カテゴリ:ひらがな御書に学ぶ( 19 )

華果成就御書(はなみじょうじゅごしょ)


☆良い弟子と悪しき弟子.

投稿してから気がついたのです。
211番目の華果成就御書(はなみじょうじゅごしょ)・・
「うん?あれ? 今日は2月11日だって、あらら」
そうです。2月11日に211番目の御書が投稿されたのです。(笑い)
http://hiraganagosho.web.fc2.com/b900.html

「はなみ」すなわち「花と木の実」の関係に譬え、師弟の重要性を説いた御書なのです。
華果は「はなみ」とも「けか」とも読みます。
本当は「けかじょうじゅごしょ」と読む。
「けか」だと分かりにくいので「はなみ」を採用しました。

この御書に、次の御文があるのです。

よき 弟子を もつ ときんば 師弟 仏果に いたり
あしき 弟子を たくはひぬれば 師弟 地獄に をつと いへり
師弟 相違せば なに事も 成 べからず.


(よき でしを もつ ときんば してい ぶっかに いたり
 あしき でしを たくわいぬれば してい じごくに おつと いえり
 してい いはいせば なにごとも なす べからず)


良い弟子を持つならば、その師弟は共に仏の果報に至る。
悪い弟子に蓄えるならば、その師弟は共に地獄に堕ちる。
もし、師弟の行いが異なるなら何事も成就しない・・
これは、会社の上下関係もそうだし、夫婦、親子も同じですね。
これは逆もまたしかりで、悪師は言わずもがな、です。
恐いお話ですが、間違いない法則です。

師も弟子も、夫も妻も、親も子も、どんな立場であっても良い人であることが大事。
人を不幸になんかしたくないし、人を幸福にしたいですから。
我ならびに我に連なる人たちを美しく、善なるものへ導く・・
それが日蓮大聖人の仏法なんですね。

一切は原因と結果です。知っていようと知らなくとも。
人間革命しかありません。自らが良き人になるしかない。
ムズカシイのは好きでも悪だったり、嫌いでも善だったりすること。
食事と同じで好き嫌いの判断は損をします。
選択の基準は、善・利・美の順がよいです。
良き人なり、良き人生にしましょう。

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by sokanomori3 | 2017-02-11 20:12 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(0)

転重軽受法門(てんじゅうきょうじゅほうもん)


☆転重軽受法門に学ぶ.
(てんじゅうきょうじゅほうもんに まなぶ)

本抄は、竜の口法難の後、相模の依智(えち)にご在住の時の御書です。
涅槃経の転重軽受の法門を述べられています。
転重軽受とは、過去世の謗法によって未来に受けるべき重罪すら、法華経をたもつことによって今生で軽く受けて消滅させることをいいます。
以下に、冒頭文のひらがな文、漢字文を示し所感を述べます。

ねはんぎょうに てんじゅうきょうじゅと もうす ほうもん あり.
せんごうの おもき こんじょうに つきずして みらいに じごくの くを うくべきが
こんじょうに かかる じゅうくに あい そうらえば
じごくの くるしみ ぱっと きえて しに そうらえば
にんてん さんじょう いちじょうの やくを うることの そうろう
ふきょうぼさつの あっくめり せられ
じょうもくがりゃくを かおるも ゆえなきには あらず

涅槃経に 転重軽受と 申す 法門 あり
先業の 重き 今生に つきずして 未来に 地獄の 苦を 受くべきが
今生に かかる 重苦に 値い 候へば
地獄の 苦み ぱつと きへて 死に 候へば
人天 三乗 一乗の 益を うる事の 候
不軽菩薩の 悪口罵詈 せられ
杖木瓦礫を かほるも ゆへなきには あらず.


「今世に受ける重い苦しみは、信心をたもつ者においては軽く受けているのである。不軽菩薩が悪口罵詈され杖で叩かれ、石を投げられたことも同じ」
「来世にも渡る重い宿業も、ぱっと消える」
何というありがたい仏法でしょうか。

大聖人は死罪に及びながらも生き抜かれ、流罪も赦免されました。
あらゆる困難を乗り越えられ、微塵も敗北をされなかった。
何ゆえに。法華経の行者ゆえに。御本仏故に。

その大聖人の弟子の私たちは、師匠と不二ですから、やはり転重軽受することができる。そう信じれるなら愚痴は無くなる。感謝に変わる。
私は離婚の時、「このまま死んでもいいや」と思いながら力の限り祈りました。
御本尊に祈って、祈り抜いてそれで死んだら本望だとも思った。
あの27歳の時の100万遍から30年が経過しようとしています。
当時は苦しく長かった苦悩は、今から振り返れば半年でしかありません。
確かに「地獄の 苦み ぱつと消え」たのです。
私の体験は、→ここをクリック!

その100万遍以降、私の生活は一変しました。
1000万遍唱題を超え、私はあらゆる難を乗り越えることができました。
変毒為薬した。転重軽受した。今、功徳ばかりの人生です。
1000万遍記事は、→ここをクリック!



ひらがな御書の転重軽受法門を以下に示します。
ひらがな文は、→ここをクリック!
交互文は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2017-01-28 07:30 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(0)

大師講御書(だいしこうごしょ)


☆死罪を覚悟されていた大聖人.


金吾殿御返事。別名、大師講御書(だいしこうごしょ)
この御書の「金吾殿」は、四条金吾ではありません。

下総の国(千葉県)の大田金吾です。大田金吾とは、大田五郎左衛門尉乗明(じょうみょう)。略して大田乗明のことをいいます。
富山県に所領があり、裕福でした。鎌倉幕府の役人で、富木常忍に折伏され、天台真言を捨てて大聖人の門下となり外護の任に当たりました。大聖人から沢山の御書を頂き、その主なものは三大秘法抄、転重軽受法門、大田許御書等があります。

本抄は、大聖人が49歳の時のもので、竜の口法難の前年の御書です。
大聖人は次のように本抄で述べられています。
(先に漢字文、後に平仮名文を示す)

法華経の ゆへに 流罪に 及びぬ
今 死罪に 行われぬ こそ 本意 ならず 候へ
あわれ さる事の 出来し 候へかしと こそ はげみ 候いて
方方に 強言を かきて 挙げをき 候なり
すでに 年 五十に 及びぬ 余命 いくばく ならず
いたづらに 曠野に すてん 身を
同じくは 一乗 法華の かたに なげて
雪山童子 薬王菩薩の 跡を おひ
仙予 有徳の 名を 後代に 留めて
法華 涅槃経に 説き 入れられ まいらせんと 願う ところなり
.

ほけきょうの ゆえに るざいに およびぬ
いま しざいに おこなわれぬ こそ ほんい ならず そうらえ
あわれ さることの しゅったいし そうらえかしとこそ はげみ そうらいて
かたがたに ごうげんを かきて あげおき そうろうなり
すでに とし 50に およびぬ よめい いくばく ならず
いたずらに こうやに すてん みを
おなじくは いちじょう ほっけの かたに なげて
せっせんどうじ やくおうぼさつの あとを おい
せんよ うとくの なを こうだいに とどめて
ほっけ ねはんぎょうに とき いれられ まいらせんと ねがう ところなり.

趣意をかみ砕いて以下に述べたいと思います。

過去、私は流罪に及んだが、まだ死罪になっていない。これは本意でない。
死罪を願い、強く強言(ごうげん)の書を提出してきた。
私はすでに年齢が50歳になる。余命はわずかである。
法華経にこの身を捧げ、雪山童子や薬王菩薩の如く、仙予や有徳の如く、後代に名を留めたいと願っているのです
」・・

大聖人は死罪すら望んでいらっしゃったと拝せられます。
竜の口、佐渡流罪は、もとより願ってのこと・・

雪山童子 とは不惜身命(命を惜しまない)の求道の菩薩。
薬王菩薩 とは良薬を衆生に施して心身の病苦を治す民衆救済の菩薩。
仙予(せんよ)とは、釈尊の過去世の修行の姿で大王でした。
大乗経典を誹謗するバラモンを500人殺し、その因縁によって地獄に堕ちず、殺されたバラモンも悔いて後に救われたといいます。
有徳(うとく)とは有徳王のことで、同じく釈尊の過去の姿。
正法を受けたもつ有徳比丘が悪僧に襲われたとき、武器を執って戦い有徳比丘を守りました。このとき、有徳王は全身に傷を受け死が迫りました。
有徳比丘は「是れ正法を護る者なり。当来の世に身、当に無量の宝器となるべし」と褒め称え、大いに歓喜して死んそうです。その後、有徳はアシュク仏国に生れ、仏の筆頭の弟子となった。仏典は、有徳(有徳王)のごとく、身命を捨てて正法を守護しなければならないと説いています。

大聖人は、雪山童子、薬王菩薩、仙予、有徳の如く、命を捨てる御覚悟であられた。だから大聖人は竜の口で「これほどの幸せはない」と喜ばれたのでしょう。

この御書を頂いた大田乗明は何を感じたのでしょうか。
大聖人が竜の口、佐渡流罪となったとき、大田乗明は何を思ったでしょうか。
身ぶるいしながら拝したのではないかと思うのです。
御書は読めども読めども、新しい発見が続きます。
心から「ひらがな御書」の作業に感謝です。

大師講御書の平仮名文は、→ここをクリック!
ひらがな漢字交互文は、→ここをクリック!



日蓮大聖人は、伊豆流罪、佐渡流罪に続き、さらに三度目の流罪になるなら「百千万億倍のさいわい」と述べられています。
その記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2017-01-14 07:56 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(0)

必ず仏になれる


☆南条殿御返事1573.

174番目のひらがな御書を投稿しました。
御書の後半部が欠損しているため全体の文意は不詳の御書です。
その御書は、→ここをクリック!
以下に、その御書の御文を示します。

むいちふじょうぶつと もうして
なんみょうほうれんげきょうを ただ いちど もうせる ひと
ひとりとして ほとけに ならざるは なしと とかせ たまいて そうろう.

無一不成仏と 申して.
南無妙法蓮華経を 只 一度 申せる 人
一人として 仏に ならざるは なしと とかせ 給いて 候.


成仏しないひとは一人もいない。
南無妙法蓮華経とただ一度唱えた人は全て仏になれる。
仏とは勝利者である。大幸福者である。

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by sokanomori3 | 2016-09-20 06:48 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(2)

仏になる信心


☆必ず幸せになれる信心.

171編目、上野殿御返事(1564)を投稿。
南条時光に迫害に対する注意を述べられている御書です。

しばらくの く こそ そうろうとも ついには たのしかるべし
こくおう ひとりの たいしの ごとし
いかでか くらいに つかざらんと おぼしめし そうらえ.

しばらくの 苦 こそ 候とも ついには たのしかるべし
国王 一人の 太子の ごとし
いかでか 位に つかざらんと おぼしめし 候へ.


苦難があるけれど、法華経の信者は未来永劫の大楽を必ず受けられるので、今生一時の苦難を忍ぶように訓戒されています。

苦難の中で辛い思いをされている人もおられましょう。
今こそ、日蓮大聖人が残された御本尊とともに歩む時です。
必ず打開できます。必ず楽しい生活になります。
だから負けないで!

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by sokanomori3 | 2016-09-16 21:51 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(0)

上野殿御返事に学ぶ


☆報恩感謝こそ仏法の真髄.

上野殿御返事(1563ページ)を投稿しました。
その交互文は、→ここをクリック!
ひらがな御書は170編になりました。200編まで残り30編ですね。
まだまだ遠い道ですけれど、一歩一歩ガンバリます。^^
本抄には親孝行について次の御文があります。
先にひらがな文、後に交互文で示します。

げてん さんぜんよかんは たじ なし
ただ ふぼの こうよう ばかり なり
しかれども げんせを やしないて ごしょうを たすけず
ふぼの おんの おもき ことは たいかいの ごとし
げんせを やしない ごしょうを たすけざれば いったいの ごとし
ないてん ごせんよかん また たじ なし
ただ こうようの くどくを とけるなり.

外典 三千余巻は 他事 なし
ただ 父母の 孝養 ばかり なり
しかれども 現世を やしなひて 後生を たすけず
父母の 恩の おもき 事は 大海の ごとし
現世を やしなひ 後生を たすけざれば 一タイの ごとし
内典 五千余巻 又 他事 なし
ただ 孝養の 功徳を とけるなり.


私は親不孝の生活をずっと心苦しく思っていました。
18歳から親と離れ離れ。現在、38年間も離れての生活です。
けれど信心で真の親孝行とは何かを学び、私になりに実践してきました。
まだまだ足りませんが、これからもしっかりと実践したいです。
私の親孝行の実践は「ふるさと」カテゴリに記しています。
そのカテゴリは、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2016-09-14 06:00 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(0)

竜の口法難の日


☆難を乗り越える信心.

9月12日、大聖人は竜の口の処刑場に連行された。
そのことを伝え聞いた四条金吾は大聖人のもとにはせ参じる。
処刑場へと入り、大聖人、斬首せられんとす。
そこに江の島より光物現る・・大聖人は死罪を免れ、佐渡流罪となる。
10月21日、寺泊に到着。一編の御書をしたためられる。
寺泊御書に、大聖人は次のように述べられている。

かんじほんに いわく 
「もろもろの むちの ひと あって あっくめりし」とう うんぬん 
にちれん この きょうもんに あたれり(中略) 
「および とうじょうを くわうるもの」とう うんぬん 
にちれんは この きょうもんを よめり(中略)
「あっくして ひんしゅくし しばしば ひんずい せられん」
しばしばとは たびたびなり にちれん ひんずい 
しゅうど るざいは にどなり.

勧持品に 云く
「諸の 無智の 人 有つて 悪口罵詈し」等 云云 
日蓮 此の 経文に 当れり(中略) 
「及び 刀杖を 加うる 者」等 云云 
日蓮は 此の 経文を 読めり(中略) 
「悪口して 顰蹙し 数数 擯出 せられん」 
数数とは 度度なり 日蓮 擯出 衆度 流罪は 二度なり.


竜の口の死罪、そして二度目の佐渡流罪・・
大聖人は10月28日に佐渡に上陸され、法華経の一切の難を御身読された。
日蓮大聖人50歳、四条金吾40歳、富木常忍56歳であった。
大聖人の偉大な人生に感謝して題目を唱えたいと思う。
寺泊御書は、→ここをクリック!



追記:竜の口法難から佐渡流罪の解説YouTubeを添付します。
順番に5分、3分、12分、3分のボリュームです。

①https://www.youtube.com/watch?v=FONMpvkf
②https://www.youtube.com/watch?v=ybabKPpe
③https://www.youtube.com/watch?v=475n
④https://www.youtube.com/watch?v=I-h3o

①は竜の口法難に至るまでのいきさつ、②は竜の口法難の出来事、
③は竜の口法難から佐渡流罪、④は鎌倉に帰還する直前まで。

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by sokanomori3 | 2016-09-12 21:17 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(2)

南条殿女房御返事に学ぶ


☆善積れば仏となる.

御書1547ページのひらがな訳をアップしました。
短い御書ですが、因果の理法が鮮烈に語られている御書です。
その交互文は、→ここをクリック!
この南条殿女房御返事は、厳しき因果の理法を示す御書です。
米二俵を供養したことに対する御返事で女人成仏の道をご教示されている。
善因善果、悪因悪果について大聖人は次のように仰せです。

悪 積れば 地獄となる 善 積れば 仏となる
女人は 嫉妬 かさなれば 毒蛇となる

信心を継続すれば幸せになる。信心を捨てれば不幸になる。
不退転で歩むしかない。善に立脚し、悪を捨てる。
男の嫉妬はどうか。同じく毒蛇でしょうね。

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by sokanomori3 | 2016-08-27 06:08 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(0)

弥源太殿御返事(やげんたどのごへんじ)


☆別名、善悪二刀御書に学ぶ.

本抄は佐渡から鎌倉の北条弥源太に与えられた53歳の御時の御消息で、北条弥源太が刀を供養し、大聖人がご指導をされている御書です。
弥源太殿御返事(やげんたどのごへんじ)は、別名を善悪二刀御書(ぜんあくにとうごしょ)といいます。(1226ページ)
刀といえども善にもなれば悪にもなるとご指南されています。
冒頭、大聖人は次のように述べられています。

○ひらがな文.

そもそも にちれんは にほん だいいちの びゃくにん なり  
その ゆえは みな ひとの ふぼ よりも たかく 
しゅくん よりも だいじに おもわれ そうろう ところの 
あみだぶつ だいにち にょらい やくし とうを ごしんよう ある ゆえに 
さんさい しちなん せんだいに こえ てんぺんちよう とう 
むかしにも すぎたりと もうす ゆえに 
けっくは こんじょうには みを ほろぼし くにを そこない  
ごしょうには だいあびじごくに おち たまうべしと 
いちにち かたときも たゆむ ことなく よばわりし ゆえに 
かかる だいなんに あえり  
たとえば なつの むしの ひに とび くばり 
ねずみが ねこの まえに いでたるが ごとし.

○漢字文.

抑 日蓮は 日本 第一の 僻人 なり  
其の 故は 皆 人の 父母 よりも たかく 
主君 よりも 大事に おもはれ 候 ところの 
阿弥陀仏 大日如来 薬師 等を 御信用 ある 故に 
三災 七難 先代に こえ 天変 地夭 等 
昔にも すぎたりと 申す 故に 
結句は 今生には 身を ほろぼし 国を そこない 
後生には 大阿鼻地獄に 堕ち 給うべしと 
一日 片時も たゆむ 事なく よばわりし 故に かかる 大難に あへり 
譬えば 夏の 虫の 火に とび くばり 
ねずみが ねこの まへに 出でたるが 如し.



仏道修行とは何と厳しく恐ろしいものでしょうか。
信力とお題目の力によってのみ果たせる究極の利他の人生です。
日蓮大聖人は、念仏や真言を信じている人々を破折して大難に遭われました。その難は、火の中に入る夏の虫、猫の前に出た鼠に等しいとも述べられています。
けれど恐ろしい結果になろうと、大慈悲で身命を捨てて行動する・・
大聖人の決意と偉大さに心が揺さぶられる御書です。
大聖人は死罪、流罪という大難の中で本抄をしたためられました。
困難の所以を六難九易(ろくなんくい)ともいいます。
六難九易の記事は、→ここをクリック!
しかし、困難を乗り越える修行の果てに成仏という崩れざる大幸福、大福運の人生が開かれます。その勝利を信じ私たちも前進いたしましょう。
善悪二刀御書は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2016-07-16 00:08 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(2)

第六天の魔王が恐れる信心


☆浄蔵浄眼御消息に学ぶ.
(じょうぞう じょうげん ごしょうそくに まなぶ)

私はひらがな御書の作り手です。
けれど、製作の作業を通じて、沢山のことを学びます。
このたび、浄蔵浄眼御消息(じょうぞう じょうげん ごしょうそく)に、第六天の魔王に関する御文に感心させられました。
以下に、その内容を記し、所感を述べます。

浄蔵浄眼御消息 には次の御文があります。
(先にひらがな文、後に漢字文を示します)

ほけきょうに かかり つきぬれば 
しゃかぶつらの じっぽうの ほとけの みこと せさせ たまえば 
ぼんのう たいしゃくだにも おそれて よりつかず  
いかに いわんや だいろくてんの まおうをや  
まおうは さきには しゅ なり  
しかども いまは うやまい おそれて あしうせば 
ほけきょう じっぽうの しょぶつの ごけんざんに あしうや いらん ずらんと おそれ かしこみて くようを なすなり.

法華経に 懸り 付きぬれば 
釈迦仏等の 十方の仏の 御子と せさせ給へば 
梵王 帝釈だにも 恐れて 寄り付かず  
何に 況や 第六天の 魔王をや  
魔王は 前には 主 なり しかども 今は 敬ひ 畏れて あしうせば 
法華経 十方の 諸仏の 御見参に あしうや 入らん ずらんと 
恐れ 畏て 供養を なすなり.

少し、分かりにくいかとは思いますが、魔王はこの世の主(あるじ)であるけれど、法華経の行者を恐れ、仕える。そして、供養をするとのご指南です。
私は、この内容を知るまで第六天の魔王の気持ちが分かりませんでした。
あの恐ろしい第六天の魔王が、私たちを恐れ、まして従うとは不思議です。
でも、深く考えると、そういう局面が確かに透けて見えます。
私自身の数々の経験、体験からも。
浄蔵浄眼御消息は→ここをクリック!

第六天の魔王 とは何でしょうか。
仏道修行を妨げる働きを三障四魔(さんしょうしま)といい、第六天の魔王は天子魔、あるいは他化自在天ともいわれる最も恐ろしい魔です。
三障四魔の記事は、→ここをクリック!
他者の身に入り、あらゆる方法、手段をもって仏道修行を退転させようとします。
具体的には権力者による迫害がこれに当たります。
その権力者、敵対者が、実は、法華経の行者を恐れている。
迫害の根本は、権力者、実行者の恐怖心が起こしている。
恐れるが故に迫害し、勝てないと知ると一転して従う、仕える。
すなわち、最初から最後まで「保身」なのです。

なぜ、幕府が大聖人を迫害し、幾度もその迫害を解いたのか。
なぜ、大聖人を亡き者にできなかったのか。
なぜ、日顕宗が池田先生を苛め抜いたのか。
そして、なぜ、全創価学会員を破門する暴挙に出たのか。
嫉妬はあるでしょう。けれど、それ以上に、自分たちの存在意義が奪われることへの恐怖があった・・そういうことなのでしょう。

言論出版問題 の真相も、権力者たちの恐怖だったのでしょう。
言論出版問題の記事は、→ここをクリック!
言論出版問題とは、1969年に政治評論家の藤原弘達が「創価学会を斬る」という本を出版し、そのでたらめの本の出版を止めるように学会が主張したことに対し、言論弾圧と騒ぎ立て、問題になった事件です。先日、購入した「創価学会を語る」に、当時の事件の真相が語られていました。
以下に、その文章を抜粋いたします。

「衆院選投票日の1か月以上前から刊行を予告する中吊り広告が打たれました。内容(創価学会を斬る)は、事実に基づかず、憶測で創価学会をナチス呼ばわりし、公明党の解散を訴えるものでした。
学会側が藤原弘達と行った話し合いを、藤原は「脅された」と主張しましたが、事実ではありませんでした。
というのも、当の藤原が隠しマイクで録音した内容が週刊朝日で報じられましたが、その内容は脅しや買収に当たる発言は皆無です。学会は講義と要望をしただけであり、言論弾圧などといわれる筋合いはないはずです。
一般的に言論出版問題は、要望に過ぎなかった。
今なら、ヘイトスピーチと認定されてしまう内容です。
日本全体を毒するバイキン、狂信者の群れ、ナチスなどです。
これを利用したのが、最初に共産党、次いで民主党や社会党でした。
その結果、1970年5月、池田会長が一部の行き過ぎについての謝罪をし、公明党と学会の制度的分離を決定しました」

藤原弘達の“創価学会を斬る”は原文を、私自身、読んでいます。
三流週刊誌以下の幼稚な本です。
藤原弘達の本の記事は、→ここをクリック!
こんな馬鹿げた本が、なぜ、大騒ぎになったのか。
それは、この本をきっかけに、学会を、公明党を潰そうとした人々が利用したということです。あの激しいバッシングは、権力者たちの恐怖の大きさを意味していた・・そう考えると、俄然、勇気が出てきますね。^^
これからもバッシングがあるかも知れない。
そのときには、「追いつめているんだ!」と笑顔で戦いたいと思います。
以上、浄蔵浄眼御消息を学んで感じたことを書きました。



参考文献の「創価学会を語る」は、素晴らしい本です。
後日、詳しく記事にいたします。

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by sokanomori3 | 2016-02-09 07:00 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(5)


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by 永遠の凡夫こと凡ちゃん at 14:45
大阪の学校のこともそうで..
by 永遠の凡夫こと凡ちゃん at 14:24
千早さん、こんばんわ。 ..
by sokanomori3 at 21:28
投函する時ドキドキする。..
by 千早 at 13:47
確信を持ちたい非公開さん..
by sokanomori3 at 06:09
非公開さん、ありがとうご..
by sokanomori3 at 05:57
千早さん、こんばんわ。 ..
by sokanomori3 at 22:50

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