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大白蓮華 2014年12月号


☆大白蓮華 12月号のご案内。

表紙解説.「大白蓮華(だいびゃくれんげ)12月号表紙は、のどかな田園風景の向こうに青い山脈が見える写真が掲載されています。池田先生がフランスで撮影されたお写真です」


○目次. (掲載内容を以下に申し上げます)

2ページ.
巻頭 言 「陰徳陽報の誉れの友に感謝!」(池田大作)
池田先生は、巻頭 言に戸田先生のご指導を紹介されています。
「焦らず進むのだ。自分が人一倍苦労し、人一倍後輩を伸ばし、人一倍功徳(くどく)を受け切っていくんだよ」
6ページ.
未来を創る(東京北風グループの話)
北風グループの未来部に「みんなは北風の中を、まっすぐ進んでいくんだよ。負けちゃいけないんだよ」と励まされています。
8ページ.
特別企画「飛翔の原点・記念撮影会③」
「仏法は観念論ではない。実証主義です」「立場ではない。信心強盛な人が功徳を受けるのです」とのメッセージが書かれています。
その内容を記した記事は、→ここをクリック!
30ページ.
池田名誉会長講義「勝利の経典・御書に学ぶ」
白米一俵御書(はくまいいっぴょうほしょ)からの講義。
「命こそ第一の宝」「志しこそ」から講義が行われています。
脅迫、迫害に負けない決意の信心凡夫成仏の要諦」「心が変われば世界が変わる」「志しとは誓願の異名」と語られています。
46ページ.
体験談2つ。交通事故で両脚7箇所の複雑骨折から復帰した体験。
奇形症候群・脳や心臓にも障がいがある未来部員とその家族の体験。
50ページ.
今月の座談会御書は法華証明抄です。「難と戦う信心」が語られています。
法華証明抄の記事は、→ここをクリック!
58ページ.
婦人部グループ学習「経王殿御返事」解説。
「南無妙法蓮華経は師子吼の如し いかなる病さわりをなすべきや」
66ページ.
96歳の地区婦人部長の体験談。
男子部副本部長の体験。
91ページ.
池田SGI会長指導選集「幸福と平和を創る智慧」第1部第6章
「生死と向き合う」というテーマで語られています。
108ページ.
読者の広場。27地区の座談会参加者の写真が掲載さています。

○12月号の特徴.

巻頭 言に池田先生は次のように語られています。

「濁り乱れた娑婆世界にあっては、真面目な庶民が積み重ねてきた努力が報われずに、ずる賢い小才子(こざいし)が幅を利かすという矛盾が渦巻いている。
人類の歴史を振り返ると、正義の善人が、非道の悪人に陥れられてきた悲劇も、あまりにも多い。しかし、仏法の透徹した三世永遠の因果の法理に照らすならば、善と悪、正と邪の賞罰は厳然だ。邪悪の徒は「終にほろびざるは候はず」(1190)の末路をたどる。
妙法を唱え、広宣流布の誓願に、善知識の同志と共に生き抜く人生は、絶対に最後は勝ち栄える」

今、連載中の小説「新・人間革命」には、宗門の陰謀、悪質な池田会長への批判が描かれ始めました。これから詳細に当時の宗門の行動が示されるでしょう。
この第一次宗門問題は、池田先生が受けられた難ですが、個々人においても同様の難が、同じ方程式で現われることを私たちは知らなければなりません。
ありきたりの学会員としての生活を表現するだけのブログですら、千万もの批判を浴びるのです。私は6年間のブログ活動で想像を絶する誹謗中傷にさらされました。
しかし、その賞罰は厳然だとのこと。その通りだと思います。
私は、千万の批判を受けましたが、数限りない功徳(くどく)を頂きました。
これからも、創価学会を汚し、破壊しようと蠢動した宗門が報われるか、罰を受けるのかは、さらなる時間の経過の中で鮮烈に証明されていくことでしょう。
私たちは何がどうなろうと、偉大な池田先生とともに歩みます
共々に元気に、広宣流布(こうせんるふ)の道を前進します。



追伸:以下に旧ブログの「敵対勢力カテゴリ」を示します。日顕宗(にっけんしゅう)や敵対する人々の策略や行動などの記事を収めています。
そのカテゴリは、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-11-30 07:12 | 大白蓮華 | Comments(1)

健康診断


☆イチョウの巨木が黄金色に染まった.

以下に、黄色に染まったイチョウの巨木の写真を添付します。
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雨が降りしきる道を歩いていた。
年に1度の健康診断を受診するためである。
いつも、遅くいくと満員で、待たされることが多いので、今回は受診の30分前に行こうと決めた。珍しいことをしたからか、その日の朝は大雨だった。(^^:
小さな折り畳み傘に身を隠し、雨に濡れないように歩いていると、黄色に色ずいた木の葉が目に入った。見上げるとイチョウの巨木が聳えていた。
大気汚染に強いイチョウは、東京に多く植えられている。
秋になると、黄金色に染まるイチョウの巨木の風情は格別だ。
「まるで黄金柱だな。壮年部の象徴の木だな!」
雨の中、私は寒さも忘れ、イチョウの堂々とした姿に見惚れた。
病院に行くと、すでに10人ほどが椅子に座っていた。
診断は血液検査から始まり、超音波、レントゲン、バリュウム検査、視力、聴力、身体測定、問診などが行われた。診断が進む間に、病院は人で溢れた。
遅く来た人たちは延々と待たされるのである。
私は、はやく診断を始めたおかげで、早々に診断を終えることができた。
今回、私は何の不安もなく健康診断を受けた。
どこかが痛いとか、どこかに問題があるように感じないから。
健康診断はオールAとは言わないが、かなりの好成績ではないか‥
そのような訳で、診断結果が楽しみです。(^^)
健康診断の別記事は、→ここをクリック!
イチョウの別記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-11-29 09:00 | 健康づくり | Comments(6)

池田名誉会長の指導


☆仏法は実証・現証主義.

「信心だけは、好きであろうが、嫌いであろうが、
どうしても必要なものです。
ご飯を食べ、水を飲まなければ生きていけないように、
正しい信心がなければ、絶対に福運ある生涯は送れない。
活力ある、楽しい人生を送ることはできません」

「信心は、究極においては神経質であってはいけません。
罰があろうが功徳があろうが、
「御本尊様は絶対だ。どんな事態があっても、一切が変毒為薬(へんどくいやく)されるんだ。何かの意味があって、この現証があるんだ」
こう確信し切って、題目をあげて、あげ抜いていく。
学会活動に一直線に進んでいく。
この人が、本当の信仰者です」

「観念論であってはなりません。
仏法は実証主義です。現証主義です」

「種(たね)を蒔けば、必ず花が咲く。
10年、20年と信心に励んだ人が、「これほどまでに幸せになった」
「ありがたい、想像もしなかった幸福生活である」となる。
これが所願満足です」

(以上、大白蓮華2014年12月号 飛翔の原点 記念撮影会より)



残業続きの日々。通勤電車で開いた大白蓮華(だいびゃくれんげ)。
くたくた、よれよれの体に池田先生の指導が染み渡る。
感謝と歓喜が入り混じった血潮が動き始める。
心が温かくなり、こぶしをぎゅっと握りしめる。
そうして、疲労した体に力が蘇る‥
ありがたい師匠です。私は幸せです。(^^)

今、苦難の中で、もがき、苦しんでいる人もいらっしゃることでしょう。
「本当に功徳はあるのだろうか」と疑いたくもなるでしょう。
でも、全部、解決する。この信心は、おとぎ話じゃない。
信心は理屈ではありません。理屈なんか食べることも着ることもできません。
私は理屈で信心なんかしません。
幸せになれるか、なれないか、その一点が重要なんです。
不幸に泣いてばかりいる人生なんか嫌です。
私は幸せになるために信心をしました。
そして「想像もしなかった幸福生活」を得ることができました。

冬を春へと変える。悲嘆を歓喜に変える。枯れ木に花を咲かせ、荒涼とした砂漠にオアシスを創る。自分自身という人生を使って仏法の偉大を証明する。
その決意があるから、私は今も闘争を続けられるのです。
私は必ず、生涯、「所願満足の人生」をまっとうします。
それは、池田先生が望まれている人生だからです。

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by sokanomori3 | 2014-11-28 06:30 | 池田大作先生 | Comments(2)

法華証明抄(2014年12月度座談会御書)


☆魔に打ち勝つ信心を示す.

法華証明抄(ほっけしょうみょうしょう:1587ページ)。
以下に、12月度大白蓮華(だいびゃくれんげ)の法華証明抄のひらがな文、漢字文を示し、背景と大意を述べます。

○ひらがな文.

すでに ほとけに なるべしと みえ そうらえば 
てんま げどうが やまいを つけて おどさんと こころみ そうろうか  
いのちは かぎりある こと なり すこしも おどろく こと なかれ  
また きじんめらめ この ひとを なやますは 
つるぎを さかさまに のむか また たいかを いだくか  
さんぜじゅっぽうの ほとけの だいおんてきと なるか.

○漢字文.

すでに 仏になるべしと 見へ候へば
天魔 外道が 病をつけて をどさんと 心み候か
命は かぎりある事なり すこしも をどろく事なかれ
又 鬼神めらめ 此の人を なやますは 
剣をさかさまに のむか 又 大火をいだくか
三世十方の 仏の大怨敵となるか.

○背景と大意.


弘安5年(1282年)2月28日、日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)が60歳の御時、身延から南条時光(なんじょうときみつ)に宛てられた御書です。
南条時光の記事は、→ここをクリック!
上記教材の箇所は、法華証明抄の文末の御文です。
大聖人ご自身、病と闘われていました。
しかし、熱原の法難を勇敢に戦い同志を守る活躍を果たした時光の重病を聞かれた大聖人は、病をおして筆を執られました。
大聖人は、仏になる境涯にまで成長した時光だからこそ、天魔、外道、鬼神(仏道修行を妨げる様々な働き)が競い起こっていると指摘され、その時光の命を奪おうとしている魔に対し、厳しく諌められています。

この御文の後に、大聖人はさらに「現世には頭破七分となり、後生には大無間地獄に堕ちるのである。日蓮の言葉を卑しいと思うならば後悔することになるぞ」とも述べられ、魔や鬼神を諌められています。
24歳にして大病となった時光は、この大病を克服した後、50年の寿命を延ばしました。
本抄の前文には、天台の有名な解釈が引用されています。
「ひとの ちに たおれて かえって ちより たつが ごとし
 人の地に倒れて 還つて 地より 起つが如し」‥
池田先生はこの御文について、次のように記されています。
「倒れても、また立ち上がればよい。立ち上がるたびに、より強くなれる。
題目で打開できない試練などない。
信心で変毒為薬(へんどくいやく)できない苦難などない」

追記:私の人生にも数々の試練、苦難がありました。
その悩みのどん底で何度も立ち上がり乗り越えてきました。
これからもあると思うのです。けれど、この御書と池田先生の指導を胸に、生涯不敗、生涯勝利の道を歩み切りたいと思っています。
私の体験は旧創価の森ブログに33項目述べています。
お時間のある方はご覧になってください。
旧ブログ体験カテゴリは、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-11-26 07:02 | 座談会御書 | Comments(2)

ひとたびはポプラに臥す 1


☆30年ぶりに宮本輝と再会.

以下に、書籍「ひとたびはポプラに臥す1」の表紙写真を添付します。
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創価の森ブログが縁で、お会いした婦人部のFさんという人がいる。
このFさんから、小説家の宮本輝(みやもとてる)をこよなく愛されていると聞いた。
「ひとたびはポプラに臥す(ふす)がお勧めです」とのこと。
鳩摩羅什(くまらじゅう)をテーマとして、シルクロードの旅を記した本だという。
法華経をサンスクリット語から漢訳した鳩摩羅什‥興味が湧いた。
「ポプラに臥す」との題名が心に残り、吸い寄せられるように、先日、本屋に入った。
しかし、その書籍はなかった。仕方なく、別の本屋で探してみた。
そこにも無い。何とも悔しい。新宿の紀伊国屋書店にまで足を運んだ。やっと購入した「ひとたびはポプラに臥す 1」が上写真である。
書籍は全6巻であったが、購入したのは1巻のみである。
果たして、宮本輝とはいかなる小説家であろうか‥
Fさんが熱中するほどの魅力が、本当にあるのだろうか?

○30年ぶりの再会.

私は、太宰治賞をとった「泥の河」という小説を大学生時代に読んでいる。
しかし、当時、私はその小説の意味がよく分からず、暗く地味なストーリーに違和感を覚えたまま、30年も宮本輝とは縁がなかった。
読み始めて思ったことは、泥の河とは全く雰囲気が違うということ。
この本は小説ではないように感じる。あえて言うなら旅行記である。
しかし、単純に旅行記とするにも違和感がある。

1995年5月からこの物語は始まる。
宮本輝は6700kmの旅を40日にわたって続ける。
さぞかし、感動の旅であったに違いないと期待していたが、冒頭に「虚しい旅であった」と書いてあった。
「何だ? 鳩摩羅什を発見する旅が虚しい?」
オカシイ、鳩摩羅什の人生が虚しいはずはない。
やっぱり私は、宮本輝とは相性が合わないのかも知れない‥
そんなことを考えながら読みすすめた。
けれど、この本は確かに魅力のある書籍であった。
その理由は、読んでいて、久々にときめきと驚きとが沢山あったからだ。さらには予測していないことであったが、大いに爆笑させられたシーンが散りばめられていた。
「プロというのは、なんて上手く描くんだろう」と感心させられた。
笑いの箇所は述べないことにする。
それは、この本を購入した人の喜びを奪いたくないからです。

○所感1.

読者の皆さまは、私が爆笑したことについて不可解に思われるであろう。
シルクロード、鳩摩羅什、そのキーワードに爆笑とは何かと‥
しかしながら、この本は意図的に人を笑わせるようには書かれていない。
誰しもが腹を抱えて笑う内容でもないかも知れない。
ただ、私には、あの「泥の河」の印象から、まさかの展開に右往左往したし、旅の途中で起こる突拍子もない出来事が可笑しくて仕方なかったのだ。

さて、私は、最初からこの本にグッと引き寄せられた。
それは見事に中国という広大無辺な国を描いていたのである。
中国の奥地は、日本の国土、人間、生活とはまるで別世界であり、読む者にカルチャーショックを与えるのである。
シリーズの6分の1、起承転結の起という段階で、すでに様々に考えさせられた。
鳩摩羅什の人生、兵馬俑(へいばよう)、孔子、広大な麦畑の風景、農村部での貧困と過酷な労働、文化大革命によって破壊された歴史遺産のこと、真っ黒な工場排水、大気汚染、賄賂、砂漠の浸食‥数千年の絶え間なき戦乱、ポプラの日陰のありがたさ‥
数々の問いかけ(おそらくこの物語の伏線)が、散りばめられていた。宮本輝の感じた虚しさとは、「強固な恐るべき不幸の風景ではないか」と感じた。

宮本輝は「現実を見た」のである。
現実の世界に行かなければ語れないリアリティで彼は語るのである。
「写真とかテレビ映像は、事実を映し出すが真実は伝えない。映像が伝えないもの、それは音であり、気温であり、匂いであり、微細な砂や埃である。
レンズではとらえきれないものが風土には蔓延しているのです。
私の中に創られていたシルクロードの映像は、まるで異なった映像へと変貌してしまいました」(趣意)
そして彼は言い放つ。激しい怒りを込めて。
「シルクロードというものをロマンチックに伝えやがったのは、どこのどいつだ」と。
次の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-11-24 06:19 | 一般書籍のご案内 | Comments(20)

続・ひとたびはポプラに臥す 1


☆無知の知を教える本.

前回の記事は、→ここをクリック!
気付けば、私は「ひとたびはポプラに臥す 1」を夢中で読んでいた。
宮本輝(みやもとてる)の世界に引き寄せられ、すっかり圧倒された。
それは、旅の途中の異常な出来事に度肝を抜かれたのだ。
異常というと、これは中国にとって失礼な言い方であるが、あまりに異なる日本の生活とのギャップに、感想を聞かれても言葉にできないようなショックを感じた。
「日本人の感覚で中国を見てはならない」と思った。

○想像を絶する世界.

この本には、貧困というには程遠い、恐るべき生活の実態が書かれている。
そのいくつかを抜粋してみたい。(文章の一部を変更しています)



1.
黄砂にかすむ街並みに、蒲団(ふとん)と鍋とわずかな食器を背負った夫婦が、歩調の遅い2人の幼児を叱っている。どう見ても流浪の一家としか思えなかったので、通訳に「あの一家はいかなる境遇か」と訊いた。
いなかから職を求めて着の身着のままたどり着いたのであろうという。
夫婦と2人の幼児は、いったい何日体を洗っていないのかと思える皮膚の色で、4人の靴はみな破れている。
「この国では、国民が全て公務員なんだろう? それなのに、あてもなく着の身着のままでやってくる?」、「仕事ハ、ミツカラナイネ」、「では、あの一家はどうなる?」、「ドロボウデモスルシカナイヨ」、「共産主義は、あの夫婦に職を与えないのか?」‥
私のかすかな皮肉に、通訳は答えた。
山脈沿いの村々には、家中の現金が三十元もないという家が沢山あると。
2.
民家の明かりが見えた。近づくと民家の明かりは、せいぜい30ワットほどの豆電球にすぎないが、漆黒の闇は、その豆電球をとてつもない光源に変えて、疲れた私の目に差し込んでくる。
「豆電球って、こんなに明るいんだ」、「星がすごいですよ」‥
空を見ると、山と樹木以外はすべて星ではないかと思えるほどであった。
3.
巨大な工業都市・蘭州(人口350万人)まであと1時間である。
人工衛星から中国の写真を撮っても、蘭州だけは写らなかったという。
汚染された大気が厚く覆っているせいなのだ。
何気なく畑の畦道(あぜみち)に目をやると、工場排水の混じった黒い水が流れている。混じったというより、工場排水そのもののように見える。
「これは大変なことになるぞ。とんでもない公害が、人間の体を無茶苦茶にするぞ。この水は猛毒だ」と言うと、通訳は言った。
「大丈夫。蘭州ナンテ、中国大陸ノナカノ小サナホクロデス」、「天安門事件ののとき、鄧小平が言ったらしいよね。天安門で百万人が死んでも、中国ではたいしたことはないって」
そう口にしたが、私はその言葉を直接聞いたわけではない。
4.
横河は黒く汚れ、油の匂いがする。
黄土を掘ってコールタールを作る作業員が、全身をコールタールにまみれて働いている。おそらく現場の気温は50度を超えているだろう。
5.
人間のいるところ、ことごとくが不毛だ。
町という町は、すべて埃と悪臭と悪意とワイロと無表情ばかり。
俺は20年かかって、この武威に来たんだぞ。羅什(らじゅう)が苦節の16年をおくったかつての涼州は、こんなにも埃にまみれている地なのか。ここには何もないではないか。
6.
かつての城も町も、すべて砂に埋まってしまった。
ここで、いかなる人間の営みがあったのか、もはや何もわかりはしない。
私は城門の陰から出て、白の一部であったであろう大きな遺跡へ歩き出した。
砂の上に動物の骨があった。ひからびた固い土を踏んで、かつての城壁かと思われる場所にのぼった。
すさまじい風のなかで四方を見渡しても薄い樹木が砂嵐のなかでかすんでいるだけで、他の何物も視界にはいってこない。
7.
トラックの前方にひとりの人間が障害物となっている。
その人間を避けて砂漠に車輪を入れてしまうと、自力でアスファルト道には戻れない。
その人間は、両脚の膝から下がない。膝と手を使ってトラックの前を右に行ったり、左に行ったりしながら通せんぼしている。
金をくれ。たとえわずかでもいいからめぐんでくれ。もしくれないなら自分はお前の車の前から離れない。それでも通るというなら、俺をひいていってくれ‥
男は無言であったが、運転手を見上げる目はそう語りかけていた。
私たちのマイクロバスは、トラックの横を素早く通り抜けた。
ひくならひいてくれ。きょう、なにがしらの金をめぐんでもらえなかったら、俺は飢えて死ぬんだ。お前のトラックにひかれていま死んでも同じことだ。
脅しでもはったりでもなく、男の目は淡々とそう語りかけていた。



○所感2.

以上、7つの内容を断片であるが参考に掲げた。
実は、この1巻には、このような描写が各所で語られるのである。
私たちが日ごろテレビや新聞で知らされている中国とは明らかに違う。
かけ離れた姿‥それは、凄まじいまでに不幸な人々の生活‥
およそ、日本において貧困と表現される生活は、中国の貧困に比べればまるで天国である。私たちが辛いとか苦しいとか言っている事象は、かの国の悲惨において、まるでオアシスである。日本には貧困は存在しない‥そんな気がしてくる。
仏教が生老病死の四苦からの離脱を願って誕生したと言われるが、世界の僻地での生老病死とは、私たちが認識している程度のものではない。
私は読み終えて、しばらく身動きができなかった。
私たちは本当の苦悩を知らないのではないか。だから、本当の幸せも感じられないのではないか。そんな思考がぐるぐると廻った。
そして私は、今、不思議な感覚に囚われている。
「もしかすると、私はこの世の中のことを何も知らないのではないか」と‥

これから、私は2巻以降を読むでしょうか?
読む可能性は高いと思います。けれど‥読まないかも知れません。
残りの5冊に書かれるであろう結論を、知らないままに謎として残しておくのもいいのではないか‥読むことがもったいないとも思うのです。(^^)
次の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-11-24 06:10 | 一般書籍のご案内 | Comments(4)

池田教への警告


☆「キチガイ、カルトすぎる」云々.

ある自称学会員さんが、大変、お怒りの模様です。
次のようなコメントが寄せられました。(抜粋)



はっきり言って、ここまで池田教化していたのかと思って、驚き呆れた次第です。

>「ある場所に安置する御本尊が根本の御本尊で、その他の御本尊はそれにつながらなければ力用(りきゆう)が発揮されない」という視点は、まさに大御本尊を人質にして門徒を脅迫する宗門の己義です。

日寛上人(にちかんしょうにん)の理論ですけど。不勉強すぎますね。
「ある場所に特定の本部があり、そこにいる人物が根本の師匠でその他の会員はそれにつながらなければ力用が発揮できないという、あたかも“電源と端子”の関係であるかのような師弟観は、世界広宣流布(こうせんるふ)が事実の上で伸展している現在において、かえって世界広布を阻害するものとなりかねない」と思わないんだな。
キチガイ、カルトすぎる。



○所感.

前置きで「私は学会員です」と述べた上で、上記のコメントが投じられていました。
内部アンチでしょうか。ナリスマシでしょうか。
「本門戒壇の大御本尊こそ、一切の根本」‥これが宗門の論理です。
今回、創価学会の会則の変更が行われ、日顕宗(にっけんしゅう)が騒いでいるようです。
大事なことは理屈ではなく、実証です。幸せになるということ。
どうせ噛み合わないのだから、話し合いにならない。
で、あるなら、実践し、体験で勝負すればよい。
私はそのように思っています。
宗門と別離して23年。もう、学会員には宗門も大石寺もない。
日顕宗の人たちは、そのことが分かっていないらしい。
日蓮正宗という宗教ついて、3年前に記事にしています。
旧ブログの日蓮正宗記事は、→ここをクリック!

○参考資料.

今回の騒ぎの発端となった「会則変更」の記事を以下に示します。
(アンダーラインをクリックしてください)
1.創価学会会則の改定 (聖教新聞の発表内容)
2.会則変更で宗門と決別 (個人的所感)
3.創価学会会則変更の余波 (日蓮正宗の信徒の反応)

追伸1:日顕宗の皆さま、他宗である創価ばかりを見て生きるのではなく、ご自身の宗教をしっかりと見つめ、幸福になれるかどうかに集中されてはいかがでしょう。
自らの宗教の実践に励み、実験証明をされることをお勧めします。
実験証明の記事は、→ここをクリック!

追伸2:私は破門された後の創価学会で発心し、信心して幸せになりました。
その現実の体験を旧ブログに5年間語りました。ご参考にしてください。
その旧ブログは、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-11-23 06:41 | 雑記帳 | Comments(6)

グラフSGI 12月号 <夢から夢へ>


☆世界に広がる創価の功徳.

以下に 2014年11月号の表紙写真「表題:夢から夢へ」を添付します。
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表紙には、20名のSGIメンバーの写真があり、英語で職業や職位が書かれています。
東洋人、西洋人、アフリカ人‥どのメンバーも美しい笑顔です。

○目次.

1ページ.
冒頭、池田先生が撮影された黄色のバラの写真が掲載され、写真下に池田先生のご指導が掲載されています。
「悩みがあることが不幸ではない。悩みはむしろ、自身を向上させ、周りに喜びを贈りゆく笑顔の種(たね)であり、勝利の前兆である」

2ページから33ページ.
「夢から夢へ」というSGIメンバーの体験談特集が組まれています。
「夢‥そう簡単には、うまくいかないこともあるだろう。失意からなかなか起き上がれないこともある。もう一度、背中を押してくれるSGIの友がいる」と書かれています。
その末尾、池田先生の夢が語られています。
「恩師・戸田二代会長の夢をかなえることが、弟子のである私の夢」と。
以下に、掲載記事のいくつかをご紹介します。

<アメリカンドリーム>

不動産・投資・銀行グループ会長のアメリカ人の体験です。
思い通りにならない人生を、全て人や環境のせいにしてきた1人のアメリカ人がSGIに出会い、唱題して劇的に希望が持てるようになりました。彼はやがて、大学へ再入学。
卒業後、不動産管理の仕事を経て副社長に。やがて銀行や様々なビジネスの会長へ。
現在、ニューヨークに3つの超高層ビルを含む30以上のオフィスビル、マンションを所有する大企業のトップになっています。

<祈りで人生をチェンジ>
インドの俳優の体験です。
友人に誘われて参加したSGIの会合。
そこで彼は瞳を輝かせて体験を語る人たちを見て、「これは演技じゃない。本物の輝きだ!」と驚きます。
俳優として鳴かず飛ばずだった彼は入信。
小説人間革命を読み祈る中、広宣流布(こうせんるふ)の心を持ちます。
彼の人生が2012年に劇的に変わります。
インドで2000万人が見るテレビ番組の主演が決定、一夜にして全国で知られる俳優となりました。翌年、新人賞を受賞、そして本年、最優秀男優賞を受賞しました。

<必ず変わる!>
ギリシャSGIの歯科医の女性の体験です。
歯科医になって開業したものの、体調不良に悩み、自信を失ったときSGIと出会いました。
「この信心は、必ず人間革命できるのよ」と力強く励まされて入信、悩みの原因だった不眠症と食欲不振を克服しました。
今、毎日、30人の患者を治療し、女子部グループ長で活躍しています。
彼女は語る。「こんなに人生が変わるとは思いませんでした」

<がんも心臓病も貧乏も克服>
台湾SGIの自動車用品販売店の社長の体験です。
貧乏のどん底でSGI巡り合い、設計会社を設立。やがて台湾で初めて自動車の部品販売、修理、車検などの全てを手掛ける総合自動車販売店を開業、現在、8店舗を経営するまでに。現在、2つの個人会館を建て、提供。
「全てを克服し、感謝は尽きない」と語る。

38ページから39ページ.
フィリピン・イースト大学から名誉博士号、ブラジル鼓笛隊・音楽隊23都市でパレード、台湾SGIの音楽祭、アルゼンチンでの法華経展。

40ページから41ページ.
グラフSGIプラザ(読者の広場)

○グラフ紹介.


11月号は世界の学会員の体験がつづられていました。
見事な体験ばかり。凄い体験ばかり。
肌の色、言語、国境を越えて、色とりどりの功徳の花が爛漫と咲いています。
世界宗教としての広がりもスゴイですが、その鮮烈な体験もスゴイ。
創価学会員であることの幸せを感じられる12月号です。(^^)

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by sokanomori3 | 2014-11-22 08:29 | グラフSGI | Comments(4)

2014年衆院選に思う


☆この風で何が動くのか。


11.18、創価学会の日。
それが2014年衆院選の戦いの日となった。
数日前から、解散するような報道もあったが、まさかの出来事であった。
チラシもポスターもない。しかも年末である。ビックリ仰天である。
「こんな選挙で本当に大丈夫なの?」とはてなマークが雪のように降り注いだ。
その中で、みんなの党が消滅した。さらにビックリ。(^^:
みんなの党解党の記事は、→ここをクリック!
上記記事には、表題に寝耳に水と書きましたが、実際に寝ていて、水を入れられたらどんな気持ちになるんでしょうね。言葉は使えど、体験なし。
やっぱり、ビックリするんだろうな。(笑)
ともかく大事な国政選挙です。頑張りましょう!
2009年衆院選は、→ここをクリック!
2012年衆院選は、→ここをクリック!

追伸:2014年衆院選の結果は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-11-21 06:31 | つぶやき

牧口初代会長の畳水練の譬え


☆実践しないと分からない。

11.18、創価学会の日が到来しました。
本年は牧口先生の殉教70周年であり、厳粛に受け止めています。
そして、牧口初代会長に深く御礼と感謝を申し上げたいと存じます。
さて、先日の聖教新聞(11月15日)に、牧口先生のお言葉が掲載されていました。
「行学で飾る創立の日」と題された随筆の中で、池田先生が語られていたもの。
以下に、そのお言葉を抜粋します。



水泳を覚えるには、水の中に飛び込む以外にない。
畳の上では、いくら練習しても覚えられるものではありません。
勇気を出して自ら実験証明することです。




軍事政府の圧迫が強まり、機関誌「価値創造」は廃刊。
その緊迫下に、「母を折伏したい」という青年のために、福島県郡山まで出向いたときの牧口先生の言葉です。いかなる時も、勇んで動かれる先師であられた。

畳水練(たたみすいれん)‥
今の若い人たちにとっては死語かもしれない。(^^)
宗教の是非は、文証(もんしょう)や理証(りしょう)もあるけれど、実際にやってみなければ分からない。水泳は、水の中でしか覚えることはできない。
タネがある。「これはリンゴのタネで、美味しいリンゴが採れるよ」と言われても、実際に植えて育ててみないと分からない。
本物のタネだったとしても、発芽しないかも知れない。
発芽してもリンゴではないかも知れない。
大事なことは実際の結果である。実証である。
それを、牧口先生は実験証明と言われました。
実践し、実証を示すことこそ、創価の本当の折伏だと私は思います。
そのためにも、しっかりとこの妙法を抱き、現実の世の中に飛び込み、荒海を乗り越えられる自分を作れるかどうか‥
宗教の正邪を文字面だけで闘ってみても仕方ない。
実証で勝負です。その現実で正邪を決すべきですね。
過去の11.18の記事は、→ここをクリック!
11.18の別記事は、→ここをクリック!

追伸:記念すべき11.18に衆院選が決定しましたね。
準備なき選挙ですが、悔いなく戦いたい。

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by sokanomori3 | 2014-11-20 06:21 | 牧口常三郎先生 | Comments(2)


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