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牧口常三郎著 価値論


☆価値論の読書感想文.

以下に 価値論の書籍の写真を添付します。
牧口常三郎著 価値論_b0312424_2302930.jpg

写真解説.
表紙に 価値論 牧口常三郎 戸田じょうせい補訂と書かれた193頁の本です。
庭園の風景写真が表紙に印刷されています。


創価学会はどこから生まれたのでしょうか。
それは、初代会長と二代会長の師弟の間から生まれました。
初代会長の創価教育学説がその源です。
その学説の根幹をなすものは価値論でした。
このほど、牧口初代会長の価値論を拝しましたので 以下に感想を述べます。

○価値論の目的。

初代会長は、価値論の冒頭に次のように述べられています。

「創価学説の目的とする所は 個人にとっても 社会にとっても 全人類の一人一人が 無上最大の幸福を獲得するにある。その幸福の要素は すべてが価値の創造である。
人々は 日々 月々 年々にわたって 如何なる価値を獲得し、如何なる価値を社会に提供できるか、その為にこそ 努力精進しているのが 人生の実相である」

「幸福なる生活とは、結局は 価値を遺憾なく獲得し 実現した生活の状態を云うのである。価値の考察は 単に人生の目的観念として必要であるのみならず、不幸の生活を打開して 幸福な生活を確立する為に必要である」

すなわち、人々を幸福に導くために 価値論を著されたのです。

○価値とは「利 善 美」である。

過去の哲学では、価値は「真 善 美」と認識されていました。
対して、初代会長は「利 善 美」であると説かれました。
(本書では、主に「美 利 善」の並びで説明されています)
経済で最も重視されている価値の「利」が 旧価値論に定義に含まれていないことに疑問を呈され、真理に代わり利(利益)の概念を加えられました。

初代会長は、本書の中で、
「真理は不変である。しかし価値は変わる」
「真理は創造することはできない。価値は創造し得る」
「価値は美醜(美しいか醜いか)、利害(利益か損害か)、善悪(社会全体にとっての良し悪し)の3つの視点から論じられるべき」
と主張されています。

○日蓮大聖人の仏法が最高の宗教。

書籍後半に 宗教の価値が述べられています。
その中で キリスト教や念仏信仰を きっぱりと否定されています。

「科学と反する宗教、対立する宗教は真実の宗教ではない」

「処女が子供を生んだり 死んでからうろうろ歩いているキリスト教のごときは 根本が誤りである。さればその宗教を正しいとするためには 科学と対立することとなる」

「死んでから十万億土の西方浄土へ生まれるという事は釈迦の一時的仮説であっても 証明も 説明もなし得ない事であるから 科学とは妥協できないのは云うまでもない」

「真実の宗教は 科学的な実験証明がなされねばならぬ」

「日本で役立っているが印度では駄目だとか 百年前にはよかったが 百年後には役に立たなくなると云うものではならない」

「釈尊の研究の最高峰は法華経である」

「法華経に説かれた教えをごく簡単に云うなら、仏の境涯をさとり得たる人格の出現は一切を仏にせしめんとするにある」

「日蓮大聖人は一切衆生を幸福に導いて行く本尊を出現せしめた」

「この御本尊を信じて 南無妙法蓮華経と唱えるにあって、この実践行動によって 人類は幸福になりうる」

価値を追求された結果、日蓮大聖人の仏法が最高価値であることに到達されました。

○所感。

拝し 思ったことを述ます。
この価値論が、現代の創価学会の教義にいささかの違いもなく、一体にして不二であることに驚きました。
初代会長の境涯と覚知とが、戸田第二代会長、また池田第三代会長と不二であり、現代の創価思想と正確に連鎖するに感動しました。

最後に、文末の牧口初代会長の宗教評価を示します。

「平和で幸福な社会を建設する為に 根本的な原理となり 基準となるものが宗教でなくてはならない。即ち葬式とか 法事などの形式は 宗教ではないのである。宗教とは 生活そのものの中に存在しなければならない」

創価学会の今に、完璧に符合する内容でした。

価値論の戸田先生の序文は、→ここをクリック!
その他 参考資料は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-02-12 23:23 | 牧口常三郎先生 | Comments(4)
Commented at 2014-02-13 14:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori3 at 2014-02-13 16:06
14:44さんに回答します。
2つあります。
利善美は、過去の哲学「真善美」に比較するときに用いる表現。
牧口先生はご指摘の通り、美利善の並びで多く述べられております。
この「利善美」は、価値論の第五章「価値の系統」第一節「価値の分類」の冒頭文から転記したものです。
(混乱を避ける意味で一文を加えました)
★菊川広幸
Commented by sokanomori3 at 2014-02-13 16:16
「利 善 美」の表現の正確な全文を以下に示しておきます。

>真善美という従来の価値分類を否認し、之に代えるに利善美という新分野を以てしたことは‥

本件記事は、真善美と比較する意味で、利善美の表現を用いました。
★菊川広幸
Commented at 2014-02-13 17:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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