経王殿御返事(2017年3月度座談会御書)


☆日蓮大聖人の魂の本尊.

御書全集の経王殿御返事の写真を以下に添付します。
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経王殿御返事(きょうおうどのごへんじ)
3月度大白蓮華(だいびゃくれんげ)に掲載されている経王殿御返事(1124ページ)のひらがな文、漢字文を示し、背景と大意を述べます。

○ひらがな文.

ただし ごしんじんに よるべし
つるぎなんども すすまざる人の ためには もちいる ことなし
ほけきょうの つるぎは しんじんの けなげなるひとこそ もちいる ことなれ
おにに かなぼう たるべし
にちれんが たましいを すみに そめながして かきて そうろうぞ しんじさせ たまえ
ほとけの みこころは ほけきょう なり
にちれんが たましいは なんみょうほうれんげきょうに すぎたるは なし.

○漢字文.

但し 御信心に よるべし
つるぎなんども すすまざる人の ためには 用る 事なし
法華経の 剣は 信心の けなげなる 人こそ 用る 事なれ
鬼に かなぼう たるべし
日蓮が たましひを すみに そめながして かきて 候ぞ 信じさせ 給へ
仏の 御意は 法華経 なり
日蓮が たましひは 南無妙法蓮華経に すぎたるは なし.


○背景と大意.

文永10年(1273年)8月15日、日蓮大聖人が52歳の御時、佐渡から四条金吾に与えられた御書。金吾の子である経王御前の病気平癒の祈念を願ったことに対する返事です。
四条金吾に与えられた御本尊は、正法・像法二千年の間、未曽有の大曼荼羅であり、大聖人が全生命を注いで図顕したものであることが述べられ、この御本尊を強盛に信じるならば、いかなる願いでも必ず満足して幸福になれることをご指南されている御書です。

今月の御書の御文の前に、次の有名な御指南があります。

また この まんだら よくよく しんぜさせ たまうべし
なんみょうほうれんげきょうは ししくの ごとし いかなる やまい さわりを なすべきや
きしもじん じゅうらせつにょ ほけきょうの だいもくを たもつものを しゅご すべしと みえたり
さいわいは あいぜんの ごとく ふくは びしゃもんの ごとく なるべし.

此の 曼荼羅 能く能く 信ぜさせ 給うべし
南無妙法蓮華経は 師子吼の 如し
いかなる 病 さはりを なすべきや
鬼子母神 十羅刹女 法華経の 題目を 持つものを 守護 すべしと 見えたり
さいはいは 愛染の 如く 福は 毘沙門の 如く なるべし.


本抄では、「日蓮が魂を墨に染め流して書いた御本尊です。鬼に金棒となるのです」「この御本尊を深く信じなさい。南無妙法蓮華経は師子吼である。いかなる病も乗り越えられるし、大福運を得られるのです」(趣意)と述べられています。
閻浮提第一(世界一)の力ある御本尊であるとの確信を持てるかどうか・・
御本尊を日蓮代大聖人の魂と確信できるかどうかが問われるのです。

○所感.

有名な御書であり、私自身、過去に何度拝したことでしょう。
10回、20回ではありません。きっと50回は開いた御書です。
苦難に直面し、悲しみに沈み、突破口が見つからない・・
その時々に御書を開き、凝視し、魂に染めてきました。

大聖人は御本尊の功力について、1.病魔に犯されない、2.諸天善神が守護する、3.福運が増して幸福になる、4.恐れの心、不安がなくなる、5.今世のみならず来世も善所となると仰せです。
大白蓮華50ページには「病」とは体の病気のことだけでなくあらゆる苦しみや悩みとも考えられますと記されており、そのように私も受け止めてきました。
一切の障害を乗り越えて行ける信心なのです。

池田先生は、大白蓮華3月号巻頭言に次のように述べられております。

法華経に説かれる「現世安穏」とは、苦難のないことではない。
どんな苦難にも負けない境地である。
御書に「大難にあうことをもって成仏が決定(けつじょう)する。
これこそ、真に現世において安穏である」(825)と仰せである。
使命を担い立つ人生に試練は避けられない。


不詳の私としても、何度難に遭い、何度宿業に泣いたことでしょう。
そのたびに御本尊への祈りで乗り越えてきたし、そのたびに命が磨かれ鍛えられました。
30代までの私と今の私とでは、強さ、幸せの度合いは1万倍も違います。
苦労や苦難から逃げていては成長はありません。
御本尊根本で立ち向かう中で強くなれるし幸せになれるのです。
私は確かに、この御書の通り、「1.病魔に犯されない、2.諸天善神が守護する、3.福運が増して幸福になる、4.恐れの心、不安がなくなる」の功徳を頂きました。
ですから「5.今世のみならず来世も善所」も確信できます。

経王殿御返事のひらがな漢字口語文のURLを以下に示します。
短い御書ですので、全文を拝されるとよいかと存じます。
http://hiraganagosho.web.fc2.com/b1124

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by sokanomori3 | 2017-02-25 06:43 | 座談会御書 | Comments(15)
Commented at 2017-02-25 19:40
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2017-02-25 22:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori3 at 2017-02-26 06:26
非公開さん、ありがとうございます!
★菊川広幸
Commented by sokanomori3 at 2017-02-26 06:32
体調が悪くなった非公開さん、おはようございます。
体が急激に冷えたりすると適応できず体調が崩れるのでしょうか。
あんなにも元気にされていたのに・・
魔という部分もあるけど、良くとらえれば防御反応かも。
人生には山も谷も元気も病気もある。
がんばり続けることはできません。
2月闘争とはいえ、休むときは休む。
頑張らないことも大事ですよ。
何もかも忘れて、お風呂にゆっくりつかり、暖かいものを食べてリラックスしましょう。
★菊川広幸
Commented at 2017-02-26 13:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by しんいち at 2017-03-12 01:43 x
マニアックな質問で恐縮ですが、経王御前の病について何か詳細は分かりますか?
どの資料を探しても詳しい症状とか病名などは不明の様ですが。
Commented by sokanomori3 at 2017-03-12 06:40
申し訳ありません。存じ上げません。
★菊川広幸
Commented by sokanomori3 at 2017-03-13 06:01
この御書(経王殿御返事)だけを読むと、お子さんが病気になって困ってるというだけの御書なのですが、一つの経王御前御書に目を通して、四条金吾と日眼女夫妻のお子さんの話だとすると、とんでもない事態だったんですよね。
他の御書で、病気の門下がいると、鎌倉に四条金吾という名医がいるので診てもらいなさい。と紹介されるような医師なのに、その医師の子供が病気になって、当の親には治せない状態。という話を、昔、初めて講義で聞いたときは、「そういうことだったのか!」と全身寒気がしました。
戸田先生が、「医者にかかって治るものは医者にかかれば早く治る。医者が見放したら、もうこっちのものだ。もう御本尊しかない、と決めたときから治り始めるんです」と言いますが、まさにそんな状況だったんですね。

三障四魔の1つである病魔が、病気の原因としては(学会員には)有名ですが、ちょっとネットを調べてみたら、
創価の森の小さな家ブログの、2010-08-21 23:58の記事がヒットして、とても詳しく色々なことが書いてあって、大変勉強になりました。
ありがとうございました。
Commented by sokanomori3 at 2017-03-13 06:04
上記のコメントは、永遠の凡夫さんのコメントです。
コメント、ありがとうございました。
★菊川広幸
Commented at 2017-03-14 20:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 匿名@板橋区 at 2017-03-14 20:54 x
かつては“四条金吾のお子さん”とされてきました(私自身何十回とそう講義してきました)が、現在ではそう断定できないそうです。
聖教でも大白でも「門下」としか書かれていません。
聖教に電話して訊きましたが…
御真蹟も無く、四条家との繋がりも確認できない。
9割方違うだろうとのことでした。
(もちろん四条家でないことの証明もできないけれど)
ちなみに、月満ちゃんははっきり記述があるので四条家で確かです。
Commented by sokanomori3 at 2017-03-14 21:12
非公開さん、こんばんわ。

経済苦を乗り越えられ、お子様も立派になられているとのこと。

>でも信心だけは死ぬ間際まで精進と報恩感謝で進もうと思っています。

悔いなく生き切る。最後まで勝つ。
私も目標としています。
お互いに大勝利の人生、歩みたいですね。
私も死ぬ間際まで報恩の歩みをしたいです!
★菊川広幸
Commented by sokanomori3 at 2017-03-14 21:13
匿名さん、情報ありがとうございます。
そういうことであれば詳細は不明でしょうね。
それにしても力強い素晴らしい御書ですよね。^^
勇気と希望を得るために拝し続けたいと思っています。
★菊川広幸
Commented at 2017-03-20 02:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori3 at 2017-03-20 06:09
確信を持ちたい非公開さんのコメント。

>次の日になると、また普通の感覚に戻ってしまいました。

信心は継続が大事なのです。
数日、あるいは1周南、1ヵ月という単位で、深く大きな確信は得られません。仏道修行と言われるように「修行」なのです。
長く運動していない人は全力疾走できませんね。
最初は意識と体がばらばらで、しっくりきません。
でも数か月トレーニングしていくと、確かな走りができる。
御本尊の確信も同じです。
確信が強く揺るぎないものになれば、功徳がしっかり得られます。
焦らないことです。
1日30分とか決めて、唱題を継続することです。
疲れて集中できないこともあるし、足が痛くて気が散る時もあるでしょうし、雑念が湧くこともありますが、やがてしっかり祈れるようになるのです。
それと、教学です。教学は祈りを深く強くしてくれる。
私も昔は祈りに確信を持てませんでした。
今を100%とすると昔は5%ぐらいでした。
信仰と共に幾多の悩みを乗り越えてきて、今は「絶対」の確信が持てています。
非公開さん、頑張って!
★菊川広幸


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