カテゴリ:体験談( 45 )

願兼於業(がんけんおごう)


☆41歳の全盲女性の体験。

聖教新聞(7月6日)に全盲の女性の体験談が掲載された。
以下に、その内容を抜粋し、所感を述べる。



1030gで生まれ、未熟児網膜症で失明。
しかし、盲学校ではなく普通学校に就学した。
中学3年のとき、クラスメートに「一緒にお題目をあげよう!どんなことでも叶えられるよ」と言われた。
そこで、普通高校への進学、原則18歳以上の盲導犬の貸与を祈った。
翌年、高校合格。盲導犬も特例で許可を受けた。
そして、全国身体障害者スポーツ大会の水泳で金メダルを獲得した。
点字の経本を読み、勤行を習得。
大学に進学し、20歳を過ぎて入会となった。
ある日、女子部の先輩から、「がんけんおごう」という言葉を聞いた。
人々を救うため、あえて宿業を背負い、願って生まれてくる。
その哲理を、願兼於業(がんけんおごう)という。
仮に、苦難の姿であっても、実は自分が願ったこと。
その宿命を打開していく生き方を通し、妙法の力を示す‥
「すごくワクワクしたんです。これからが、めっちゃ楽しみやん!って。何を実現していこうかなって、思えたんです」
外国に興味があり、アメリカ留学を勝ち取った。
信仰の喜びを語り、アメリカ人に弘教(ぐきょう)。
大学を卒業すると、目標だった電話交換手として現在の就職先に‥
さらに2人の友人を入会に導いた。
2007年に結婚。2009年にトライアスロンに挑戦。伴走者と共に、水泳0.3㎞、ダンデム自転車9.5㎞、マラソン3㎞を走り抜いた。
琵琶湖横断水泳大会にも参加。全盲の参加者は初めてだった。
現在、視覚障がいや盲導犬をテーマに講演活動を行う。
2011年には、働き、自立して社会貢献を志す女性に送られる「サフラン賞」を視覚障害者支援総合センターから受賞した。
彼女は最後に、次のように述べている。
「どんなことでも、真剣に祈って行動すれば、その通りになる。だから、この信心が正しいというシナリオを自分で作るんです。世界中の人が信心の素晴らしさを納得できるよう、私が示していくと決めています」



何という人でしょう。驚くべき人生です。
全盲なのに盲学校に行かず、次々に不可能を可能にする‥
私も随分かかって、「がんけんおごう」の歩みの楽しさ分かりかけてきたのですが、この人はとっくの昔の10代から大確信で歩まれている。
鮮烈な体験談に圧倒されました。(^^)

以下に旧ブログの「がんけんおごう」の記事を添付します。
(旧ブログは、音声ソフト対応ではありません)
願兼於業の別記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-07-08 06:31 | 体験談 | Comments(6)

自分らしく輝くために


☆久本雅美さんの手記.

以下に、久本雅美さんの大白蓮華(だいびゃくれんげ)5月号の記事を添付いたします。
b0312424_5353031.jpg

写真解説.
「大きな文字で“自分らしく輝くために”と題された紙面に、久本さんの顔写真が掲載されています。
清らかな瞳と美しい笑顔が印象的な写真です」


大白蓮華5月号に、タレントの久本雅美(ひさもとまさみ)さんが掲載されていました。
誌上セミナー。ボリュームは何と10ページ。(^^)
以下に、その内容を要約いたします。

○入信まで.

私が大阪から家出同然で上京したのは22歳の時でした。
もともと人を笑わせることが大好きでした。
コメディーを得意とする東京の有名劇団に入ろうと思ったのです。
せっかく劇団に入ったものの、お笑いの世界の厳しさに打ちのめされていきました。
毎日、先輩に怒られているうちに、どんどん萎縮してしまい、自信を失っていったのです。
アマチュアの大会で優勝した誇りを粉々にされました。
劇団をやめ、新劇団を仲間と立ち上げましたが、何も変わりませんでした。
“また、怒られるのではないか”
“誰も笑ってくれないのではないか”
相変わらず、人の目を気にするばかりで、自分の演技ができない。
そんな時、友人と電話で話をしたとき、人が変わったように元気な友人に驚き、「どうしてそんなに元気になったの?」と聞くと、「創価学会に入った」と言われ驚きました。
彼女の言葉が胸に突き刺さりました。「この信心はね、自分らしく輝くためのものなのよ」
まさに、自分が一番悩んでいたことでした。
誘われて行った座談会で、私は入会しました。

○グチが消えた.

信心を始めてしばらくすると、周りから「久本が変わった」と言われるようになりました。
それまでは、毎日、「私はもうダメだ」「誰も私の気持ちを分かってくれない」とグチをこぼしていました。
それがピタッと止まったと指摘され、初めて気付きました。
どうしてグチッぽい私が変わったのでしょうか。
それは、私が始めた信仰と大きく関係があります。
多くの人は、宗教といえば、神札(かみふだ)や仏像から自分に幸運が舞い込むように拝むもの、というイメージが強いと思います。
しかし、この仏法は、自分の「外」にあるものへ、“幸運を自分に寄こせ”とねだる教えではありません。
私たちは 御本尊という対象に向かって祈っていますが、あくまでも、自分の「内」なる生命を変革し、命に秘められた苦悩を根本から解決することが目的なのです。
悩みを他人や環境のせいにしていた私の命が変わったのです。

○大事なことは“どうあるべきか”.

さらに信仰に打ち込むと、今度は「久本は強くなった」と言われるようになりました。
心の底から、自分の可能性に自信が持てるようになっていったのです。
周りの評価に左右されることなく、自分らしさを発揮できるようになりました。
“信仰以外の方法で、自分を変えることはできないのか”という人がいるかも知れません。
でも、これまでの人生で、何とか自分を変えようとしても、なかなかできなかったのが実情ではないでしょうか。
私も、自分の弱さを克服しようといろいろ試しましたが、結局、自分を根本から変えるのは、この力ある信仰しかないのです。
自分の「外」ではなく、自分の生命の「内」に目を向けてください。
そこには、どんな悩みも解決できる無限の力が秘められています。
信仰は、その内なる力を発揮し、自分らしく輝くための実践です。

○有名になってからの苦難.

しかし、信仰をたもった私も、人気が出てから 大きな悩みにぶつかりました。「女性らしからぬ芸風」を持ち味にしていた私でしたが、「女を捨てたタレント」と非難されるようになったのです。
“私の笑いは、皆さんの感情を害しているのではないだろうか”
とても傷つき、落ち込みました。
悩みから逃げないで、お題目を唱えました。
そんなとき、池田先生をお迎えした中野区の総合総会(1992年)で、柴田理恵さんと漫才を披露しました。池田先生から、「悲嘆も、悲観もいらないよ。楽観主義でいくんだ。希望の女優さんになるんだよ」と激励されました。
私は気づきました。
「そうだ。私はまた、どう見られているを気にするようになっていた。これではいけない。どう見られているかではなく、どうあるべきかなんだ。私は、皆に希望を与えるお笑い女優になるんだ」と。

○所感.

久本さん、手記の文末に言われていました。
「皆さんも、自分にしか咲かせられない“使命の花”が必ずあります。どうか、この信仰で、人間革命という人生の劇で、名優、名女優として輝いていってください」
2001年のNHK調査で、3年連続で好感度タレント第1位になったマチャミこと久本さん。
最近は演劇やバラエティー番組だけではなく、化粧品のCMモデルにも出演している。
あなたの人生を目の当たりにして、私、ウルウルしましたよ。
あなたは、本当に素晴らしい人です。
益々 好きになりました。(^^)

5月号座談会御書は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-04-26 05:47 | 体験談 | Comments(3)

どう生きるか


☆中途失明、51歳からの挑戦.


○不思議なタイミング.

昨日、ひらがな御書ホームページを公開しました。
その日の聖教新聞に、偶然にも自在会メンバーの体験が掲載されました。
白杖を右手に持ち、左手で奥さんの右腕を持つ 笑顔の壮年の写真。その横に 「障がいがあるという意味」、また 「中途失明、51歳からの挑戦」と書かれていました。
この自在会の壮年の体験を、以下に抜粋します。

○どう生きるか.

31歳で判明した 網膜色素変性症。
失明の危険がある難病で、徐々に視力が奪われていく。51歳で失明した。
「仕事を失い、家も失い、目も見えない」
長年調理師として働いて、家族を守ってきたのに‥悔しかった。唱題の中、涙が止まらない。やがて、池田名誉会長の言葉に奮い立つ。
「人生は断じて引いてはならない。負けてはならない。負けないことが 勝利である」
白杖を用いた歩行訓練を始めた。翌年、盲学校に入学する。
初年度前期は、全教科で赤点だった。

点字での試験のこと。
「しんぐの しょうどくは どのように したら よいのでしょう」
1 「にっこうよく させる」
2 「あるこーる しょうどく する」
3 「やくざいを もちいて しょうどく する」
“日光浴だろう”
しかし、これは不正解だった。
“えっ、寝具でしょう? あっ、鍼具(しんぐ)か!”
点字には漢字表記はない。難しさを肌で感じた。

点字の習得、学力向上、無事故の通学を祈った。
3年後、「あん摩マッサージ指圧師」の国家試験に合格し、治療院の開業を果たす。新米でありながら、推薦を受けて 現在、新宿区マッサージ師会の会長を務める。
この挑戦を支えたのは自在会の会合だった。
「○○さん、来てる?」
「はーい、いるよー!△△さんは?」
「こっちだよー!」
会合前に自然に始まる掛け声。
「声が前を向いていました。皆さんが顔を上げているのが、音の響きで分かるんです。それは、心が前を向いている証拠です。思ったんです。信心の実証って、どうなるか以上に、どう生きるかということなんだと」

この自在会の壮年に 旧友から声が かかった。
「頑張る姿に、俺たちは勇気をもらっているよ!」
これは、調理師時代の友人との 同窓会での声である。

○所感.

私には自在会の友がいます。友というか 今となっては 兄妹のような人です。
同じなんです。頑張る姿に勇気をもらっていること。(^^)
さて、それにしても不思議です。この体験談が掲載されたこと。
新しいホームページの旅立ちを 祝ってくださったのでしょうか。
このような記事は 私の励みにもなります。

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by sokanomori3 | 2014-03-17 21:30 | 体験談 | Comments(2)

自在会を支える


☆点字翻訳で自在会を支える.

聖教新聞に掲載された94歳の婦人部の体験談です。

新聞記事の写真を示し、次に記事内容を要約してご紹介します。

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写真解説.

「家族写真が 掲載されています。
花束を持って 椅子に座っている94歳の体験者の周囲を 7人の家族(息子や孫たち)が囲んでいます。
全員が 満面の笑顔で 肩を寄せ合っています。
写真の横には 点字翻訳40年 母の手は子のため人のため との見出しがあります」



○冒頭文.

大阪市の関西文化会館に、一人の婦人が訪れた。
手には、聖教新聞に連載された池田名誉会長の指導の点字訳を携えていた。
やがて、数か月に一度、新しい点字訳を持参するようになる。
はじめの10数年は、点筆(てんぴつ)で作業を行った。
漢字をひらがな表記に変え、一字一字、穴を空けていく。
現在はタイプライターを使用している。
この地区副婦人部長は、94歳になった今も、黙々と点字を打ち続ける。
(以下は、体験内容の要約です)

○苦難を乗り越えて自在会に貢献.

私は生まれてすぐに養女にだされました。
心臓弁膜症を患い、小学校、中学校は休んでばかり。
22歳で結婚。時代は戦争へ。広島に疎開しました。
農作業をしていた朝、異様な光を感じた直後、空に原爆のキノコ雲を見ました。
妊娠していた私は、2歳の長男の手を引き、おなかに気を配りながら夢中で逃げました。

のちに、大阪で 夫が仏法の話を聞き、創価学会に入会しました。
その6年後、「疲れたわあ」と仕事から帰った夫は、横になり、そのまま帰らぬ人となりました。5人目の子供はまだ2歳でした。
御本尊の前で手を合わせ、祈り続けました。
“くじけたらあかん。信心があるんやから”と自分を奮い立たせました。

夫を失ってから数年後、点字を打ち始めました。
ふと 新聞を見たら、書いてあったんです。
「読みたくても、点字の本が無いから 寂しい」って。
それから、やってみようと思いました。
小説 人間革命 全12巻、そして こんにちまでに 新 人間革命 第18巻まで翻訳しています。点字は、間違えないように打ってきました。
よく関西文化会館に、点字訳を持って行きました。
目の見えない同志の人たちが 喜んでくれました。

○体験発表者の声.

「こんな私が、人に尽くせるなんてね。
今は、新 人間革命 第19巻の宝塔の章をやっています。
日蓮大聖人の御一生についても打ちたいなあって 思っています。
どこまで打てるかは分かりませんけど‥
ほんまに偉大な先生です。
世の中に こんな人 いてるんかなって、いつも思います。
先生と巡り合えたことは最高の幸せやなあ。
私らは、戦争もあったかもしれんけど、いい時代にうまれたんやなあ。
これからの目標?
もちろん冊子を一冊一冊、完成させていくだけです。
今年中に こんだけしよって いうのをね」

○大阪自在会メンバーの声.

私は、1974年(昭和49年)網膜剥離で失明しました。
当時、本の内容が録音されたテープはありましたが、点字の本だと自分で読めますし、ほんとうに嬉しかったです。
小説 人間革命の点訳以外に、御書講義の点訳もあり、共学試験のために学ぶこともできました。私たち自在会は、ずっと支えられてきたんです。
ただただ感謝しかありません。
(大阪自在会の 元婦人部責任者の声)

○取材後記.

この94歳の副婦人部長は、朝の勤行を終えると、開目抄(かいもくしょう)の一節を暗唱するのが日課という。
次男の死など、さまざまな悲しみに襲われたが、そのたびに信心を強くした。
関西の同志が愛する歌 常勝の空は、「今再びの 陣列に 君と我とは 久遠(くおん)より」から歌い始まる。
100年に及ばんとする体験者の歩みに、師匠直結の魂が脈打っている。

(以上、聖教新聞2014年2月2日より)

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by sokanomori3 | 2014-02-03 21:40 | 体験談 | Comments(2)

短所も長所に変わる


☆「しょうがない」からの脱却.

聖教新聞に掲載された視覚障がいの男子部の体験談です。

最初に新聞記事の写真を示し、次に記事内容をご紹介します。

b0312424_7201548.jpg

写真解説.

「27歳の体験発表者が 青いダウンジャケットを着て 笑顔でガッツポーズをしている写真が掲載されています。
タイトルに 「先天性むこうさい症と闘う」  「しょうがないからの脱却」  「全て自分次第」  「限界なんて感じない」 と 青い字で大きく書かれています」



○視力0.1の弱視.

先天性無虹採症(せんてんせいむこうさいしょう)。
光の量を調節するための虹採(こうさい)が生まれつき発達しない病。
視力は0.1ほど。矯正はできなかった。
病気が発覚したのは、生後3ヵ月。治すことはできない。

母(支部婦人部長・52歳)は、その1年前に入信していた。
地域の同志は、信心で乗り越えていこうと、真剣に丁寧に激励を重ねた。
母は気丈に子育てに励む。

しょうがないと思うようになったのは、中学1年生のころ。
体育の授業を終えると、生徒たちが移動を始めた。
体育館の入り口には上履きが並んでいた。
私は、上履きに書かれてある自分の名前が見つけられず、一足ずつ手に取り、目の前まで持ってきて確認した。
女子生徒の声がした。
「におい嗅いでるんちゃうん。きもっ」
とっさに否定した。胸がえぐられた。
「メガネをかけたらええやん」と言われたことも。
修正しても見えないことを説明したくなかった。
「べつに分かってもらえんでもええわ。しょうがない」

高校を卒業して、視覚特別支援学校に入学した。
あんま、マッサージ、指圧師の資格を取得。鍼灸(しんきゅう)の資格の国家試験は落ちた。
整骨院に就職した。毎日通勤し、働くのは、思いのほか大変だった。
社会人としての忙しさに余裕をなくし、真剣に祈れない。
“勉強も仕事もあるし、全部やるなんて無理。しょうがないやろ‥”
日曜日、男子部の部長から電話がかかってくる。
携帯電話の電源を切った。
先輩が家に来ると、「用事があるんです」と断った。

○祈って、行動して、掴んだ実証.

1年に1度の国家試験は、2度の不合格に。
“しょうがない”と心の中でつぶやくが、“これでいいのか?”と、自分自身に嫌気がさした。
牙城会として会館に着任していたとき、「どないしたん?」と先輩が声をかけてくれた。
状況を知った先輩たちからのアドバイス。
家に帰って、御本尊の前に座った。

起床と就寝時間を決め、生活のリズムを整えた。
1日の行動を頭に浮かべ、集中して題目を唱え、仕事や活動に励んだ。
折伏にも挑戦し、2人に弘教(ぐきょう)を成し遂げた。

そして‥3回目の試験。
合格ラインは160点満点で96点以上が合格ライン。
「120点で合格する!」と祈った。
1ヶ月後、合格通知には、120点と印字されていた。
次に、「30歳までに開業したい」と祈り、具体的に柔道整復師の学校に通い、合格を掴んだ。

昨年8月、勤め先の上司から、思いがけない話があった。
「店を譲りたい。決断力があるし、スタッフもついてゆけるだろう」
27歳の院長として出発を果たした。

今、目のことは、短所とも障がいとも思わない。
弱視だからこそ、患者さんの声色の変化までよく聴こえる。
歩く時の音で、誰かが分かる。
短所も長所に変る。すべては自分次第。

(以上、聖教新聞2014年1月25日より)

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by sokanomori3 | 2014-01-26 23:40 | 体験談 | Comments(1)


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