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生死一大事血脈抄(2017年1月度座談会御書)


☆生死一大事血脈抄に学ぶ.

(しょうじ いちだいじ けつみゃくしょうに まなぶ)

生死一大事血脈抄(しょうじいちだいじけつみゃくしょう)。
1月度大白蓮華(だいびゃくれんげ)に掲載されている生死一大事血脈抄(1337ページ)のひらがな文、漢字文を示し、背景と大意を述べます。

○ひらがな文.

そうじて にちれんが でし だんな とう じた ひしの こころなく
すいぎょの おもいを なして いたいどうしんに して
なんみょうほうれんげきょうと となえ たてまつる ところを
しょうじいちだいじの けつみゃくとは いうなり
しかも いま にちれんが ぐつうする ところの しょせん これなり
もし しからば こうせんるふの だいがんも かなうべき ものか

○漢字文.

総じて 日蓮が 弟子 檀那 等 自他 彼此の 心なく
水魚の 思を 成して 異体同心に して
南無妙法蓮華経と 唱え 奉る 処を 生死一大事の 血脈とは 云うなり
然も 今 日蓮が 弘通する 処の 所詮 是なり
若し 然らば 広宣流布の 大願も 叶うべき 者か.


○背景と大意.

文永9年2月11日、日蓮大聖人が51歳の御時に、流罪地の佐渡でしたためられた御書です。
佐渡に流罪されていた最蓮房(さいれんぼう)が仏法の極理である「生死一大事血脈」とは何かと質問したことに対し、与えられた御返事です。
本抄の冒頭、日蓮大聖人は次の内容を記されています。

しょうじ いちだいじ けつみゃくとは いわゆる みょうほうれんげきょう これなり
その ゆえは しゃかたほうの にぶつ ほうとうの なかにして
じょうぎょうぼさつに ゆずりたまいて この みょうほうれんげきょうの ごじ
かこ おんのんごうより このかた すんじも はなれざる けつみゃくなり
みょうは し ほうは しょう なり
この しょうじの にほうが じゅっかいの とうたいなり
また これを とうたいれんげとも いうなり.(中略)
しかれば くおんじつじょうの しゃくそんと かいじょうぶつどうの ほけきょうと
われら しゅじょうとの みっつ まったく さべつ なしと さとりて
みょうほうれんげきょうと となえ たてまつる ところを
しょうじいちだいじの けつみゃくとは いうなり.

夫れ 生死一大事血脈とは 所謂 妙法蓮華経 是なり
其の 故は 釈迦 多宝の 二仏 宝塔の 中に して 上行菩薩に 譲り 給いて
此の 妙法蓮華経の 五字 過去遠遠劫より 已来 寸時も 離れざる 血脈なり
妙は 死 法は 生なり 此の 生死の 二法が 十界の 当体なり

又 此れを 当体蓮華とも 云うなり.(中略)
然れば 久遠実成の 釈尊と 皆成仏道の 法華経と 我等 衆生との 三つ
全く 差別 無しと 解りて 妙法蓮華経と 唱え 奉る 処を
生死一大事の 血脈とは 云うなり
.)

すなわち、日蓮大聖人は、「法華経が血脈である。その血脈は過去遠遠劫(かこおんのんごう)からのものであり、釈尊と法華経と全衆生とが一体であることを悟って南無妙法蓮華経と唱えることを生死一大事血脈というのである」とご指南されています。

この御文の後、今回学ぶ御文が次のように記されています。

「日蓮の弟子、信徒は、自分と他人を分け隔ての心を持たず、水と魚のように親密な思いを抱いて異体同心で南無妙法蓮華経と唱えることが生死一大事の血脈である」
「その異体同心の実践によって仏の大願の広宣流布が実現できるのです」

○所感.

本抄の末尾には「ざいざい しょぶつど じょうよ しぐしょう よも そらごと そうらわじ」(在在諸仏土 常与師倶生 よも 虚事候はじ)と記されています。
すなわち、あらゆる諸仏の国土に常に師と共に生まれるとの法華経の文字は決して嘘ではない」と述べられているのです。
今、この世に池田先生と私たちが存在し、同じ志を持って生きていることは、すなわち生死一大事の血脈あるが故のことです。
大聖人や池田先生、創価の同志の先輩方と一体であるとの思いで祈れるならば、まちがいなく胸中に仏界という偉大な力を涌現できるし、個々の広宣流布を果たすことができます。

今、創価学会は全世界192ヵ国地域に広がりました。
それは、創価三代に渡る大聖人と不二の会長の戦いと、その会長に不二たらんとする創価学会員の異体同心の信心から成し遂げられた壮挙です。
そして、広宣流布の旅は、今日も明日も永遠に続くのです。
これ以上の幸せはありませんね。

池田先生は大白蓮華1月号の巻頭言に次のメッセージをくださいました

「青年の青年たる証(あかし)とは何だろうか。
もとより年齢では決まらない。信心の眼(まなこ)から見れば、今、この時に「発心」の生命を燃え上がらせていく人は、皆、妙法の青年なのだと、私は思う。
去年まで、昨日までが、どうだったかではない。
今年から、今日から、どう挑戦し、前進し、勝利していくか。
これが本因妙の仏法の心だからである。
一人一人がこの原点に立ち返り、日々、生まれ変わった息吹でスタートする。
ここに、我ら創価家族の「青年拡大の年」がある。
ゆえに、今再び、信心の初心に戻って確認したいことがある。
それは清々しい勤行だ。満々たる生命力が漲っていく張のある勤行である。
朝な夕なの勤行が、どれほど荘厳な儀式であるか。(中略)
戸田先生は語られた。「日蓮大聖人の大生命が、我らの体に満ち溢れてくるんだよ。題目をとなえる場所がそのまま霊鷲山となる。そこには、もう不幸はない」と。(中略)
さあ、今日も新たな発心の勤行から出発である。
若々しい題目の師子吼で、勇気凛々と勝ち進もうではないか!
地涌の青年を澎湃(ほうはい)と呼び出しながら!」

創価の森の同志の皆様、どうか2017年をご健康で、おたっしゃで!
青年拡大の年を異体同心のお題目で大前進しましょう!

生死一大事血脈抄の別記事はここをクリック!
本抄のひらがな訳は、→ここをクリック!


追記:池田先生の巻頭言に語られた「本因妙」とは、天台大師の法華玄義に説かれる法華経の十妙の第一で「仏になる根本の因」のこと。理屈で言い表せないことから妙という。
大聖人御自身、「南無妙法蓮華経を信じて題目を唱え、凡夫を改めずに即身成仏した」と本因妙抄(877)に述べられています。

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by sokanomori3 | 2016-12-25 13:52 | 座談会御書 | Comments(0)


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