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中国初訪問40周年


☆1974年5月30日。

以下に、聖教新聞に掲載された40年前の池田先生の写真を添付します。
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本日の聖教新聞に、鮮烈な見出しがあった。
「きょう5月30日、名誉会長の中国初訪問40周年」
その下に、香港から鉄橋を歩いて中国に入った池田先生の当時の写真が掲載されていた。背広姿の先生は、悠然と前方を見据え、歩まれている。
その後を追うように、香峯子夫人が続く。
徒歩で国境を越え、池田先生は中国に渡った。
その瞬間が、1枚の映像として今にある。どきどきするような瞬間である。
以来、40年。日中友好の金の橋をかけてきた創価。そして中国の英知の人々もまた、そのエールに応えている。
この40年の時代の流れの中で、日中関係は今 最悪である。
しかし、今も尚、弟子たちは中国に渡り、友好の絆を深めている。
政治的には、対立の構造から軍備増強にシフトした日本。
日本だけではない。東シナ海でベトナムもフィリピンも、対抗策に走るこの時代に、それでも貫く友情があることに、私自身、驚ろかされるのだ。
この40周年の佳節を、北京師範大学の中国文化力研究センターは名誉会長に対し、「国際名誉主席」に迎えた。称号の授与は、訪問中の日中友好青年交流団(学会青年部)に託された。学会青年部は、さらなる日中友好へ尽くすことを約束した。
異様な対立の時代にあっても抱擁し合い、固く握手する‥
到底、ありえないような行動ではないか。

追伸:旧創価の森ブログの日中国交正常化提言の記事を添付します。
(旧ブログは、音声ソフト対応ではありません)
その旧ブログの記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-05-30 22:39 | 池田大作先生 | Comments(0)

自在会が結成40周年


☆自在会が東京、大阪で大会。

昨日の聖教新聞に、自在会の大会の模様が紹介されていた。
5月25日、東京と大阪の2ヵ所で同時開催された自在会40周年の大会。
東京は信濃文化会館、大阪は大阪中央文化会館。
手のひら程度の大きさの記事で、詳細な内容は分からないが、自在会が発足から40年を経過し、さらなる前進を誓い合った内容が伝えられていた。
笑顔の自在会メンバーの写真も掲載されていた。
新聞に掲載された朝、2人の友からメールがあった。
1人は ちよさん、もう1人は千早さん。
「自在会の記事があるよ!」と教えてくれた。
でも、自在会の千早さんが、なぜこんなにも早く反応できるのだろう。
不思議に思い、千早さんに「聖教新聞の情報はどのように得ているの?」とメールで聞くと、次のような内容が返信されてきた。



私が毎日見ているのは、聖教新聞公式ホームページの聖教オンラインです。
私は 会員登録をしています。
http://www.seikyoonline.jp/
新人間革命、名字の言、わが友に送る、きょうの発心などを見ています。
本日送った内容は、自在会のkさんから送ってもらったメールを転送したものです。



千早さんは、独自のネットワークで情報を仕入れている。
さすが!って思いました。(^^)
私は自在会の会合には参加したことがありません。
個人的に とても興味があります。いつか参加したいと思っています。
まず、茨城県の自在会の会合に出ようかな?
池田先生が中国初訪問から40周年。
自在会は、歴史的な中国訪問と同じ周期で記念日が来るんですね。
10年後の50周年を目指し、私も新たな決意で前進したいと思います。
「50周年を、ひらがな御書完成で迎えたいな!」
そんな夢が私の心に生まれました。

追伸:千早さんが、この自在会大会のことを記事にしています。
その千早さんのブログは、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-05-30 06:51 | 自在会情報 | Comments(3)

妙心尼御前御返事(2014年6月度座談会御書)


☆病之良薬(びょうしりょうやく)御書.

妙心尼御前御返事(みょうしんあまごぜんごへんじ:御書1480頁)。
別名を病之良薬(びょうしりょうやく)御書という。
6月度大白蓮華(だいびゃくれんげ)52ページの妙心尼御前御返事のひらがな文、漢字文を示し、背景と大意を 以下に述べる。

○ひらがな訳.

この やまいは ほとけの おんはからいか
その ゆえは じょうみょうきょう ねはんきょうには
やまい ある ひと ほとけに なるべきよし とかれて そうろう
やまいに よりて どうしんは おこり そうろう なり.

○ルビ付き本文.

この やまひは 仏の 御はからひか
その ゆへは 浄名経・ 涅槃経には
病ある人 仏に なるべきよし とかれて 候
病に よりて 道心は をこり 候なり.

○背景と大意.

大聖人が、病の夫を支える妙心尼(みょうしんあま)に与えられた御手紙です。
信仰から捉えた病(やまい)とは何か。
どのように受け止め、どのように実践すればよいのか。
本抄では、夫の病が「仏の御計らい」であると述べられています。
その文証として浄名経(じょうみょうきょう)、涅槃経(ねはんきょう)に「病ある人は仏になる」と説かれていることを示され、「病によって仏道を求める心が起こる」こと、「仏や菩薩が衆生を救うために病を現じる」とのご指南をされています。
池田先生は、「私たちの信仰は、病気をはじめ、あらゆる苦悩の意味を、深く捉えなおしていく力があります。すなわち、“宿命を使命に変える”生き方です。それが学会員の強さです。大きさです」と述べられています。
宿業を使命に変える生き方‥
それを願兼於業(がんけんおごう)といいます。
苦しみは体験した者にしか分からない。同じような苦しみを味わっているからこそ、苦難の人たちを導き、救済できる。
苦難は発心を生み、実践を生む。その実践の結果こそ、真の確信となります。
病気や苦難をチャンスに変えていくことが創価の信心です。
多くの創価学会員が体験している「病によりて道心は をこり そうろうなり」、そして「願兼於業」(がんけんおごう)。
私も、苦難の中で、何度も発心し、宿命を使命に変えてきました。
これからも、その方程式は変わらないことでしょう。

○語句解説.

浄名経(じょうみょうきょう).維摩経(ゆいまきょう)三巻のこと。
方等部(ほうとうぶ)に属し、空理を悟らせる内容。
涅槃経(ねはんきょう).釈迦が入涅槃(死去)するときの一日一夜の経。
法華経の内容を再び説いている。
願兼於業(がんけんおごう).「願って業を兼ねる」と読む。
法華経法師品第十の「衆生をあわれむが故に、悪世に生まれて、広く此の経(法華経)をのべるなり」を、天台宗中興の祖、妙楽大師が願兼於業と名付けた。

妙心尼御前御返事の別記事は、→ここをクリック!
旧ブログの願兼於業の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-05-26 21:46 | 座談会御書 | Comments(5)

資料:妙心尼御前御返事(みょうしんあまごぜんごへんじ)


☆病によりて道心はをこり候なり

以下に、妙心尼御前御返事(御書1479~1480頁)の主要な御文を抜粋する。
最初に ひらがな文、次に漢字文を示す。

○ひらがな訳(抜粋)

1479ページ.
「ふしの くすりを とかせ たまえり 
いまの みょうほうれんげきょうの ごじ なり
しかも このごじをば えんぶだい にんびょうの ろうやくと こそ とかれてそうらえ」
1480ページ.
「じょうみょうきょう ねはんきょうには やまい ある ひと ほとけに なるべき よしと とかれて そうろう
やまいに よりて どうしんは おこり そうろう なり」
にちれんは にほん だいいちの ふとうの ほっし
ほけきょうを しんじ そうろう ことは いちえんぶだい だいいちの しょうにんなり」
「にちれんが でしと なのらせ たまわば
いかなる きじん なりとも よも しらぬ よしは もうさじと おぼしめす べし」
「さるは きを たのむ さかなは みずを たのむ にょにんは おとこを たのむ
わかれの をしき ゆへに かみを そり そでを すみに そめぬ
いかでか じゅっぽうの ほとけも あわれさせ たまわざる べき」

○御書原文(抜粋)

1479ページ.
「不死の薬を とかせ給へり 今の妙法蓮華経の五字是なり しかも この五字をば 閻浮提(えんぶだい)人病之良薬と こそ とかれて候へ」
1480ページ.
「浄名経(じょうみょうきょう) 涅槃経(ねはんきょう)には 病ある人 仏になるべきよし とかれて候 病によりて 道心はをこり候なり」
「日蓮は 日本第一の ふたうの法師 ただし 法華経を信じ候事は 一閻浮提(いちえんぶだい)第一の聖人なり」
「日蓮が 弟子となのらせ給はば いかなる悪鬼なりとも よもしらぬよしは申さじとおぼすべし」
「さるは木をたのむ 魚は水をたのむ 女人はおとこをたのむ わかれのをしきゆへにかみをそり そでをすみに そめぬ いかでか十方の仏も あはれませ給はざるべき」

○解説.

妙心尼御前御返事(御書1479~1480頁)は、日蓮大 聖人が54歳の御時、身延から妙心尼に与えられた御書。
妙心尼は、窪尼、持妙尼と同一人物との説もあるが、明らかではない。
いずれにしても、信心強情な婦人であったことは間違いない。
病をはじめとする「苦悩に負けない信心」の姿勢を教えられた御書である。

ふとう(ふたう:不当).ふとどき者のこと。(世間から見れば)
一閻浮提(いちえんぶだい).世界中の意味。
浄名経(じょうみょうきょう).維摩経(ゆいまきょう)三巻のこと。
方等部(ほうとうぶ)に属し、空理を悟らせる内容。
涅槃経(ねはんきょう).釈迦が入涅槃(死去)するときの一日一夜の経。
法華経の内容を再び説いている。

妙心尼御前御返事の別記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-05-26 06:33 | 座談会御書 | Comments(0)

ちよさんの原稿


☆深く御礼を申し上げます。

一昨日、ひらがな御書で寺泊御書をアップしました。
その記事は、→ここをクリック!

この寺泊御書の原稿をくださったのは「ちよ」さんです。
ちよさんからは、沢山の原稿をいただいていているのですが、今回の寺泊御書の原稿を見て、つくづく頭が下がりました。
実は、この原稿には、珍しく入力ミスが多かったのです。
過去の原稿の中で、一番多かった。
本来、ちよさんならやらないようなミスがいくつかありました。
私、「疲れていたんだな‥」って感じたんです。
あるいは、体調が優れなかったのかも知れません。
疲れていても、前に進めようとする「ちよ」さんの頑張りに心から感謝しつつ、「凄いな、素晴らしいな!」って思いながら校正しました。

私も疲れていると、ホームページの制作はできません。
間違いだらけになるんです。そして、ヘコみます。(^^:
体調によっては、「今日はだめだ!」となります。
精密な作業なので、疲れて頭がぼんやりしていると 記事を組むことすらできない。
まして、ひらがな御書の作成は、原稿作成、校正、確認、投稿、チェック、最終校正と、手間暇のかかるプロセスです。ミスもあるし、100点満点は難しい。
進むスピードもノロノロです。思うようにいかない。
だからこそ、体調を整えて、気力も充実させないといけません。
ちよさん、いつまでもお元気でね。(^^)
お互い、使命ある身ですから。

と、いうことで、ちよさん 本当にありがとうございました。
御無理なく、これからも お力添えください。

追伸:読者の皆様、私は多くの入力ミス、間違いをしてしまいます。
一字でも多く修正できますよう、御指摘を頂けますと助かります。
皆さま、どうか、今後もお力添えください。

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by sokanomori3 | 2014-05-23 06:29 | ひらがな御書 | Comments(9)

前略 千早さま (12)


☆5000円札が進化。(^^)

千早さん、おはようございます。
先日、公明新聞に「目の不自由な人が区別しやすい5000円札」が発行されたとの記事がありました。その文章を以下にご紹介いたします。



○改良5000円札発行.

目の不自由な人が区別しやすいように改良を加えた5000円札が、きょうから発行される。
1万円札と ほぼ同じ大きさの5000円札を識別しやすくするのが狙い。
表面 左下のホログラムを覆う透明シールの形状を、楕円形から四角形に変更し、面積を1.7倍に拡大。手触りで5000円札だと分かるようにした。
視覚障がい者にとって 紙幣の識別は難しく、買い物の際も不安が付きまとう。
公明党は、2003年2月に視覚障がい者団体の代表者と共に 財務省を訪れ、手に取った際、種類が識別できるよう、紙幣の大きさや紙質など紙幣デザインへの配慮を検討するように求めていた。

(以上、5月12日の公明新聞の抜粋)



私、この記事を読んで、まじまじと 今の5000円札を見てみました。
すると、左下にピカピカ光るホログラムのシールがありました。
(ホログラムとは、見る角度によって映像が変わる素材のこと)
新しい5000円札は、この部分を触ると1万円札とはっきり違いが分かるようです。
さて、公明党、こんなところまで仕事をしているんですね。
素晴らしいじゃありませんか、公明党。(^^)
改良5000円札、千早さんのところに いつ 届くのでしょうか?

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by sokanomori3 | 2014-05-22 06:17 | 前略 千早さま | Comments(3)

風になってください


☆43編のエッセーを収録.

以下に、書籍「風になってください」の本の表紙写真を添付します。
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「本の表紙には、コスモスの花(ピンクと赤)が咲いている爽やかな写真があり、表題の「風になってください」の黒文字と、サブタイトル「視覚障がい者からのメッセージ」の赤文字が表記されています」

「風になってください」という本がある。
全盲の著者(松永信也氏)が日常の出来事を詩的に書きつづったエッセーである。
本書に収められている43のエッセーの表題を 以下に示す。

「海に落ちる夕日、なぜサングラスをかけているの?、小さな手、飛行機雲、クリスマスブーツ、林檎、音響信号、エスカレーター、大晦日の夜の仕事、新しい白杖、道先案内講演会、白杖の先で落ち葉のコンツェルト、目くらさん、こっち そっち あっち どっち?、空いている席、外国人、あんな人達、暖かい文字、ささやかな幸福感、さりげなく、花束、春告雨、ヒヤシンス、波、深緑、シクラメン、清水寺、木漏れ日、キンモクセイ、喫茶店、ポケットティシュ、戦争反対、メルトモ、メリークリスマス、バイクの少年、シックスセンス、声の記憶、線香花火、雪の情景、夢、がんばれタイガース、阪急電鉄 桂駅、視線」の43編。

1つ1つのエッセーが、見事に著者の人生を描いている。
その中の「飛行機雲」と「音響信号」の2編をご紹介する。
(文章は抜粋であり、一部内容を改変しています)

○飛行機雲.

大阪に向かう電車に乗った。
白杖は折りたたんでお尻の後ろに置いた。
親子連れが乗ってきて、4人掛けの残りの座席が埋まった。

窓の外の雲を見ながら、子供たちの話が弾んだ。雲が電車に見えるとか、犬、ウサギ、さらにはテレビマンガの主人公らしきものが出てきたとか。
しばらくして、子供たちは不思議な雲を見つけた。
車窓から見える空に、一本の長い雲。
「トイレットペーパーみたいだ」と笑い始めた。
「神様がウンチをした」というところで、母親のストップがかかった。
次の駅で降りるらしい。
準備を始めたお兄ちゃんに、僕は声をかけた。
「楽しかったよ。あれはね、飛行機雲って言うんだよ。飛行機が飛んだ後にできるんだ」
子どもたちとお母さんは「ありがとう。さようなら」と言い残して降りて行った。

僕はしばらく とっても幸せな気持ちで空を眺めた。
そうそう、結局 あの家族は、僕が見えない人間だということに気付かなかった。
それはそうだろう。本人の僕が忘れていたのだから。

○音響信号.

音響信号は確かに便利である。
でも、安全ではない。
音響信号が教えてくれるのは青になったということと、だいたいの方向だ。
音に向かってまっすぐ歩くなんて そう簡単なことではない。
実際、日常の僕は たいがいどちらかにゆがんでしまう。
音響信号の音を察知しながら、歩行者の足音や、進入してくる車のエンジン音に気を配って、まっすぐ歩くなんて神業だ。

僕たちは視覚に障害を持った普通の人間で、特別な能力の持ち主ではない。
音響があろうがなかろうが、横断歩道を渡る間だけでも、誰かが肘を貸してくださったなら、それ以上の安全はないのだ。
ちなみに僕の地元の音響信号は、夜7時から朝の7時までは音が鳴らないようになっている。近所迷惑だからだろう。
京都の音響信号は南北がピヨピヨ、東西がカッコーの音が基本になっていて、よく方向を見失う僕たちにとっては結構役に立っている。
ただ、ちょっと違う土地に行ったら「通りゃんせ」が流れてたりして困る。
こんなところだけ分権なのかなあ。

音響信号なんかなくても、そこに暮らす人々が 気軽にサポートしてくれる社会、
そっちの方が未来形だと思うんだけど。
誤解のないように、
音響信号を否定しているわけではありません。
ただ、あれで安全と思われると困るものですから。

○所感.

何度読み返しても飽きない、素晴らしい本である。
今の話もあるし、子供時代の話もある。
読み進めて行くと 著者自身の全体像が見えてくる。目が見えずとも、晴眼者と変わらぬ生活があり、人生を深く味わい、楽しんでいることに気付かされる。

「飛行機雲」では、本人自身が 自ら 視覚障がい者であることを忘れている一コマが述べられ 微笑ましいエッセーになっているし、「音響信号」は、例え音響装置のある信号機でも、サポートをしてあげることの重要性が述べられている。
学ぶべきこととは、視覚障がいとは 特別、辛いとか 苦しいという問題はなく、晴眼者の心情や生活と何も変わらないのであり、しかし 移動や歩行といったことにおいてはサポートを受けることは「感謝に値する」ことだということである。

晴眼者が困惑するのは、目が見えないということの現実を知らないことで、手助けのつもりが大きなお世話、有難迷惑になることだろう。けれど、視覚障がい者のことを知ることは、小さな心使い、小さなサポートができることにつながる。
まったく見知らぬ人のサポートをすることは、最初、勇気がいるかも知れない。
けれど、この1冊を読めば、そのチャンスを生かすことができる。
読めば、全員が感動するだろう。そしてハッピーになれるだろう。
とにかく、このように素敵な本なのです。(^^)

「風になってください」の参考資料は、→ここをクリック!
続編の「風になってくださいⅡ」は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-05-19 06:37 | 視覚障がい書籍紹介 | Comments(8)

風になってくださいⅡ


☆24編のエッセーを収録.

以下に、書籍「風になってくださいⅡ」の表紙の写真を添付します。
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「本の表紙には、薄い雲がかかった青空の写真(流れるような雲の写真)があり、表題の「風になってくださいⅡ」の黒文字と、サブタイトル「視覚障がい者からのメッセージ」の赤文字が表記されています」


全盲の著者(松永信也氏)が 日常の出来事を詩的に書きつづる。
そのエッセーは、以下の通り。
「風になってください、黄色の水仙、ありがとうカード、桜茶、ゆいちゃん、祈り、露草、不良少年、サンドイッチ、京言葉、診察券、阿吽坊(あうんぼ)、星、阿久根にて、転落防護柵、蛍、バリアフリー映画、大根役者、風の会、子どもの質問、お年玉、コンビニのおにぎり、乾杯!、握手」の24編。
以下に、その中から「星」と「子どもの質問」の2編(要約)をご紹介する。
(文章を短くまとめるため、原文の一部を改変しています)

○星.

子どものころから、僕は、星を見たことがなかった。
月は はっきり見えていたが 何度挑戦しても 星は見えなかった。
僕の目では、そのささやかな光は 確認できなかった。

ある日の夜、友人が「今夜は空がきれいだから、星を探そう」と言い出した。
バイクにまたがって、僕たちは深夜の川沿いの土手に向かった。
たわいもない話をしながら、
夜空を見上げていた僕は、微かに 輝くものを見つけた。
確かにそれは 星だった。
僕たちの頬を、熱いものがつたった。
その夜、僕は 何度もその星を見た。一度、視線を離した僕が、再度、闇の中から その微かな光を探すのは大変な作業だった。
友人は、僕の頭を手で持って、その星の方向に合せた。
何度も、何度も挑戦し、明け方には、ほとんど数秒でその星を探せるようになった。

45歳の若さで、その友人がこの世を去ったとき、
僕は、そっとベランダに出て、夜空を見上げた。
もう失明していた僕には、暗闇だけが存在していた。
それでも、僕は 長い時間、夜空を見上げていた。
友人は、星になった。

○子どもの質問.

僕は毎年、福祉授業などでたくさんの小学生に出会う。
子どもたちは素直に感じ 発言し、行動する。
目が見えない僕を、ほとんど何もできないと思っている子もいるし、かわいそうと言う子もいるし、不自由や不便がそのまま不幸につながると思っている子もいる。
これは紛れもなく、僕が見えていたころ、口にはださなくて、何となくイメージしていたことと同じなのだ。

僕は子どもたちに、視覚障がいの意味を伝える。何故なるのか、どんなことが困るのか、どんなにしてほしいのか、体験を交えながら伝える。
話を聞く子どもたちは、どんどん変化していく。
最初、教室に足を踏み入れたとき、少しこわばっていた空気が、時間とともに うんうんとうなずき、へぇーっとつぶやき、時には 微笑みだすのだ。
思いもかけない質問が飛び出すことがある。

「見えなくなって、良かったことはありますか?」
「神様が5分間だけ見せてくださるとしたら、何を見たいですか?」

授業が終わって、休み時間になると、子どもたちは近寄ってきて手伝いをしてくれる。
そして、手伝ってくれた子どもは、とてもうれしそうだ。
人間という生き物には、もともと、助け合うことを喜びと感じるDNAがあるのかもしれない。
それが、社会を構築していくエネルギーの源なのだろう。

○所感.

「星」を読んで、私はジーンときた。
「子どもの質問」は、私が経験したプロセスと同じで、「そうだよなぁ」と共感した。
「星」では、友人の死が語られ、その友人を思いながら 見えない目で夜空を見上げる著者がいて、何とも言えない感動が魂を揺さぶった。
「子どもの質問」では、最初、目が見えないという現実だけからみると、視覚障がい者は「不幸な人」、「可哀そうな人」と映る。しかし、接し、言葉を交わし、知りあうと、そのことが 不幸ではないことに気付く。
そして、子どもたちは 著者をさりげなくサポートできるようになる。
私は千早さんと出合い、ひらがな御書をスタートしたが、まったく同じプロセスであった。
ひらがな御書の千早さんの記事は、→ここをクリック!

「人間という生き物には、もともと、助け合うことを喜びと感じるDNAがあるのかも‥」
読んで「その通り!」と、私は共感したのである。(^^)
困ったときはお互い様だし、助け、助けられるのも当たり前。
そんなことは、特別なことではない。

「風になってください」の参考資料は、→ここをクリック!
初版の「風になってください」は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-05-17 07:51 | 視覚障がい書籍紹介 | Comments(4)

参考資料 「風になってください」の主張


☆視覚障がいを知ってほしい。


「風になってください」
2004年の初版本と 2013年1月の続編の2種類の本が存在する。これは、視覚障がい者の著者が 視覚障がいという世界の理解を広げようと書き表した本である。
以下に、この本の あとがき、はしがきを抜粋して紹介する。

○「風になってください」から.

10歳の頃、網膜色素変性症という難病であることが分かりました。
しかし、大きな変化があるわけではなく、それなりに普通に生活してきました。
穏やかな、平凡な人生をおくれればいいと思っていました。

35歳を過ぎたころから、目に違和感を感じ始め、39歳で仕事をやめる頃には、移動にさえ不安を感じるようになっていました。
それから1年後、私の目は ほとんど見るということができなくなっていました。
それでも、訓練のかいあって、失いかけていた行動の自由、点字やパソコンのコミュニケーション手段は獲得できました。
そして、見えていた頃の僕も、見えなくなってからの僕も、変わらない僕であることを確認できました。だた 見えない僕が、再度 社会参加をしようとすると、それはとても大変なことだと知りました。なぜだろう?
僕は「見えない」ということが、正確に知られていないことが一番の原因だと思います。
僕たちのことを知ってほしい、真実を伝えなければ‥
この本に込められた僕のつぶやきが、そのための道具になってくれればと思います。

今、この本を手にとってくださっている あなた、ありがとう。
この種(たね)を運ぶ風になってください。
理解は共感につながります。共感は力となります。
そして力は、未来を創造すると、僕は信じています。
(あとがきからの抜粋)

○「風になってくださいⅡ」から.

僕の目の前には、白っぽい灰色一色の世界が広がっている。
光も通さない、何も変化のない画像だ。
子どものころからビー玉を見失ったり、夜 見えにくかったり、確かに少しは目の悪い少年だった。不信に思った両親は、10歳の僕を大学病院にまで連れて行ってくれた。
そこで、網膜色素変性症だと判明した。治療法はないと告げられた。

40歳で見えなくなった。障がいを乗り越えてなどと表現されることもあるが、そんな勇ましいものではない。あきらめて、受け入れてしまったというのが本音。
ただ、見えなくなることが、そのまま不幸につながると思っていたのは、間違いだということを知った。見えていたころの僕も、見えなくなった僕も、変わらない僕なのだ。
見えない仲間、見えにくい仲間、見える人たち、
さまざまな人生の出会いは、僕に 幸せの意味や 人間の価値を考えさせてくれた。

2004年、「風になってください」というエッセーの出版をした。
「風になってください」は、毎年、少しづつ増し刷りを重ね、もうすぐ1万部になるだろう。
著者も出版社も予測しなかった奇跡が起きたのだ。
「理解は共感につながります。そして、共感は未来を創造すると、僕は信じています」
本当に、未来につながったのだ。
(序章からの抜粋)

○所感.

以上は、この本の著者の主張の概要である。
詩的なエッセーで、とても魅力的な文章が満載である。
1つ1つのエッセーに、魂が揺さぶられた。
何度読み返し、何度 涙したか。
著者がいう「風になってください」とは何か。「共感」とは何か。
その内容を 別記事で ご紹介します。

初版の「風になってください」は、→ここをクリック!
「風になってくださいⅡ」は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-05-16 06:17 | 視覚障がい書籍紹介 | Comments(2)

創価学会歌 誓いの青年よ(歌詞)


☆誓いの青年(きみ)よ.

作詞:山本伸一 作曲:音楽隊有志

○ひらがな訳の歌詞.
1.
ちかいの きみよ たびだちは いま こうふの だいがん いざや はたさん
じだいを かえる ちからは ここに じゆの せいしゅん いどみ まいゆけ.
2.
そうかの こころ あらしは ほまれ きぼうと せいぎの てつりを かたれ
じんるい てらす えいちは ここに みんしゅうの しろに がいか とどろけ.
3.
しんずる きみよ ふにの いのちよ していの しょうりを とわに かざれや
みらいを つくる すくらむ ここに へいわの ほしを われらの ゆうきで
へいわの ほしを せかいの ともと.

○ルビつき歌詞.
1.
誓いの青年(きみ)よ 出発(たびだち)は今 広布の大願 いざや果たさん
時代を変える 力はここに 地涌の青春 挑み舞いゆけ.
2.
創価の心 嵐は誉れ 希望と正義の 哲理を語れ
人類照らす 英知はここに 民衆の城に 凱歌 轟け.
3.
信ずる後継(きみ)よ 不二の生命(いのち)よ 師弟の勝利を 永遠(とわ)に飾れや
未来を創る 連帯(スクラム)ここに 平和の地球(ほし)を 我らの勇気で
平和の地球(ほし)を 世界の友と.

○参考資料.

2013年11月、広宣流布大誓堂(こうせんるふだいせいどう)が完成、2014年には「世界広宣流布新時代 開幕の年」がスタートした。
2014年4月19日、本部幹部会にて「誓いの青年(きみ)よ」の歌が発表された。
世界広布(こうふ)新時代の5.3を祝し、池田先生は「青年」「後継」を「きみ」と読ませ、後継の全会員に この学会歌を与えられた。

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by sokanomori3 | 2014-05-14 22:46 | 創価学会歌 | Comments(10)


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