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呵責謗法滅罪抄 (2014年5月度座談会御書)


☆呵責謗法滅罪抄(かしゃくほうぼうめつざいしょう).

5月度大白蓮華(だいびゃくれんげ)52ページの呵責謗法滅罪抄(御書1132頁)のひらがな文、漢字文を示し、背景と大意を 以下に述べる。

○ひらがな訳.

いかなる よの みだれにも 
おのおのおば ほけきょう じゅうらせつ たすけたまえと 
しめれる きより ひをだし 
かわける つちより みずを もうけんが ごとく 
ごうじょうに もうす なり.

○ルビ付き本文.

何なる世の乱れにも
各各をば法華経 十羅刹(じゅうらせつ) 助け給へと 
湿れる木より火を出し 乾ける土より水を儲けんが如く 
強盛に申すなり.

○背景と大意.

文永10年、日蓮大聖人 52歳の御時、佐渡において四条金吾に宛てられた御書です。
本抄の名が「呵責謗法滅罪」となっているのは、社会の諸悪を打ち破り、正法を弘めることで 自身の罪障消滅、宿命転換を果たすことができるとの意味ですが、知識として「難を受けることは罪障消滅になる」と分かっても、いざ難が起こると動揺してしまうのが凡夫の常です。
当時、大聖人は二度目の流罪(佐渡流罪)となり、以降、大聖人門下は 幕府から激しい迫害を受けました。そして、多くの弟子が退転してしまいました。
この過酷な状況の中、大聖人は 弟子たちを諸天が守るように、湿れる木より火を出し 乾ける土より水を儲けんが如く、佐渡の地より祈られたのです。
当時、「御勘気の時 千が九百九十九人は堕ちて候」(新尼御前御返事 907頁)とあるように、空前絶後の迫害だったのです。
池田先生は、この大白蓮華5月号の巻頭言に、次のように記されています。



「鉄の意志を持つ限り、逆境も好機へと転じることができる」
これは、人権の巌窟王マンデラ元大統領が 獄中から娘に送られた手紙の一節である。
身を切られるような窮地もあろう。
一時は負けたように見えて、悔しさに血涙をしぼる時もある。
しかし、仏の異名は世雄(せおう)。
すなわち、社会で絶対に勝利しゆく大英雄である。
日蓮大聖人のご在世も、門下たちには、讒言による所領没収や勘当など、社会的、経済的な危機に及ぶ圧迫が打ち続いた。
けれども、断固として勝利の実証を示していったのである。
なぜ、艱難があるのか。永遠に仏になるためだ。
「それでも負けなかった」「それでも耐えて勝った」と、この娑婆世界で苦闘する友に希望と勇気の光を贈るためである。
ゆえに、臆さず惑わず、迎え撃つのだ」



池田先生は、文中に戸田先生のご指導を述べられていました。
「妙法の力で、何百倍という変毒為薬して、大功徳を開ける時が来たんだよ!」
そして、巻頭 言の文末を「金剛不壊の信心」で結ばれていました。
今、国際情勢は動乱しています。乱世ゆえに、湿れる木より火を出し 乾ける土より水を儲けんが如く強盛に祈り、動き、益々大きな実証を示したいものです。

○語句解説.

謗法
(ほうぼう).正法を謗じること。正法を憎み、人に正法を捨てさせること。
十羅刹.正法をたもつ人を守る10人の女性の諸天善神。羅刹とは、鬼神の意味。法華経陀羅尼品(だらにほん)で、法華経の行者を守護する誓いを立てている。
変毒為薬(へんどくいやく).「毒を変じて薬と為す」と読む。

呵責謗法滅罪抄の別記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2014-04-24 22:01 | 座談会御書 | Comments(2)
Commented by そうねん at 2017-08-14 21:49 x
度々失礼します。素晴らしい御書ありがとうございます。何年も何年も難を受け続けております。投げることが本当に滅罪になるのでしょうか。妻と義理の家族と同居しておりますが仏法対話をし続けます。可能な限り学会活動いたします協議会にも夏休みが終わったら参加いたします。お題目をあげます。今更ですが日顕撲滅も 祈念いたします。これで呵責謗法滅罪が 可能でしょうか
Commented by sokanomori3 at 2017-08-15 05:48
そうねんさん、おはようございます。
苦しい局面が続いていらっしゃるのですね。
宿業との闘争は辛いものですよね。
いつ終わるのか。いつ解結されるのか。
歯を食いしばっての仏道修行をされてらっしゃるのでしょう。

御本尊への祈りが根本の戦いです。
祈る。祈り切る。
「湿れる木より火を出し 乾ける土より水を儲けんが如く 
強盛に申すなり」という祈りです。
御本尊しかない。御本尊への大確信の祈り・・
祈って、祈り抜いて、それで死ぬなら本望という祈り。

今、そうねんさんにとっての難は、絶対に負けられない難でしょう。
それが文章から伝わってきます。
人生には、絶対に負けられない、命を懸けた戦いがありますね。
私の場合は、その1つが27歳の離婚、40歳の窓際でした。
それも過去形ではなく、今もその「絶対負けられない戦い」があります。

まずは一丈の堀を渡る戦いです。
1つを信心で勝てば、2つ、3つと絶対に勝てるのです。
断じて祈り、断じて勝ってください。
また、いつでもコメントください。
ガンバレ、そうねんさん!
★菊川広幸


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