冬を得て爛漫と咲く桜かな


☆法華経の行者は冬のごとし.


名字の言に、作家・吉川英治の言葉が記されていた。
以下に、その記事を抜粋して所感を述べます。

作家の吉川英治氏が、ある裕福な青年に語ったことがある。
「君は不幸だ。早くから美しいものを見過ぎ、美味しいものを食べ過ぎていることは、こんな不幸なことはない。喜びを喜びとして感じる感受性が薄れていくという云うことは、青年として気の毒なことだ」(吉川英治と私・講談社)
池田先生は、この言葉を紹介しつつ“恵まれ過ぎは不幸”“青春時代の労苦こそ宝”と、若き友に語った。(聖教新聞2017年4月5日)・・

「恵まれ過ぎることが幸福を味わう能力を奪う」との意味か
吉川英治の手が肉体労働者の手だったことは有名である。
人一倍、苦労した吉川氏ゆえに、数々の名作を残せた。
若き日に、夢中になって読んだ「新書・太閤記」。
sokanomori.exblog.jp/10508302
そこに描かれた秀吉の青春に、私は憧れた。

私は地方の田舎に生まれ育った
小学校1年生で小児結核を患い、長期の自宅療養となった。
私が病を克服したのは小学校4年生であり、勉強も運動も遅れて劣等生として過ごした。
通信簿は5段階評価のオール3で、4は1つか2つ、中に2があった。
この幼少期の生活から、私の基礎的能力は低くなった。

中学2年の夏、初めて勉強らしい勉強をして通信簿が一変した。
高校は何とか普通のレベルに行けた。けれど、勉強はしなかった。
こうして私の大学受験は失敗した。

私の人生は、いつも“中の下”でしかなかった
顔も身長も、声もスタイルも秀出たものはなかった。
劣っている自分、役に立たない自分、何をしていいか分からない自分が嫌いで仕方ない。
永遠に健全な人間になれないのではないか、という不安に恐れおののいた。
夢もなく、希望もなく、劣等の自分が情けなくてたまらなかった。
そのどん底で、私は池田先生にお会いした。
sokafree.exblog.jp/26764621

19歳の私は、出口のない息の詰まるトンネルを歩いていた
先生に顔向けできない自分。しかし、周囲は輝いている・・
やがて私は志望校でない大学を卒業して、安月給で働いた。
26歳で結婚。またたく間に家庭は崩壊した。
27歳。私は拒食症と不眠症でふさぎ込んだ。
sokanomori.exblog.jp/15414508

私の人生は27年間、まったく思い通りにいかなかった
私が、普通に歩めるようになったのは27歳以降である。
さらに言えば、本当に美しい人生を発見したのは42歳のときである。
辛酸を舐め、苦悶した40年の歳月によって、確かに私は美しいものを美しく見ることができ、美味しいものを美味しく食べられる人間になれたと思う。
sokamori2.exblog.jp/i34

読者の皆さまに申し上げたいのは、不幸も孤独も、惨めな人生も、幸せを掴むための材料になるということなのです。信心によって幸福に変えられるということなのです。
ありのままの自分で、そのままで幸せになれる。
即身成仏とは、あなたがあなたのままで仏になるということ。
天涯孤独であろうとも、重い障害を持とうとも、私たちは仏になることができる。
仏は、地獄の中でも幸福を得られるのです。

以下に、寿量品の有名な一節を示し、結びといたします。

だいかしょうしょうじ がしどあんのん てんにんじょうじゅうまん おんりんしょうどうかく しゅじゅほうしょうごん ほうじゅたけか しゅじょうしょゆうらく.

大火所燒時 我此土安隱 天人常充滿 園林諸堂閣 種種寶莊嚴 
寶樹多花菓 衆生所遊樂.


譬え業火焼かれているような状態ですら、信心があれば安穏です。
その境涯を掴まなければならない。
そのための信心であり修行です。



追記:苦労し、辛酸を舐める体験がないと広宣流布はできない。
地涌の菩薩の使命を果たすために苦難はある。
そんなふうに思う今日この頃です。

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by sokanomori3 | 2017-04-09 09:50 | 体験談 | Comments(5)
Commented by 千早 at 2017-04-10 12:31 x
> だいかしょうしょうじ がしどあんのん てんにんじょうじゅうまん おんりんしょうどうかく しゅじゅほうしょうごん ほうじゅたけか しゅじょうしょゆうらく.
> 譬え業火焼かれているような状態ですら、信心があれば安穏です。
そういう意味なんですねえ。
そうなんだ… ふうん…
本当に実感できたらスゴイけど、怖いなあ、でも題目をあげきったら生命力がそんなに湧くものなのかなあ。
生命力があるってスゴイことなんだなあ。
病気でなく健康とかいうのと生命力があるというのは別ですよね?
生命力が大切なんですね。
Commented by sokanomori3 at 2017-04-10 20:35
千早さん、こんばんわ。
「大火所燒時 我此土安穩 天人常充満 園林諸堂閣 種種宝荘厳 宝樹多華果 衆生所遊楽(たいかしょうしょうじ がしどあんのん てんにんじょうじゅうまん おんりんしょどうかく しゅじゅほうしょうごん ほうじゅたけか しゅじょうしょゆうらく)」・・

まるで炎に焼かれているような地獄、すなわち例えば倒産しそうな会社であっても、喜びの人々に囲まれ(学会家族)、家や庭は種々に荘厳され、木や草には沢山の花が付く。そして楽しく生活できる・・

私の体験は、あの窓際族の中で家を建て、学会同志に囲まれて幸せに暮らしたとき、この御文が「まさに、その通りだ!」という生活になったのです。

千早さんも同じですよ。
あなたの治療院は本当にピカピカで、お母様のセンスで治療室が荘厳されているのですから。
千早さんは、信心されて親戚に治療院を作ってもらった。
その後、新築されて、世界一素晴らしい治療院になった。
そして、千早さんの周囲には親しい友人も沢山いる。

この御文はその功徳、その実証でもあるのですよ。
すでに千早さんの生活がそうなっているのです。
>本当に実感できたらスゴイけど、怖いなあ・・
ですから怖くないです。^^
★菊川広幸
Commented by sokanomori3 at 2017-04-10 20:40
昨日、ひらがな御書の作成で次のような御文ありました。

たとえば やいとを して やまいを いやし
はりたてにて ひとを なおすが ごとし
とうじは なげくとも のちは よろこび なり

譬へば灸治をしてやまいをいやし
針治にて人をなをすがごとし
当時はなげくとも後は悦びなり
(1464上野殿御返事)

大聖人の時代にも、針灸の治療があったとの御文です。
千早さんの治療で病が治る・・
あゝ、素晴らしい職業だ!って感動しつつ拝しました。
★菊川広幸
Commented by 千早 at 2017-04-11 05:51 x
御書に鍼灸の事が出てくるのは嬉しいなと思います(^^)
業火はでもやっぱり怖いです。
小さな業火ならまだしも大きな業火、怖いです。
でも、でも、それさえもお題目をあげて生命力を出していけばのりこえられるんですね…
またこれを思い出しました。昔聞いた中等部葬の話し。
骨肉腫で両足を切断されて死を待つばかりの中学生の男の子。
題目をあげたら足がはえてくるんだ、絶対に死なないんだと大確信の励ましに、病院で誰がやめろと行っても毎日10時間お題目を大きな声であげ続けた。
痛いから、死ぬのが怖いから、一生懸命あげ続けた。
その子は言った、どんな薬よりもよく効く痛くなくなったよ!2ヶ月間題目あげ続けてやっとわかったよ、足がはえてくるっていうのはいいったん死んできれいな体になってうまれて来る事なんだね。死なないって死布が怖くなくなるってことなんだね。
家族に何もしてあげられないけど、この信心はすごいよ!僕は死ぬのに、それが怖くないどころか自分の事よりお父さんお母さんの幸せを思うよ。すごいよこの信心は。だからやってくださいと家族を折伏して亡くなって中学生だけの中等部葬。一度でいいから参加したかった中等部の会合、葬儀でみんなで学会歌に決意発表。すばらしいお葬式だったそう。
やっぱりお題目ってすごいですね。
Commented by sokanomori3 at 2017-04-11 06:28
千早さん、おはようございます。
お題目を唱え抜いて亡くなったのですね。
中学生なのに、毎日10時間・・
人生は自分自身の人生に納得できるかどうかが幸・不幸の分かれ道。
この方は、納得できたんだと思う。
お父さんもお母さんも、葬儀参加者も、全員が納得できたと思う。
素晴らしい体験のご紹介、ありがとうございました。
★菊川広幸


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