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善知識と悪知識


☆創価学会は爪上の土。

20歳のころ、50代の自分を想像することはできませんでした。
昭和の真只中に生れた私にとって、21世紀は途方もない未来でした。
平成なんて知りません。未来は霞がかかって見えません。
あれから30年以上が経過しました。環境も境遇もまったく変わりました。
年齢も、住む場所も、社会的地位も、あらゆることが変化する年月の中で、でも、変わらないことがあります。それは、私が終始、学会員だということ。
私の人生の骨格は、創価学会です。
ただし、信仰に対する認識、確信という部分は大いに異なります。
若かりし頃、私には体験がなかった。御本尊を信じてはいたが、実証はなかった。
親には体験があった。その話から私は信じていただけ。
祈って、本当に願いが叶うのだろうか?
そもそも、広宣流布って何だろう?
池田先生のことも、御書も、雰囲気しか分からない私でした。

私の認識が変わったのは、40歳からの3年間の信心です。
300万遍を必死で唱えました。御書も学んだ。折伏もした。
あの時の信心で、私の人生は一変したのです。
悲惨な窓際族の出来事が、私の人生を開いたのです。
窓際族の時の記事は、→ここをクリック!
あの信心から10年、今も、仕事、私生活は充実しています。
否、あの実証を得た3年の信心の数倍も、今の私の幸せは確固たるものです。
家もあります。家族も全員健康。仕事も万全に機能しています。
全部、御本尊さまから頂いた功徳(くどく)です。
私の功徳の記事は、→ここをクリック!
本当に不思議です。奇跡のように感じるのです。
創価学会は爪上の土(そうじょうのど)です。
創価学会は善知識の中の善知識です。
それは間違いありません。

善知識.正直、有徳の友人のこと。悪知識に対する語。
仏、菩薩、人、天などを問わず、人を仏道に導き入れる人をいう。
阿含経には、「善知識に親近すれば信心が増し、知恵も豊かになる」と説かれている。
また、法華経には、「善知識は衆生に菩提心をおこさせる」とある。
悪知識.悪法、邪法を説いて、衆生を迷わせ、仏道修行を妨げる悪徳の者のこと。
悪友ともいい、涅槃経には「諸の悪知識を遠離(えんり)すべし」とあり、悪知識をもっとも恐れなければならないとしている。

善知識と悪知識のことが書かれている御書があります。
その御書は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-09-30 22:56 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(4)

三三蔵祈雨事 (さんさんぞう きうのこと)


☆真言亡国の現証(げんしょう).

三三蔵祈雨事(さんさんぞう きうのこと)という御書がある。
三三蔵とは、3人の三蔵のことで、中国真言宗の善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)、金剛智三蔵(こんごうちさんぞう)、不空三蔵である。3人とも祈雨(きう)を行い大雨を降らせた僧だが、どれも暴風雨となって国土を荒らした。
大聖人は、この三三蔵の祈雨の失敗の現証をあげられ、真言宗が亡国の悪法であることを明らかにされている。
その中に、大事なご指南があるので以下に示す。

○ひらがな訳.

ほとけに なる みちは ぜんちしきには すぎず わが ちえ なににかせん  
ただ あつき つめたき ばかりの ちえだにも そうろう  
ならば ぜんちしき たいせつ なり  
しかるに ぜんちしきに あう ことが だい1の かたき ことなり  
されば ほとけは ぜんちしきに あう ことをば いちげんの かめの うきぎに いり 
ぼんてんより いとを さげて だいちの はりの めに いるに たとえ たまえり  
しかるに まつだい あくせには あくちしきは だいち みじんよりも おおく 
ぜんちしきは そうじょうの つちよりも すくなし.

○御書原文.

仏に なる みちは 善知識には すぎず わが 智慧 なににかせん
ただ あつき つめたき ばかりの 智慧だにも 候 ならば 善知識 たいせち なり
而るに 善知識に 値う 事が 第一の かたき 事なり
されば 仏は 善知識に 値う 事をば 一眼の かめの 浮木に 入り
梵天より いとを 下て 大地の はりの めに 入るに たとへ 給へり
而るに 末代 悪世には 悪知識は 大地 微塵よりも をほく
善知識は 爪上の 土よりも すくなし.

○所感.

上記の御文の意味は次の通りである。
「仏になるための善知識に巡り会うことはとても難しいことである。
それは、一眼の亀が浮き木に会い、その流木の穴に体を収めること、あるいは天空より糸を垂らし、針の穴に糸を通すがごとき難しさである。
末法の世においては、悪知識は大地の微塵よりも多い。
しかし、善知識は、爪の上の土よりも少ない」
爪の上の土とは、日蓮大聖人の仏法であり、なかんずく現在の創価学会である。
このことを私たちは心肝に染め、ありがたく稀有の御本尊を奉りたい。
そして創価学会と共に、生涯、不退転で歩みたい。

三三蔵祈雨事のひらがな文は、→ここをクリック!
ひらがな漢字交互文は、→ここをクリック!
解説文(背景と大意)は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-09-29 21:49 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(3)

スポーツの秋


☆らくらくフォンの万歩計。

以下に、らくらくフォンの表示「20678歩」の写真を添付します。
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らくらくフォンを前回、記事にしました。
その記事は、→ここをクリック!
機能はシンプルであるが、そのシンプルさがいい。私が使う機能は、電話、メール、万歩計(まんぽけい)のみです。写真もTVもネットも、携帯電話ではやりません。
さて、今日は2万歩を移動したようです。移動距離は15.5km。
数えきれない赤トンボが飛んでいる河川敷を走ったり歩いたりしました。
気持ちよかったですよ、快適な気候でしたし。夕日も綺麗でした。
私は健康を維持するために、週に一度は出歩いています。
広宣流布(こうせんるふ)の使命がまだ沢山ありますから、健康には気を使います。
運動が一番なんです。サプリメントも運動不足では役に立ちませんからね。
皆さんは、どうですか? 体にいいことしてますか?
健康はあるものではなく、作るものです。
スポーツの秋、大いに活用しましょう!



追伸:今日はいろいろ体のメンテナンスをしました。栄養補給も。
散髪(眉毛、髭剃り含む)、手足の爪切り、ゆっくり入浴、毛髪剤で頭髪管理まで。
どうか皆さまも、髪の毛1本から爪の先まで、大事にされてくださいね。
そうして、24時間戦える体を維持しましょう!(^^)

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by sokanomori3 | 2014-09-28 18:37 | 健康づくり | Comments(7)

大白蓮華 2014年10月号


☆大白蓮華 10月号のご案内です。

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写真解説.「大白蓮華(だいびゃくれんげ)10月号表紙の写真です。表紙には、大きな虹のかかる都市の写真が掲載されています。池田先生が愛知県で撮影されたお写真です」


○目次 (掲載内容を以下に申し上げます).

2ページ.
巻頭 言 「強く明るく喜びの調べを」(池田大作)
池田先生は、巻頭 言に「何があっても負けない青春。負けない一生を」と述べられています。
6ページ.
未来を創る(少女部員への励まし)
8ページ.
特別企画「飛翔の原点・記念撮影会」として、同志が喜んでくれるということから池田先生の撮影会が恒例となった経緯が語られている。
その内容と共に、「仏法は証拠主義です。勝つか負けるかです」とのメッセージが書かれています。
28ページ.
池田名誉会長講義「勝利の経典・御書に学ぶ」(第67回)
上野殿御返事からの講義になっています。
「火の信心と水の信心」、「善知識の重要性」、「悪鬼が法華経の行者の力を弱める、生命力を奪う」、「苦難を宿命転換の好機に」、「川の流れの如き信仰を」、「わが人間革命の道を一歩一歩」と語られています。
44ページ.
体験談2つ。知的障害の娘を持つ家族が、福祉財団を立ち上げ社会貢献ができるようになった体験。
全身の筋肉が骨に変わっていく病になった長男を中心とした家族の体験。
48ページ.
今月の座談会御書「日女御前御返事(にちにょごぜんごへんじ)」 別名、御本尊相貌抄。
「強情な信心で御本尊の偉大な功力を」
68ページ.
婦人部グループ学習「崇峻天皇御書(すしゅんてんのうごしょ)」解説。
「蔵の財より身の財、身の財より心の財」
72ページ.
シンガーソングライター・松田陽子さんの体験談。
子宮がんの摘出手術、離婚、シングルマザー、うつ病を乗り越え、そこから音楽活動へ。
そして夢を実現した鮮烈な体験が書かれています。
80ページ.
株式会社ホリの代表取締役(学会員)のインタビュー記事。
94ページ.
複数の男子部員の体験談。
103ページ.
池田SGI会長指導選集「幸福と平和を創る智慧」第5章
「自他共に幸福に」というテーマで語られています。
116ページ.
読者の広場。

○10月号の特徴.

どの記事も素晴らしい内容で、読み応えのある大白蓮華です。
特に、シンガーソングライターの松田陽子さんの体験が凄いです。
宿命を使命に開き、過酷な運命から歌手の夢を実現した女性‥
涙が止まらない体験が書かれています。
彼女は、「誰からも必要とされないと思うなら、自ら進んで人のために働こう」と述べています。今、彼女は歌手活動の他、国連UNHCR協会広報委員、NPO法人「self」代表を務め、難民支援や児童養護施設支援などの社会貢献に取り組まれています。

尚、座談会御書の日女御前御書を深く掘り下げ、御本尊受持の大功徳について、詳しく解説があります。
本抄では、御本尊を「未曾有の大曼荼羅」(1244)と仰せで、仏法史上、誰一人顕せなかった大御本尊であると述べられています。
私たちが信仰の中心に据えている御本尊。
その御本尊への強い確信こそ、宿命転換の要(かなめ)です。
その心で、今月の御書を拝したいと思います。
10月度の座談会御書は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-09-27 11:02 | 大白蓮華 | Comments(2)

これでいいのか?


☆職場の先輩がスマホ!?

以下に、私が1年前から使っている「らくらくホン」の写真を添付します。
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職場に仲のよい先輩社員がいる。
66歳。定年後も会社で仕事をされている。わが社では最年長である。
その先輩が「スマホにした」とのこと。
「なぜ、今さらスマホなんですか?」と聞くと、
「Yがスマホにしたって言うから、負けられないと思ってね」と語る。
私としては、スマホにされてガッカリである。
仲間がいなくなった寂しさ‥から。(^^:

かくいう私は、ガラパゴス携帯である。一度もスマホは使ったことがない。
その私も紆余曲折しつつ、「らくらくフォン」にたどり着いた。
53歳のとき。らくらくフォンにするには早過ぎるとの声があった。
以下に、旧ブログからそのプロセスを示す。
迷っていた時の記事は、→ここをクリック!
購入時の記事は、→ここをクリック!
使用した感想は、→ここをクリック!

以来、使用して、1年以上を経過する中で、私の判断は正しかったと思っているが、ビジネスの世界で現役生活をしている立場としては、多少、不利になることもある。
でも、結果的に、らくらくホンはとても気に入っている。
そんな中、最年長の先輩(12歳上の人)がスマホにしたのである。
さすがに心が揺れた。「私はこれでいいのか?」とモヤモヤした。

数日後、その先輩に再び声をかけた。
「どうです、スマホ。やっぱり、いいですか?」
10日あまり使った先輩は、ニヤリと笑みをたたえながら言った。
「うん、これは駄目だね。捨てたいよー」(爆笑)
使い勝手が悪いのだという。後悔しているという。

皆さん、新しいことが必ずしもいいとは限りませんよね。
「古い奴だとお思いでしょうが」なんて流行らないかもしれませんが、古き良き時代に安住するというのも素敵な選択肢でしょう。
帯電話もライフスタイルから考えていいのでは?
と、いうことで、お後はよろしいようで。(^◇^)

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by sokanomori3 | 2014-09-26 21:56 | 管理人より | Comments(3)

前略 千早さま (20)


☆突発性難聴にご注意ください.

あなたが、しばらく体調を崩されて心配しておりました。
少し回復された由、嬉しく思っています。(^^)
さて、過日、耳の聞こえが良くないとおっしゃっていましたね。
ある新聞で「突発性難聴」という病気が記事になっていました。
あなたにとって、聴力は何にも増して大切な機能です。耳を大切にしていただきたいので、読んだ内容を簡単にご紹介いたします。

突発性難聴とは、突然、片方の耳が聞こえなくなる病気です。
発症する人の大半は40から60代で、耳鳴り、めまいを伴うことがあります。
原因は不明で予防法はありませんが、治療法は確立されており、手遅れにならなければ治せる病気ですから、できる限り早期発見、早期治療がお勧めです。

耳鼻咽喉科の専門医は、次のように述べています。
「耳の奥にある内耳の血流を改善させる薬や、神経を活性化させるビタミンB12剤、ステロイドホルモン剤を投与すると改善することが多いです。症状が軽ければ、完全に回復します。通院での投薬治療が一般的ですが、入院して集中治療も有効な手立てです」
発症から2週間を過ぎてしまうと、治療をしても効果が出せないことがあり、完全な回復に至らないことがあるとのこと。難聴や耳鳴りが連続して3日続いたら要注意です。
その場合は、必ず病院に行って検査を受けてください。

片耳だからという油断が、取り返しのつかないことになります。ですから、以下に掲げるチェック表で2つ以上が当てはまるかどうか調べましょう。

1.耳が詰まった感覚がある。
2.突然、音が聞こえずらくなった。
3.音が割れ、エコーがかかったように聞こえることがある。
4.キーン、ジーといった耳鳴りが続く。
5.周囲が回転するようなめまいが続く。

2つ以上当てはまるなら、突発性難聴の可能性があります。
ですから、この症状には機敏に行動していただきたいと思います。
早期発見、早期対策が大事なポイントですからね。
どうか、この知識を頭の片隅に置いてください。

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by sokanomori3 | 2014-09-25 22:09 | 前略 千早さま | Comments(4)

日女御前御返事(2014年10月度座談会御書)


☆御本尊相貌抄.(ごほんぞん そうみょうしょう)

日女御前御返事(にちにょごぜんごへんじ:1244ページ)。
別名を御本尊相貌抄(ごほんぞん そうみょうしょう)といいます。
以下に、10月度大白蓮華(だいびゃくれんげ)の日女御前御返事(御本尊相貌抄)のひらがな文、漢字文を示し、背景と大意を述べます。

○ひらがな文.

なんみょうほうれんげきょうと ばかり となえて ほとけに なるべきこと
もっとも たいせつなり
しんじんの こうはくに よるべきなり
ぶっぽうの こんぽんは しんを もって みなもととす
されば しかんの しにいわく
「ぶっぽうは うみの ごとし ただ しんのみ よく はいる」と.

○漢字文.

南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり
信心の厚薄によるべきなり
仏法の根本は信を以て源とす
されば止観の四に云く
「仏法は海の如し唯信のみ能く入る」と.

○背景と大意.

建治3年(1277年)、日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)が56歳の御時、身延から女性信徒の日女御前に宛てられた御書です。
御本尊の相貌(姿)の深義を明かされていることから、別名を御本尊相貌抄といいます。
冒頭、御本尊が法華経従地涌出品(ほけきょうじゅうちゆしゅつほん)第15から嘱累品(ぞくるいほん)第22までの八品(はっぽん)に顕われると述べられています。

八品とは、虚空会(こくうえ)の儀式から、釈尊が地涌の菩薩に未来を託すところに当たります。大聖人は、この虚空会の儀式を用いられ、御本尊を顕されました。
御本尊は、中央に法塔である南無妙法蓮華経がしたためられ、その周囲に釈迦、多宝、上行菩薩などの四菩薩、他の菩薩や声聞、六道の衆生が描かれています。
すなわち、十界のすべての衆生が御本尊に納まっている姿です。

本抄には、「一人ももれず 此の御本尊の中に 住し給い」(1243)と記され、一切衆生を救済する御本尊であると述べられ、この御本尊は、「南無妙法蓮華経と唱うる 胸中の肉団におわしますなり 是を 九識心王真如の都とは申すなり」と、強い信力と唱題によって偉大な仏の生命を開き現せることを教えられています。
最後に、「是より外に求る事なかれ」と、御本尊根本の信心をご指南くださっています。

○所感.

本抄は、「信じる力」の重要性を述べられた御書です。
戸田先生は、「大きい電球は光るし、小さな電球はうすい。さらに電球の例でいえば、信心しない者は電球が線につながっていないようなもの」と語られました。
御本尊をどこまで信じることができるか。信じ切れるか。
宿命転換は、その一点にかかっていると思います。
深く、強い祈りで、共々に見事なる人間革命を果たしましょう!(^^)

追伸:以下に旧創価の森ブログの類似の記事を添付します。
(旧ブログは音声ソフト対応ではありません)
日女御前御返事の別記事は、→ここをクリック!
九識論の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-09-24 06:33 | 座談会御書 | Comments(9)

期待を超えた人生 (読書感想文)


☆障がいの垣根を取り除く本.

ローレンス・スキャッデン氏の「期待を超えた人生」‥
それは、人生の勝利者の物語でした。
彼は目が見えません。けれど、栄光の人生を築きました。
スキャッデン氏は科学者となり、政府要人ともなりました。
普通の人たちでも成しえないことを成し遂げたのです。

○千早さんのこと.

目の見えない人との接触は、私は千早さんとの出会いが最初です。
耳が聞こえない、あるいは車椅子などの身体障がいの人とも接触はありませんでした。
ですから、当初、私は千早さんを「とても可哀そうな人」と認識していました。
千早さんとメールでやりとりしても、電話で話しても、やはりその感情はありました。
当時のメールの記事は、→ここをクリック!
しかし、千早さんにお会いしたとき、その認識はまったくの間違いだと気付きました。
現実の千早さんは、独立開業された立派な社会人だったのです。
一度目の出会いは、→ここをクリック!
二度目の出会いは、→ここをクリック!
私はこの出会いから自在会のことを知りました。
詳しく自在会の人たちを知りたくて、視覚障がいに関する本を読むようになりました。
どれも人生の勝利者ばかりでした。勿論、そうでなければ本にはなりませんが‥
勝利者というのは、自らが置かれた環境をフルに活用し、足下の泉を発見する人のことを言うのでしょう。

○書籍の特徴.

さて、書籍「期待を超えた人生」には、2つの特徴があると思います。
1つに、視覚障がいの中で生きるとは何かということについて、とても数多くの説明がされているということです。
目が見える人にとって不思議に思うことが、分かりやすく書かれています。
2つに、著者が目以外の身体的機能をフルに活用した名人、達人であるということです。
障がいは誰しもあります。大なり小なりあると思います。
肉体的、能力的、精神的、あるいは環境的に、乗り越えられないことが沢山あるのが人生です。しかし、その障がいがありながらも、工夫し、挑戦していくならば、思いもかけない道が開かれるということを教えてくれているのです。
この本は、障がいがあったとしても、他の能力を駆使すれば健常者と互角に生きていけるだけではなく、より大きなメッセージを人々に与えることができることも伝えています。

○所感.

読み終えて思うことは、ハンディのある人たちには、そのハンディを穴埋めする道具の提供が必要不可欠であるということです。
この世界は、健常者だけのものではありません。
目が見えない、あるいは耳が聞こえない、あるいは身体機能に障害がある人々が、平等に生きられる社会を提供しなければなりません。そうでなければ不公平だからです。
そして、この本を読んで、ひらがな御書の使命を再認識させられました。
コンピューターのパワーを駆使する時代が来ていることを教えられたのです。
今、点字の御書はありません。御書拝読のテープもありません。だからこそ、将来、出されるであろう点字御書や正式な音声ホームページの「つなぎ役」として、微力ながら「ひらがな御書」を制作しています。ひらがな御書は、→ここをクリック!

以下に、本書「期待を超えた人生」の別記事を添付します。
まえがきの記事は、→ここをクリック!
著者の人生は、→ここをクリック!
本書の内容は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-09-22 20:45 | 視覚障がい書籍紹介 | Comments(4)

期待を超えた人生


☆見えない生活を楽しむ.

以下に、「期待を超えた人生」の書籍表紙の写真を添付いたします。
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写真解説.「青色の表紙に 鳥が空に向かって飛び立つイラストが描かれ、黄色の文字で「期待を超えた人生」、続いて「全盲の科学者が綴る教育・就職・家庭生活」、ローレンス・スキャッデンと記されています」

このほど、全盲の科学者ローレンス・スキャッデン氏の本を読みました。
その著者の人生は、→ここをクリック!
本書「期待を超えた人生」の中には、興味深い内容が多数語られています。
その一部を抜粋し、以下にご紹介します。
(コンパクトにするため文章を変えています)

○反響音.

私の親しい友人には、盲導犬を使っている人がたくさんいます。
「なぜ盲導犬を使わないのですか?」と聞かれるとき、私はときどきふざけて「白杖には餌をやらなくていいからね」と答えます。
これも事実ですが、現実には、忙しいスケジュールに、盲導犬を散歩させたり、餌をやったり、手入れをしたりする時間を使いたくなかったのです。
私は盲になってから、大事なスキルを学びました。
それは教えられたものでも、頭で理解したものでもありません。
両親は、私が遊びに行くときに電柱やクルマを避けて行くのをよく見ていました。
私に若干の視力が残っているのだと思っていたらしいのですが、実は足音からの反響音を使っていたのです。これを反響定位(Echolocation)と言います。
1749年、フランスのデニス・ディデロは、「一人で歩く盲人が、障害物を発見して避けることができる」ことを観察して論文を書きました。
ディデロは、その人の顔に当たる空気の流れが変わるのだと結論づけました。
その後、150年間にわたり、いろいろな議論が繰り返し行われ、温度変化や磁気、電気、あるいは第六感であるとも言われました。
これに対し、ダン・キッシュの研究では、必要不可欠なことは「聴覚」で、周囲に騒音がなければ対象物を安定して感知することができると結論付けました。
その通りです。見える人の多くは、実際に起こっている反響音をほとんど聞いていませんが、盲の人はいつも周囲の音にすべてを集中しています。
私は舌でチッという短い音で距離を測ることができます。
ロサンゼルスの学校では、この舌打ちは悪い習慣だということで「舌打ちをしないように」と生徒に言っていましたが、先生はこのテクニックがいかに私たちに役立つものかを知らなかったのだと思います。
反響音は、弊、壁、垣根の位置、木の葉の茂り具合などの情報を与えてくれるのです。
私の反響定位能力は、若いころのように鋭くなく、年齢と共に聴覚が鈍ってきています。
かつて聞けた高い音はもう聞こえません。
20代、30代のときのものとは比べ物になりません。

○人生の楽しみ.

青い海、緑の森林、滝、小川、白い雲の塊が浮かぶ青空、日没、満天の星空‥これは私が最も大切にしている、最も恋しく思う光景です。
でも、私はこれらを体験し記憶できていることを幸せに感じています。
風景の説明を受けることは大変嬉しく、詳しければ詳しいほどありがたいです。
妻、娘、あるいは孫の顔を見えるようになりたいか、と聞かれることがあります。
もちろんそう思います。
でも、私には彼らがどんな顔なのかは想像ができます。
そして、この内的な覚知で充分だと思うのです。
美しい声を聞くこと、すばらしい香水や自然の香り、そして肌から伝わる触感‥
視覚は、離れたところにある美しい光景を知るときに強みを発揮しますが、視覚以外の要素は状況においては、視覚よりも向いていることがあります。
目の見える人は、視覚が他の感覚チャンネルを減退させるままにして、得られるべきその楽しさと美しさを逃しているようです。

私は行ったことのないところに行くことが大好きです。
有能なツアーガイドが付いてくれると、ちょっとした短い旅行でも楽しいものになります。
一方、だめなツアーガイドは、本来ワクワクするようなはずのもを退屈なものにしてしまいます。
私は音楽を聴くことが好きです。本を読むことも好きです。
社交ダンスは運動として好きですが、その面白みは、音楽に合わせて踊るときに、しっかりと協調するスキルを他の人と共有するところにあります。
さらに私は、自然の中を歩き、他の人と自然を共有することが大好きです。
嫌いなものは、ほんの少しだけです。
同じことを何度も繰り返して議論する委員会は嫌いです。
度量の狭い人も嫌いです。視野の狭い人とは話をしたくありません。
意見を交換し、実りのある会話ができないからです。
私の人生は、これからも大いに楽しめるものであり続けると思います。
とくに、私が付き合いを大事にしている人と共有できるときはそうです。

○著者からのメッセージ.

私の生涯を振り返るとき、タオル掛けから後ずさりし、兄が母に「ラリーの目から血が出ている」というのを聞いている自分を思い出します。
60年以上経った今、その少年と母親のことを悲しく思いますが、私の悲嘆はそのとき以上になることはありません。
その少年は、喜びと成功の人生、すべての悲しみと嘆きを超えた経験を学んだのです。
さて、私から伝えたいメッセージがあります。
盲の子供に、私と比較して「ローレンスはこれをうまくやったのに、なんでお前はできないんだ」と言わないでください。才能は皆、違っています。
子供が小さい時には、その子の才能や興味を性急に判断すべきではありません。
いろいろなことをやらせてみるべきです。
その中で、両親ができることはいくつかあります。
盲の人も、見える世界の中で仕事を競い合い、地域の活動に積極的に参加していく必要があるので、できる限り自立することを助けることです。
服を着ること、身なりを整えること、一人で食事をすること、自立歩行などです。
そして、両親は、できる限り毎日、いろいろなことを書いている本を読んであげることを強く勧めます。遊びのためではなく、知識的基盤を作り上げるためです。
そして点字を学ばせることです。
加えて、画面上のすべてが読める専用ソフトの入ったコンピューターを持つことは絶対に必要だと思います。
これはスクリーンリーダーと呼ばれ、キーボード操作とコマンド操作を憶えれば、盲の生徒も他の生徒と充分に競争することができるのです。
コンピュータのパワーは、とても大きなものです。

次に、読書感想文を申し上げます。
その記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-09-21 16:02 | 視覚障がい書籍紹介 | Comments(0)

宿命を使命に変えた人


☆ローレンス・スキャッデン氏の生涯.

スキャッデン氏は、書籍「期待を超えた人生」の著者である。
彼は5歳の時、バスルームでタオル掛けを引っ張ったとき、タオル掛けの留め金(とめがね)が外れ、転倒して左目を深く傷つけてしまう。
数ヵ月後、右目は交感性眼症(こうかんせいがんえん)で失明。両眼の視力を失った。
交感性眼炎とは、傷ついた部位の機能を取り戻すために全ての力を集約した強い免疫力が体の一部分に異常に働き、正常な部位が障がいを起こすもので、左目の損傷から右目の機能が失われたものである。
こうして、ある日を境にローレンス少年の視力は完全に消失した。
全盲になってからも兄や近所の子供たちと遊んでいたが、ローレンス少年が参加できる遊びはすぐに少なくなり、やがてまったく無くなった。

○盲学校に入学.


彼は1945年2月、ロサンゼルス32番街盲学校に入学。
初めて学校に行った日のこと。
クラスには1年生、2年生の10人くらいの子供たちがいた。多くの生徒は、自分自身で動くことを習っていないため、動き回ることを理解していなかった。
「ジャンプ」という言葉すら知らない子供もいた。
点字を学んだ。最初の単語はボール、2つめはキッチン、3つめは家‥
点字を読んだとき先生が褒めてくれた。
ローレンス少年は有頂天になり、勉強に熱中する。
数学、地理、科学‥彼は勉強が大好きになった。
学校の人種構成は、50%が白人、25%がラテンアメリカ系、15%がアフリカ系、10%がアジア系とユダヤ系だったが、生徒たちは出身や宗教の違いには気をとめていなかった。
肌の色の違いは、もちろん見えない生徒には何の影響もなかった。
お互いに同じに見えていたのである。
彼は、盲学校の人種的多様性の環境から偏見のない人格を育まれた。

○科学者になる.

当時、盲人の行く末は、ミュージシャンかホームレスだった。
両親は、街角で鉛筆を売っている盲人のようにしないためにローレンス少年にピアノを習わせたが、教師は「この子は学習能力が音楽の才能よりもはるかに高い」ことを理由に、高等教育を受けさせるように導いた。
ローレンス少年は、やがてレッドランド大学に進学、卒業後、カルフォルニア大学院で政治学を修め、さらにパシフィック大学で心理学の修士を得た。
彼は「触角と聴覚による盲人の知覚に関する研究」を進め、やがて見えない人が触って分かるビデオ画像ディスプレイ技術の研究を行うようになった。
1968年、触覚的視覚代替システム(TVSS : tactile vision substitution system)の試作機が完成する。
以来、彼はこの装置を使い、盲人を協力者として集めてテストを繰り返すうちに、個々、盲人といっても間隔、能力が違うことを学んだ。
スキャッデン氏はやがて、200近い論文や記事を書き、有名な「ネイチャー」誌に論文掲載までも果たすのである。
やがてアメリカ盲人援護協会から最高の栄誉であるミゲルメダルを受賞、科学者としての揺るぎない地位を獲得する。

○勝利者になる.

1969年、テレビ脚本家からの依頼で、スキャッデン氏のプロジェクトを使いたいとの打診があり、放送されることになった。
彼の元には沢山の手紙が届いたが、有名になると批判も増えた。
嫌がらせの手紙、詐欺まがいの手紙が沢山寄せられた。けれど彼は、博士号を取得、大学教授となり、障害福祉分野で大きな影響をおよぼす人物となる。
彼は、ソニアという女性と結婚、2年後に女の子が生まれた。

「視力があったら何をやっていたと思うか」という質問に、彼は次のように答えている。
「私が見えていてもこれ以上の成功はしなかったでしょう」
「目が見えていたとしても、見えない場合よりも多くの業績を挙げられたとは思いません」
「私が感覚知覚や障害のある人のための技術分野を専門としたのは、私が盲だったからです。もし目が見えていたら、数多い科学の分野で、私をワクワクさせる分野は何だったかを想像することはできません」

まさに、スキャッデン氏は「宿命を使命に変えた人生」である。
障がいを武器として世に貢献した大勝利者である。
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by sokanomori3 | 2014-09-20 17:30 | 視覚障がい書籍紹介 | Comments(5)


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