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春のだいち


☆目見えずとも足がある。

以下に読売新聞(11月8日)の須藤春代さんの記事の写真を添付します。
春のだいち_b0312424_6212296.jpg
写真解説.「表題の 目 見えずとも足がある、との表題の下に、春のだいちの詩集と点字図書を読む盲学校時代の須藤春代さん(セーラー服姿)の写真が掲載されています」

先日の読売新聞に自在の友の記事があった。
須藤春代さんの詩集「春のだいち」(岩崎書店)の紹介記事だ。
この詩集は、60年前、日本で初めての盲人の詩集と言われ、大きな反響を呼んだ。
以下に、紹介されていた「きくの花」詩と記事の主旨を示す。

○きくの花.

ちいさい はちに うえられている きくを ともは みせてくれる  
そーっと さわってみる まあるくて つめたい  
なんだか かわいい こどもの てのようだ  
やさしい ひとのこころに ふれたような きがする.

この詩を読んだ日銀総裁の渋沢敬三は、「目の見えぬ人で初めて感じる世界が読まれて居る。菊の花を手さぐりして赤子の手を連想するなど、ほんとにいじらしくもいたましい」と感想を寄せたことが書かれていた。

○春代さんの人生.

春代さんは、秋田県北部の小さな漁村に生れた。
産声をあげて1ヵ月後に「風眼(ふうがん)」と診断され、やがて失明する。
母からは、「片輪を生んで恥ずかしい。お前がいるおかげで村を歩くのもいやだ。なにのバチでこんな子が生まれてきたのだろう」と言われた。
春代さんは、ある夏の夜、海に飛び込んで死のうと思った。
しかし、横で寝ている母のやさしい寝息を聞きながら思いとどまった。
「そんなことをしたら、かあちゃんに悲しい思いをさせるだけだ」

盲学校に入学した春代さんに大きな転機が訪れた。
後に、詩集「春のだいち」を編集した内田武志さんとの出会いだった。
武志さんは、血友病で寝たきりだった。
動くと内出血を起こすのでベッドから起き上がれない武志さんが自由にできるのは目と口だけだった。
この武志さんに初めて会った翌日、春代さんは点字に打っている。
「私は立派な足を神様から与えられておりながら、つまらないことで、いたずらに苦しんできたのです」
やがて春代さんは、積極的に意見を言うようになった。
盲児を持つ母親たちに、春代さんは訴えた。
「まっすぐで素直な美しい子供の心に芽生える、あれもしよう、これもしようという心の花々を、芽が見えないという理由で、つぼみのうちからつまないでほしい」
実母には次のように話している。
「服も着物もいらないから、お願いを聞いてください。幸福はお金にありといういやしい考えを捨ててください。私なら幸福は愛にありと叫びたい」

○所感.

この春代さんは、今、80歳になっていらっしゃる。
今も秋田県で盲導犬と暮らし、現役で鍼灸マッサージを続けている。
この記事を拝し、春代さんの人間革命とも言えるドラマに感動した。
このような人生を知ると、愚痴の一つも贅沢に思える。
目が見え、足もあるとするなら何の不満があるだろう。
ほんのささいなことでつまずいて、泣いているようでは情けない。
きくの花の詩の「やさしい ひとのこころ」が突き刺さった。
春代さんの心だと思った。(^^)

風眼(ふうがん):結膜に急性の化膿性炎症が起きる病気である。急性結膜炎の一種。
多量の分泌物が出て、結膜の充血やはれがひどくなる。この病気から角膜潰瘍へ進むと、角膜が破れて穿孔して失明する危険もある。

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by sokanomori3 | 2014-11-11 06:22 | 自在の人 | Comments(7)
Commented by ちよ at 2014-11-11 09:21 x
前に話した 親戚の人
今は かなり 視力も回復しているようです
Commented by sokanomori3 at 2014-11-11 22:22
ちよさん、視力が回復されているなんて不思議ですね。
時間を作って、必ず会いたい人です。
そのときは、宜しくお願いいたします。
★菊川広幸
Commented by ちよ at 2014-11-12 21:18 x
了解です
Commented by 遠藤為盛 at 2014-11-13 11:39 x
13年前、突然左目が半盲になりました。動脈が詰まり下流の網膜が詰まりました。東京の眼科で治療を受けたら、お医者さんから内科にすぐ行けとのこと。超高血圧で命が危ない(五回言われた)。東大病院内科にいくと担当医では手に負えず、専門家のお世話になりました。その先生の指示のもと減圧剤を飲みましたが効果なし。次に強烈な減圧剤を飲みましたがまったく不十分。でも減圧は自覚することができました。心臓と腎臓に異常がなかったことは救いでした。その後SGIで指導を受け、残る人生を仏法にささげる決意をしました。二度目の危機では救われないという自覚もありました。帰国したところブラジルにも同じ薬がありましたが、急に低血圧。真冬の日本の寒さと異常な緊張での仕事の相乗効果での超高血圧だったのしょう。現在は減量した薬の服用で血圧はOK。他方左目は悪化を続け、失明の危機を回避するまで二年かかりました。失った視力は回復しませんが、残存視野を利用する訓練で日常生活に支障がなくなりました。

それから10年後に二度目の危機。今度は超高血糖。骨と皮だけにやせこけ、一時は覚悟もしました。それから二年、筋肉トレーニングで体力回復中です。筋トレ(今日もやった)は大変苦しい修行で、肉体精神両面の限界挑戦です。それができるのは、組体操の男子部員に根性の手本を見せる使命感があるからです。題目の精神で筋トレをしています。五ヶ月目の今は筋肉が目に見えて太くなり腹は細くなり、ベルトを切らないとズボンが落ちます。理想体力には程遠いが、肉体年齢は20年位若いでしょう。信心をやっていなければ、学会にいなければ、肉体限界の前に精神的に降伏していたでしょう。筋トレを続ける限り常人以上の体力を維持できますが、やめれば死が迫ります。大成功か死かですね、これが私の宿命。太くなった二の腕や太ももをなでなが、ご本尊と学会に感謝しております。
Commented by sokanomori3 at 2014-11-13 21:21
遠藤さん、めちゃくちゃ苦労されていますね!
そして筋トレでマッチョですか‥
スゴイ体験、お聞かせいただき大感動です。(^^)
感服いたしました。
★菊川広幸
Commented by 遠藤為盛 at 2014-11-15 09:50 x
>筋トレでマッチョですか
だったらいいですが、マッチョには程遠いです(笑)。十代にはもっと筋肉がありましたしもっと強かった(当たり前)。今ひじの筋肉を見ていますが、14歳の時には確かにもっと筋肉があったと記憶しています。あのときのレベルになりたいな。よくあることですが、中年になってからメタボになってしまったのです。もっと早く肉体訓練をやっていれば、十倍健康だったでしょう。組体操部の正式発足が今年だったからしかたないですね。もう少しがんばれば、1000m以上の山に日帰りで登れるようになれそうです。今日は疲れてしまったので訓練はお休みです。この辺が年齢ですね。あしたはやります。あさっては組体操部の練習です。壮年部も募集していますので、自らの体験に基づき壮年部員に無理がおこらないよう注意しながら技術指導ができるでしょう。信仰も体力づくりも自分の体験が大切ですね。
Commented by sokanomori3 at 2014-11-15 11:05
遠藤さん、こんにちわ。
スゴイですよ。立派ですよ。
運動して健康を作る‥これも修行ですよね。
信心修行をするためにも、体力はつけなければなりませんね。
私もこれからトレーニングです。
まだやり始めですが、来年2月のハーフマラソン大会には、ピカピカになるつもりです。(^^)
★菊川広幸


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