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中国人民の母・鄧穎超(とうえいちょう)


☆周恩来夫人と池田先生の友情.

以下に、12月10日の聖教新聞紙面(鄧女史と池田先生)の写真を添付します。
中国人民の母・鄧穎超(とうえいちょう)_b0312424_20502820.jpg

昨日の聖教新聞に、鄧穎超(とうえいちょう)女史と池田先生との友情の物語が掲載されていた。写真は、その鄧女史と池田先生とが固い握手を交わされている映像である。
池田先生の誠実で真剣な瞳、そして鄧女史の高揚した笑顔の表情‥
2人の間の愛情がどれほど深いかが見て取れる写真である。
私は過去より、周恩来については数多くの書籍を読み、また、池田先生と周恩来総理との交流を新聞等で学んできた。
故に、私自身、周恩来総理も、また、その婦人である鄧穎超(とうえいちょう)女史も、まるで親戚のように近しく感じている。

○握手の写真.

新聞の鄧女史と池田先生との握手の写真を、私はじっと見つめた。
その真剣な先生の瞳と、鄧女史の素晴らしい笑顔とが私の心に烈風となって迫ってきた。まだ、文章を読んでもいないのに、この1枚の写真を眺めるうち、涙が溜まり流れ始めた。
私はあわててハンカチをポケットから取り出し涙を拭った。
私は泣き虫である。ただし、辛くて泣くことはない。
素晴らしい人たちの言葉や人生を知ると、無性に涙が出るのである。
涙を流し、拭き、私は記事を読み始めた。
文章は、池田先生が書かれているものではなかった。
けれど、切れ味の鋭い、とても素晴らしい文章であった。

○鄧女史.


近頃思うことは、聖教新聞の文章力がスゴイということ。
今回の文章も研ぎ澄まされた日本刀のような切れ味で、読みながらゾクゾクするのである。その力に、「創価学会は絶対に大丈夫だ」と嬉しくなる。
新聞記事は、2003年4月の池田先生への中国・中央文献研究所のインタビューから始まる。このインタビューに、池田先生は「じつは、お答えしにくい質問です。思い出すと涙が込みあげてくるからです」と答える。
新聞は「感傷を嫌う池田SGI会長が涙という言葉を口にした」と記す。‥
これは、鄧穎超(とうえいちょう)女史との最後の語らいについての質問であった。
池田先生が涙する鄧女史とは、いかなる人物であろうか。

周恩来亡きあと、鄧女史の革命は続いていた。
「前も敵でした。後ろも敵でした。毎日毎日が、そうでした。何年間、何十年間、そうでした。私たちは戦いました」
これは池田先生に、鄧女史が語った言葉である。
「私たちには革命という信念と理想があるのよ。絶対負けない。恐れたら負けよ」
この言葉は、革命の中で、仲間を鼓舞した言葉である。
さらに鄧女史は次のように語っている。
「私たちは幸福です。生き抜いて、戦い続けることができるのですから」
「私の心は老いません。もっともっと人民に奉仕したいのです」
何と激しい、何と高貴な言葉の数々であろうか。

○池田先生の信念.

聖教新聞は伝えている。鄧女史の真心の言葉を。
池田会長が、第3代会長を退く決心を告げた時、鄧女史は語った。
「いけません。まだまだ若すぎます。何よりあなたは人民の支持があります。一歩も引いてはなりません」
生涯、生命不息・戦闘不止(せいめいふそく・せんとうふし)、すなわち、生命の続く限り、戦い続けるという誓いを、周恩来と交わした夫人の烈々たる声であった。
池田先生はしかし、この後、会長を勇退される。宗門の陰謀の中で‥
1990年、鄧女史は池田先生との最後の会見のおり、周恩来の愛用した象牙のペーパーナイフと、婦人愛用の玉製(ぎょくせい)の筆立(ふでたて)とを、池田先生に贈られた。
「私は、生前の総理の池田先生への心情をよく知っておりますので‥
これをご覧になって、総理を偲んでください。先生と総理の友情の形見として」
そう話す鄧女史に、SGI会長は答えた。
「周総理の“魂”を頂いたと思います」
「日中の友好は私の信念です。全力を尽くします」‥

周総理、鄧女史と池田先生との友情は、永遠に創価学会員の友情です。
私もこの信念で、中国と向き合うことをお誓い申し上げる次第です。

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by sokanomori3 | 2014-12-11 06:36 | 池田大作先生 | Comments(2)
Commented by 福島の壮年 at 2014-12-12 14:48 x
外交の場での束の間に、握手を交わした
習近平中国国家主席と安倍首相。
全く笑顔がなく、異常な緊張感さえ漂う習近平主席の顔。

その模様を伝えるテレビ映像を見た家内は、
憤慨していました。

そのとき、私が言ったこと。
習近平は、創価学会、池田先生、そして公明党に対する
信頼と期待は厚い。
基本的思想が「反日」のわけはないじゃないか。
日中両国の友好を誰よりも望んでいる人物だよ。
しかし、中国共産党の「長老」として、未だに権力の中枢に
居座って影響力を持っている古参幹部たちの中には、
「反日」を煽ることで、党内や国内で一定の支持を得ている
者もいる。

テレビ映像として日・中両国に、その模様が流れることを
知っているからこそ、安易に「友好的な笑顔」を振りまいて
それら反日勢力を刺激することを避けているだけだよ。

ただ、ここ最近の一連の汚職摘発で、かなり、反日の
長老や勢力が、党中枢から失脚している。
習主席は、これまでになく党権力の多くを掌握し、
自分の思想や理念を表に出せる状況になってはきている。
これからだよ、と。

どの国や地域でもそうですが、最高権力者といえども
国民・市民の民意を無視して、権力を行使することは
できませんからね。

ひとつの事象の裏にある本質を見抜くというのは、
極めて難しいことです。
そして、「民意」や「世論」が正しい方向へと向かうために、
私たち一人ひとりが賢くならなければいけない。
そう思います。
Commented by sokanomori3 at 2014-12-13 13:09
福島の壮年さん、中国を1つの視点から見てはいけませんよね。
中国の13億人の1人1人が同じなはずもありませんから。
ですから、おっしゃられる通り、

>ひとつの事象の裏にある本質を見抜くというのは、
極めて難しいことです。

ということになりますね。
ある中国人は、日本を憎んでいることでしょう。
ある中国人は、中国を団結させるために利用するでしょう。
けれど、ある中国人は、この悪しき関係を絶対に好転させるとの熱意を秘め、時をまっていることでしょう。
さらにある中国人は、日中間を正常にさせるために苦心しつつ、行動していることでしょう。

私はこの鄧穎超女史と先生との友情こそ、目指すべき日本と中国との関係の模範と思いました。
私たちは賢く、暖かく、尊い存在へと成長しなければなりませんし、ただひたすらに先生の行動に学び、同化していかねばならないのだと思った次第です。
★菊川広幸


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