カテゴリ:盲導犬( 13 )

ハイテク救助犬の話


☆レトリバーは素晴らしい!^^

読売新聞1月27日夕刊記事の写真を以下に添付します。
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科学の進歩は留まることを知らない。
読売新聞に「救助犬・ハイテク装備、カメラ、GPS、情報通信、災害現場で活躍期待」とあり、1枚の救助犬の写真が掲載されていた。
その救助犬は黒色の犬で、どうやらラブラドールレトリバーのようである。
以下に、その記述を抜粋する。

災害救助犬 は、「地震や土砂崩れなどの災害で、埋もれた人を嗅覚を使って発見するように訓練されている。
犬種は、警察犬や盲導犬に向いているラブラドールレトリバーなどが多い。
鼻を地面につけて手がかりを捜す警察犬に対し、救助犬は大気中の浮遊臭を嗅ぎ分けるため、鼻を上に向けて活躍するのが特徴だ。
NPO法人「日本救助犬協会」によると、救助犬は全国約40団体で行われており、認定された救助犬は約120匹で、消防や自治体と出動協定を結んでいる」.

救助犬の写真 を見ると、首輪にはカメラ、首上部に気圧計、背中にGPSや無線発信機、肩口にカメラ情報の記録装置や配信装置がある。まるで、重武装した兵士のようだ。装備の重さは約15㎏で、かなり重い。
システム名は「レスキューロボドッグ」。
現在、国の補助金を受けて東北大学などの研究チームが開発しているという。
今後、このような装備を身に着けた救助犬が活躍するようだ。
ここでもレトリバーが活躍している。
レトリバーはスゴイ犬だと、心から感心する。^^

わが家の飼い猫 ラッキーは可愛い猫です。
けれど、私と行動を共にするという訳ではありません。
先日、私は星を見るため夜の寂しい田園地域に出向きました。
その夜の田園記事は、→ここをクリック!
さすがに星を見るにせよ、誰もいない暗闇は寂しいものです。
もし、相棒にレトリバーがいたら心強いでしょう。
さらにゴールデンレトリバーの子犬にも会い、メロメロになったばかり。
憧れますよ、イヌとの生活。まあ、当分無理ですが。(^^)
レトリバーの子犬は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2016-02-04 06:01 | 盲導犬 | Comments(6)

続・ゴールデン・レトリバーの子犬


☆飼いたいけど飼えない (^^:

Yさん宅の愛娘ラッキー写真を以下に添付します。
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写真解説.「Yさんの次女の前でお座りしているゴールデン・レトリバーの写真です。まだ小さくて、超カワイイ子犬の写真です」

前回の記事は、→ここをクリック!
今も、恋しくて、恋しくて、仕方ありません。(笑い)
抱きしめたい。なでなでしたい。飛び跳ねる様を眺めていたい!
でも、飼うことはできないのです。絶対に無理。あゝ、何ともつらい!
家族は「猫でいい、猫がいい」とのこと。
「イヌは散歩をさせないといけない。だから、だめ」とも言う。しかも、「大型犬はだめ。引っ張られて怪我をするから」とも。
しかも、「大型犬は食費だって沢山かかるんだから」の声もあり。
何だか、私が欲しいレトリバーに上がり目はなさそう。(^^:
と、なると、私が責任をもって管理できる「時間」と「生活環境」が整わない限り、大型犬は飼えません。すなわち定年退職以降しかチャンスなし。
私、「時間がある人はお金持ちと一緒!」と思っています。
私は朝に夕に、確実に散歩させたり、しつけをしたりできませんから。「時間貧乏」ですから。通勤時間が長く、定時に仕事も終わりませんから。
まあ、そういうことで“夢のまた夢”なのです。^^
イヌが飼えるなんて最高じゃありませんか。羨ましい限りですよ。
私のように10年先を夢見て、じっと耐え忍ぶ人間がいる。(^^)
でも、いつか、絶対に、夢を叶えるぞ!と思っているのです。
レトリバーの子犬の別記事は、→ここをクリック!
白イヌ(ミックス)の子犬は、→ここをクリック!
忠犬ハチの記事は、→ここをクリック!



追記:この犬の名前のラッキーはあくまでハンドルネームです。
この子犬には、ときどき会いに行くつもりです。
成長過程をいつか、お伝えしますね!^^

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by sokanomori3 | 2016-01-22 06:04 | 盲導犬 | Comments(9)

ゴールデン・レトリバーの子犬


☆Y家の愛娘レトリバー.^^

ゴールデン・レトリバーの子犬写真4枚を添付します。
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写真解説.「①子犬の顔の正面写真です。②お土産に持参したオモチャを咥えて遊ぶシーン。③オモチャを咥える横顔写真。④美人に撮れた横顔写真」

友人のYさんが子犬を飼い始めた。
「一度、遊びにおいでよ!」と誘われ出向きました。
ペットショップでお土産を購入。ロープでできたオモチャをプレゼント。
カラフルな色目で、写真映りもいいでしょう?
輪っかになっていて、引っ張りっこができるんですよ。
気に入ってくれました。咥えてブンブン振り回す。あははっ!
まだ生後3ヶ月。でも8㎏ある。子犬だが、手足が大きい。
大型犬ですから。ゴールデン・レトリバーですから。
盲導犬になる素質のある境涯の高い(笑い)素晴らしいワンちゃん。
書籍「Q&A盲導犬」は、→ここをクリック!
盲導犬サーブの本は、→ここをクリック!
メスで美人。性格もいい。そして超カワイイ! 
もー、メロメロになりましたよ。(^^)
次の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2016-01-21 06:01 | 盲導犬 | Comments(2)

盲導犬サーブの物語り 4


☆天国に行ったサーブ.

書籍・盲導犬サーブ慰霊碑のメッセージの写真です。
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写真解説.「サーブの碑文(いしぶみ)を飾る8行の文章の言葉です」

前回の記事は、→ここをクリック!
1986年4月、サーブの銅像が名古屋駅前に建てられました。
その像は、ハーネスをつけた三本足のサーブでした。碑文には「盲導犬サーブよ。あなたは全盲のご主人を守ろうとして」と刻まれています。(サーブの像は、現在、名古屋市中区の市バスターミナル近くに移動されています)

銅像 になった盲導犬サーブ。
その銅像が披露されたのは、サーブが9歳の誕生日を迎える前々日でした。
サーブは、学校の子供たちとの交流を続けました。
韓国との国際交流もこのとき始まり、ソウルのパラリンピックの折には、日本の盲導犬たちが入場行進を行いました。
サーブが広げてくれた愛の波紋‥
それは遡れば、河西さんが日本一周の旅のあとに描いた夢と、イギリス人盲導犬訓練士から学んだ理想とが結実したものでした。
サーブはアニメとなり、映画となり、テレビドラマにもなりました。
そのドラマは、動物愛護協会賞を受賞しました。
サーブは1988年6月13日、獣医科病院で、おだやかに息を引き取りました。
11歳2ケ月、人の年齢に例えると70歳でした。
盲導犬としての使命を、精一杯果たしての旅立ちでした。

告別式 が、協会の大広間で開催されました。
全国から600人もの人々が集まり、サーブの遺体は花で覆い尽くされました。
サーブに、亀山さんが感謝の言葉をささげました。
「サーブ、きみはわたしに生きる勇気与えてくれました。
雨の日も、風の日も、そして雪の日も。
わたしを守ってくれたサーブ、ありがとう!」
思い出の数々が語れました。亀山さんの見えない目から、涙が溢れました。
「でも、できることなら、もっともっと、長生きしてほしかった。
サーブ、きょうでお別れです!」
サーブとの別れからしばらくして慰霊碑が建てられました。
その石碑には次の文章が刻まれています。
「盲導犬たちよ、天国で遊んでください。
盲人の目となり、最良の友となり、明日への光となって、愛と献身に生きたあなたたちの日々は、私たちの心に生き続けています。
盲導犬たちよ、ハーネスを外して飛び跳ねてください」

感想文.
連載で大まかなストーリーをご紹介したしましたが、深い描写と様々な人たちの思いとが一杯詰まっている素晴らしい本です。
盲導犬といえばレトリバーで、シェパードは警察犬というイメージでしたから、なんとなく違和感を当初感じていました。けれど、本を読み進めるうちに、この犬のやさしさが心に沁みてきて、その偉大な魂に平伏する思いで読み終えました。
この物語は、調教師と子犬の提供者、パピーウォーカー(盲導犬の子犬を育てるボランティア)、さらに利用者、そして無数の善良なる人々がすべてつながっていて、物語りを読み終えるころには、心が清さと美しさとで満たされました。
良書とはこういう書籍を言うのでしょう。
私自身、人間が上で、犬は下という概念を持っていましたが、すっかり認識が変わりました。犬も人間のように素晴らしい命を同等に持っているということを、いまさらですが学ぶことができました。
この本には、記事でご紹介できていない数々の感動のドラマが語られています。ですから、皆さまも実際の本を手に取り、じっくり読んでいただきたいです。
最後に、物語の主人公である天国のサーブに感謝を申し述べます。
サーブ、勇気と希望をありがとう!(^^)
このシリーズの最初の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2015-09-23 06:10 | 盲導犬 | Comments(0)

盲導犬サーブの物語り 3


☆それからの盲導犬サーブ.

サーブが子犬たちと横になっている写真ページの映像。
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写真解説.「ラブラドール・レトリバーの子犬5匹がサーブに寄り添っている写真の下に、“サーブは子犬たちにもやさしかった”と書かれています」

前回の記事は、→ここをクリック!
事故から3か月後のことです。
亀山さん夫婦が、サーブのいる訓練所を訪問しました。
「サーブに会いたい。会ってお詫びしたい」と、必死の思いでやってきたのです。サーブは亀山さん夫婦を見つけました。

一本の前足
 で踏ん張って、よろよろと駆け出しました。
そして、亀山さんに飛びつくようにすり寄りました。
「あゝ、こんな体になってしまって。あゝ、サーブ!」
サーブは鼻をすり寄せて甘えるのでした。
以来、毎月、夫婦は訪れました。
サーブは帰り時間が近くなるとそわそわしました。
亀山さん夫婦が帰宅すると、サーブはいつまでも悲しそうで、食事もとらないこともありました。
でも、ここからサーブの本当の使命が発揮されたのです。
なんと、サーブは亀山さんと国会に出向き会議場で質疑応答することになったのです。そして、自動車損害賠償保険で盲導犬が支払いの対象になるきっかけを作りました。「盲導犬は、杖や義足と同じである。故に支払いの対象である」と。
大勢の報道カメラマンのフラッシュを浴びたサーブ。
こうして第二の歩みが開始されました。

有名 になったサーブは活躍を続けます。
サーブは、小学校、中学校などで行われる交通安全講習会などに出演し、数えきれなほどの子供たちや大人たちを魅了し続けました。
寄せられる手紙は数万通におよびました。
サーブの活躍は枚挙に暇はありません。
世界的なニュースになる出来事が起こりました。
それは簡易裁判所の調停で、事故で三本足になったサーブに、「損が賠償金として加害者の自賠責保険から216万円の支払いを行う決定が出たのです。
これは盲導犬が、保険の支払いを受けた世界でも初めての出来事でした。
アメリカの新聞には、次の記事が掲載されました。
「サーブという盲導犬は、主人を守って自動車事故で左前足を失ったが、法律的に「盲導犬は盲人の方の一部」とみとめられ、法廷は9000ドルの支払いを命じた。
サーブは重症のため安楽死が考えられたが、子供たちから「殺さないで」という手紙が殺到したため、足を切断して生かされることになった」

外務省 をつうじて、サーブに「テキサス名誉州犬」の称号が送られてきたのは、その2か月後でした。
その任命書には次のように書かれていました。

「本証は、テキサス州の法のもと、サーブをテキサス名誉州犬に任命し、名誉犬としての権利、特権、報酬を与える。この証として、私はここ州都オースチンにて著名し、州の紋章を押印するものである。1985年4月21日
テキサス州知事 マーク ホワイト」

この称号の発端は、新聞記事を読んだ一人の婦人が、「この献身的なすばらしい盲導犬に名誉勲章を与えてください」という手紙をホワイト知事に出したことでした。サーブはこうして、功労賞のメダルを首にかけてもらいました。
そして、サーブは亀山さんとともに、このテキサス州に返礼のために出向き、州関係者、障がい者の団体責任者、視覚障がい者、ボランティアの方々が集まった会場で交流を深めたのです。サーブの名は海外にまで轟き渡りました。
2年後、名古屋駅にサーブの像が建てられました。
次の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2015-09-22 20:43 | 盲導犬 | Comments(2)

盲導犬サーブの物語り 2


☆盲導犬サーブの悲劇.

書籍・盲導犬サーブの写真入り表紙の写真を添付します。
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写真解説.「三本足のシェパードが芝生の上に立っているカラー写真に、水色の文字で“盲導犬サーブ”と表題がある本の表紙です」

前回の記事は、→ここをクリック!
旅先で盲人の家であたたかい歓迎を受け、そのことがきっかけで盲導犬訓練士となった河西さん。その河西さんのもとで訓練されたサーブ。
いよいよ、サーブは訓練を終えて盲導犬としての生活を開始します。

魔法の杖
(つえ)、それが盲導犬です。
盲導犬が盲導犬として機能するかどうかは、主従の関係がしっかり成り立つ必要があります。主人が不安がって迷うようなことがあれば、盲導犬も不安になります。
訓練された盲導犬を使いこなす利用者の訓練も必要です。
このため、利用者は、訓練所に1か月程度宿泊し、共同訓練が必要です。
サーブは、主人となる亀山道夫さんとの共同生活で信頼関係を結び、やがて密接な主従の関係が生まれました。亀山さんは感嘆の声をあげました。
「サーブ、きみは、あたたかい魔法の杖だね」
「きみは、僕の気持ちがわかるんだね」
サーブは、黒い瞳を輝かせ、亀山さんの声を聴いていました。
亀山さんとサーブの間には、一体感のようなものが生まれました。
河西さんが言いました。
「亀山さん、そろそろ卒業です。では地元での訓練をしましょう」
訓練は、実際の地元の町でも行われました。
そして、サーブは亀山さんの家族の一員となりました。
サーブと亀山さんの幸せな生活は3年ほど続きました。
しかし、ある日、悲劇が襲いました。

悲劇 は1982年1月末、雪の降りしきる早朝に起こりました。
まだ薄暗い国道を、亀山さんとサーブが歩いていました。
この道は、何度も通っている道でした。
「こんな雪の中、サーブ、ごめん。足、つめたいだろう?」
心の中で、亀山さんはつぶやきました。
サーブの動きに従って、亀山さんは大きく右にまがっていきました。
トラックらしい大型車が、ゴォーッと地響きを立てて横を通り過ぎていきました。そのあとに続くクルマの音を耳にしました。
と、そのとき、サーブがすばやく右がわから亀山さんの前に出て、サーブの急な動きに引っ張られて体が横になり、ななめ後ろに倒れそうになりました。
あぶない!と恐怖を覚えた瞬間、右に握っていたハーネスのハンドルがもぎ取られ、サーブがいなくなりました。
はげしい衝撃音が聞こえ、亀山さんはどこかにたたきつけられました。
「サーブ、サーブ!」と声を出しましたが、サーブは戻ってきません。
サーブは亀山さんをかばい、鉄の怪物と接触したのです。
亀山さんのけがは浅かったものの、サーブは重症を負ったのです。

三本足 になった盲導犬サーブ。
暴走するダンプカーから亀山さんを命をなげうって守ったサーブ。
そのサーブは、もはや盲導犬としての仕事はできません。
離れ離れなった亀山さんの耳に、信じられないうわさが流れてきました。
「サーブは再起不能で、安楽死させられるらしい」と。
亀山さんはショックを受けました。
訓練士の河西さんに「ほんとうでしょうか?」と問い合わせをしました。
河西さんは言いました。
「亀山さん、だれがサーブを殺すことができますか? 私は取材に来た記者に言いました。安楽死させたりしませんと。それがなぜか、間違って伝わったんです」
このようなやりとりのあと、サーブの足は切断されたのです。
いくつもの新聞が、「主人を守って交通事故」、「身代わり事故の盲導犬」として報道しました。この報道に感動した読者から、手紙やお金が協会や新聞社にぞくぞくと寄せられました。
「三本足のサーブの写真に、なみだがあふれました」
「わずかなお金ですが、サーブに好きなものを食べさせてあげてください」
「サーブを引き取らせてください」
沢山の声が、お金が届けられました。
次の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2015-09-21 22:10 | 盲導犬 | Comments(2)

盲導犬サーブの物語り 1


☆盲導犬サーブ誕生秘話.

書籍・盲導犬サーブに掲載されている白黒写真を添付します。
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写真解説.「左前足を失い、三本足になった盲導犬サーブ。三本足でありながら走っている写真が掲載されているページの紹介映像です」

過去、盲導犬Q&Aという書籍をご紹介したことがあります。
その書籍の記事は、→ここをクリック!
盲導犬の多くはラブラドール・レトリバーという種類ですが、「盲導犬サーブ」という本を見るとシェパードでした。このシェパードは、ご主人を交通事故から守るために自ら犠牲となり、足を失った盲導犬です。
以下に、この本の読書感想を連載で述べたいと思います。

盲導犬 は、厳しい訓練によって生まれます。
冒頭、サーブを訓練した河西光(かわにしひかる)氏の話があります。
そのお話を、おおまかに掻い摘んでご紹介いたします。
河西さんは茨城県の農家に生まれました。農村の豊かな自然の中で、小鳥やウサギを飼育したり、ニワトリや犬と一緒すごしました。
青年時代、「これからどんな仕事をすればいいのだろう」と思いました。
そんな河西さんは、自転車で日本一周の旅に出ました。
茨城を出発し、本州をほぼ半周した鳥取県で豪雨に遭いました。
バス停の停留所の屋根の下でぬれねずみになっていたとき、バスから降りてきた年配の女性に声をかけられました。
「おこまりでしょう。今晩うちにおとまりなさい」
その夜、その人の家にとめてもらいましたが、そのご主人はマッサージを職業にしている、目の見えないご主人がいらっしゃたのです。
ご主人は次のように語りました。
「わたしは戦争で目をやられました。日本に帰ってきて、マッサージ師になりましたが、外には怖くてほとんど出られません。自転車で日本一周されているようなあなたの話は、まるで夢の中のできごとのようです」
このときの話が、河西さんの心に焼き付いたといいます。

重い荷物 を背負って苦しんでいる人たちのためになる仕事がしたい‥
河西さんは、この出来事を通じて、そのように思うようになりました。
あるとき、イギリス人の盲導犬訓練士が、東京の神田で訓練士になりたい生徒を募集していることを知りました。
日本では、まだわずかしか知られていない盲導犬でした。
「そうだ。盲導犬を育てる仕事をしよう。僕は東京へ行こう!」
河西さんは盲導犬の訓練士になる道を選びました。
1970年、名古屋に「中部盲導犬協会」が設立されました。
古い小さな木造民家を借りての出発でした。
経営は厳しく、仕事のあまりの厳しさに、2人しかいない仲間の訓練士は退職、河西さん1人で、何頭もの犬の世話と訓練、さらに事務の仕事、寄付のお願いに奔走しました。たった1人で1日も休まず過酷な仕事が続きました。
その努力はやがて協会を軌道に乗せました。
この協会に、やがてサーブが訓練を受けることになりました。
河西さんは四半世紀の間、目の不自由な人たちの希望となる盲導犬を育て、世に送り続け57歳でこの世を去りました。
全人生を、盲導犬のためにささげた一生でした。

愛知県 のとある家に6頭のシェパードの子犬が産まれました。
1977年4月のことでした。その3か月後、その家主が中部盲導犬協会を訪ね、1匹のメスの子犬を寄付したいと申し入れました。
本来、シェパードは盲導犬に適さないとなれますが、性格がおとなしいという理由から、持ち掛けられた話でした。
「サービスする・奉仕する・~のために働く」という意味で、serveと名付けられました。この子犬は、パピーウォーカー(盲導犬の子犬を育てるボランティア)の家で愛情をもって育てられました。
そして、河西さんのもとで盲導犬としての訓練を受けました。
ハーネス(盲人が握るハンドルがついた革製の胴輪)をつけての訓練が始まりました。サーブは、一度覚えたことは忘れないという賢さがありました。
その訓練には、わざとクルマを盲導犬にぶつける訓練があります。
サーブはびっくりしました。クルマは固くて、痛くて、怖いものだということを体で覚えました。
このような訓練を通じて、命令に反しても立ち止まるようにするのです。
これを「不服従の訓練」と言います。
サーブは各種の訓練を優秀な成績で終了しました。
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by sokanomori3 | 2015-09-20 22:01 | 盲導犬 | Comments(0)

憧れの犬


☆ラブラドール・レトリバー.

以下に、ラブラドール・レトリバーの子犬の写真を3枚添付します。
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写真解説.「1枚目はレトリバーの子犬が柵の中で眠っている写真です。この写真を撮影しているとき、子犬が目を覚ましました。2枚目は子犬が柵の上部に足前足をかけて私の手を舐めようとしている写真。3枚目はアクリルでできた柵越しに正面から撮影した子犬の顔の写真です」

先日、金魚水槽の用具を買いにペットショップに行きました。
そこに憧れの犬がいました。
ラブラドール・レトリバーの子犬でした。
柵の上から手をかざすと、背伸びをして私の掌を舐めるのです。
私は子犬の頭や首を撫でてあげました。軟らかい毛並みが気持ち良い!です。
やさしい瞳。落ち着きのある、でも素晴らしい反応‥
超MAX無限大にカワイイのです!(^^)
すぐにでも家に持ち帰りたい気持ちなのですが、叶わぬ夢‥
今のところ犬は飼えません。家には飼猫ラッキーがいますしね。
私、定年退職したら犬を飼うと決めています。
まだ、10年も未来の話で、夢でしかありませんけれど。
千早さんの盲導犬の記事は、→ここをクリック!
盲導犬の本の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2015-01-21 06:56 | 盲導犬 | Comments(15)

盲導犬がわかる本


☆書籍・Q&A盲導犬.
 著者:松井進 (明石書店)

この本は、盲導犬を知りたい方には良い本だと思います。
このたび、この本の読書感想文を4編の記事にまとめました。
当シリーズは10月11日から15日にかけて作成したものですが、カテゴリ内で読みやすくするために順番を入れ替えました。引き続き、盲導犬の情報は収集してまいります。
シリーズの最初の記事は、→ここをクリック!
盲導犬カテゴリは、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-10-15 21:49 | 盲導犬

Q&A盲導犬


☆盲導犬の幸せを考える.

以下に、書籍「Q&A盲導犬」の表紙写真を添付します。
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写真解説.「黄色の背景に、ハーネス(胴輪)が付いたラブラドール・レトリバーの写真があります。表題のQ&A盲導犬、サブタイトルとして ともに暮らし、ともに歩き、広がる社会と記されています」

「Q&A盲導犬」という書籍がある。
著者である松井進氏ご自身が視覚障がい者であり、盲導犬と生活されている。
この本は、その松井氏が15年間の盲導犬との生活を経て著したもので、全140ページ、78のQ&Aにより盲導犬について詳しく書かれている。
ひらがな御書の共同制作者である千早さんは、一時期、盲導犬と生活されていた。
千早さんに、盲導犬の写真集を見せて頂いたことがある。
その写真集は、→ここをクリック!
盲導犬は、どこから来て、どこに行くのか。盲導犬の幸せとは‥
以下に、シリーズで盲導犬について語ります。

○使命の子犬.

盲導犬の多くは、ラブラドール・レトリバーである。
盲導犬としての使命を果たすには、人に押されて簡単に動いてしまうような小型犬は適さない。危険がある場合、犬が踏み止まって、使用者に教える“大きさ”が必要である。
けれど、大き過ぎると扱いずらい。
そういう点で、ラブラドール・レトリバーが主流となっている。
しかし、すべての訓練犬が盲導犬になれる訳ではない。
落ち着きのない犬、大きな音にパニックを起こす犬、警戒心が強くよく吠える犬は不適正である。こうした問題をクリアした犬だけが訓練を受けて盲導犬になる。
訓練を受けた50%の犬が、盲導犬としてデビューする。

○愛情の中で育つ.

子犬は、盲導犬ボランティアと呼ばれる一般の家庭で愛情を注がれながら育つ。
吠えたり、噛んだりしないように、また、排泄は場所を決めてさせるなどの基本的しつけが施されます。それ以外の訓練はありません。
まずは、愛情をたくさん注ぎ、「人間が好き」で、「人のために働くことが自分の喜び」となるような「感情豊かな犬」に育てるというのが、飼育ボランティアです。
飼育ボランティアの条件は、①家族全員が犬が好き、②空き地、または庭があるお宅、③食費と健康維持費を負担いただく、④他に犬や猫を飼っていない、など。
子犬は、愛情のある家族に囲まれ、クルマに乗ったり、ときには一緒に出掛けたりしながら、社会に適応する基礎を身に付けます。

○盲導犬の一生.


盲導犬は、多くが1歳2ヵ月前後で飼育ボランティアの家族から離れ、候補犬として訓練が始まります。(犬の1歳2ヵ月は、人に譬えると20歳に相当する)
訓練は1年弱。盲導犬としてのデビューは2歳前後となります。
そこから、視覚障がい者の利用者の元で盲導犬として働きます。
仕事は10歳前後まで続き、その後は引退となります。
盲導犬の先進国のアメリカでは、引退年齢は8歳前後。日本はまだ、飼育頭数が少なく、少し、長期間使用される傾向にあります。
引退した盲導犬は、老人ホームや一般家庭に引き取られます。
場合によっては、幼少期に過ごしたボランティアの家で余生を送るケースがあります。

愛情を注がれて人を愛する犬が、やがて、訓練を受けて盲導犬になる。
そして盲導犬としての仕事を果たし、引退して余生を過ごす‥
盲導犬の一生を知り、私は胸が熱くなりました。
次の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-10-15 21:48 | 盲導犬 | Comments(6)


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丘を越え行こうよ 口笛吹..
by 千早 at 11:18
ちよさん、おはようござい..
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とろサーモンさん、おはよ..
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うんていと 逆上がり い..
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こんばんわ、菊川さん。い..
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千早さん、こんばんわ。 ..
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