利ですよ。
私もね、十分すぎる勝利です。
でも、死ぬまで仏道修行です。
お互いに一歩一歩前進です。^^
★菊川広幸
Commented by sokanomori3 at 2016-07-25 22:23
非公開さん、拝見しました。
が、やっぱし、理解不能。(^^:
その世界は、本当になんのことやら。
★菊川広幸
Commented at 2016-07-26 14:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori3 at 2016-07-26 22:05
非公開さん、細切れでどこをどう読んだらいいのかすら分かりません。他の人にお願いしてください。
私にはさっぱり分かりませんから。
★菊川広幸
Commented at 2016-07-26 23:49
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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