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精神病を理解する


☆精神病を理解したプロセス.

統合失調症を克服したカメさんからのメール写真を添付します。

精神病を理解する_b0312424_20101594.jpg<写真解説>
一応今でも薬は飲んでいますが副作用に負けず頑張っています(^^♪
と記されたメールの写真です。



私は精神疾患、うつ病すらよく理解できないでいました。
それが統合失調症となると、さらに分からないのです。
カメさんの体験を語る前に、まず、私の体験からお話します。

精神科病院 とはどういう病院なのでしょうか。
昔は精神病院と言われていました。名称が変わったのは平成18年6月です。
その改定の理由は「精神病院という用語には精神病者を収容する施設というイメージが残っていて、このことが国民の正しい理解の深化や患者の自発的な受信の妨げとなっている」という理由からだそうです。
かくいう私は、幼少期、精神障害(統合失調症やうつ病)の知り合いはいませんでした。その私が精神病の人を見たのは26歳前後の時です。
社会人になってしばらくして、精神科病院を仕事で訪れたのです。
(以下、当時の話なので精神病院と呼びます)
当時、私は何の知識もなく精神病院の建物に入りました。
そこは老人ホームのような感じでしたが若い人もいました。
鍵のついたドアをいくつか通ると、目つきがおかしい男性がいました。
普通ではないのです。重い症状のようでした。
さらに奥に進むと鉄格子の檻のような部屋がありました。
私が見た風景はそれだけです。

うつ病の人 を実際に知ったのはそれから20年近く経ってからです。
私が42歳のときだったと思います。
その知人は家を建て、子供のいる家族のご主人でした。
優秀な大学を出て仕事をされていましたが、うつ病で退職を余儀なくされ、転職しましたがやはり続かず休職していました。
知人は失業保険が切れるまでに就職しなければならず悩んでいました。
奥さんは家計をまかなうためにパートをしていました。
親密な付き合いはなかったのですが、私は年賀状を出していました。
1月の初旬、ハガキが送られてきて、その知人が亡くなられたと知りました。
知り合いから遠回しに聞くと自殺でした。ビックリしました。
その後、職場にうつ病の社員がいて休職しました。
とにかく「ガンバレ」と言ってはならないと教えられ、腫物にでも触るように優しくするだけに終始しました。「仮病ではないのか」とも思っていました。
見た目は普通です。だのに病気だという・・

理解できない 人たちだった精神病の人々・・
その人たちがどのような苦悩を感じているのか。
そのことを知ったのはこの3年ほどの間、直近のことです。
それまでは接触はあったものの理解をしようとしなかった。別世界の人たち、理解できない人たちと思っていました。
その世界を痛烈に教えてくれた人がいるのです。
一人は千早さん、もう一人がカメさんでした。
千早さんは「うごけん病」という病気、カメさんは「統合失調症」でした。
うごけん病というのは千早さんが付けた名称で、実際は「気分変調症」と呼ばれる病気。名前からは大変そうなイメージはありません。
「動けない病気って なんだろう?」と最初は思っていました。
ともかく気持ちが重くなり動けなくなるのです。
同じころ、カメさんの悩みに接しました。「幻聴を聞く」とのこと。
私は困惑しました。なぜなら雲を掴むような話だからです。
励まそうにも励ませないもどかしさ・・
当時のカメさんの記事が<別館>にあります。
その記事は、→ここをクリック!

当時の私は、統合失調症と聞いてもさっぱり分かりませんでした。
まして、千早さんが病気とも感じていませんでした。
次の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2016-08-21 20:18 | 体験談 | Comments(3)
Commented by kaisen at 2016-08-22 21:45 x
私もうつ病の部員さんがいます。
いつも家庭訪問をするのですが、信心と病気の関係などについてどう言葉をかけて良いか悩んでいました。

そうしたら私もうつ病になってしまいました。
本当に苦しいです、自分をダメな人間と思い自殺したい衝動に常にかられます。

菊川様の知人の気持ちが良くわかります。

幸い良い医者に巡り合うことができたので、少しずつ焦らずに病に向き合っていきたいです。

Commented by sokanomori3 at 2016-08-22 22:37
kaisenさん、こんばんわ。
あなたは素晴らしい人です。
病気がそのように思わせるのでしょうね。
これも、今生のあなた様の使命ですよ。
数多くのうつ病の人たちに同苦し、救済する使命があるのです。
離婚も職場での苦労も全部です。
今まで乗り越えてこられたではありませんか。
一歩一歩焦らず進みましょうね。
★菊川広幸
Commented by kaisen at 2016-08-23 00:07 x
菊川様
コメントありがとうございます。

そうですね、これも私の使命として一歩一歩進んで行きます。
自ら御本尊にこのような病や境遇を願い生まれたのですから。


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