新・幸福論に学ぶ(1)
☆須田晴夫氏に会える本.
柴田理恵さん、須田晴夫さんの写真を添付します。
写真解説「新・幸福論に掲載されていた柴田さんと須田さんの笑顔の写真です」
座談会の幹部指導で「新・幸福論」という本を知りました。
「折伏で使っています。いつもバッグの中に入れています。
この本は、十界論がとても分かりやすく書いてある。
浦島太郎を十界論で読むとどうなるか・・
カメをいじめている子供たちは畜生界、いじめられているカメは地獄界・・
カメを助ける浦島太郎は菩薩界、竜宮城で楽しくくらす浦島太郎は天界・・
こんなことが書いてある分かりやすい本です」
そんな話を聞き、この本を購入しました。
この本に、須田晴夫(すだはるお)氏の写真がありました。
柴田理恵さんと二人で大笑いしている写真でした。
昨年、創価大学教授の問題を記事にしたときの、あの須田氏です。
その須田氏の経歴記事のURLを以下に示します。
http://sokafree.exblog.jp/26370605
この「新・幸福論」では須田氏を「創価学会教学部講義部長」(当時)と表記していました。
須田氏は「法華経の智慧」で池田先生と対談されている立派な人です。
偶然にも、こんなところでお会いするとは、と思った次第です。
さて、この新・幸福論、なかなか良い本なのです。
冒頭、柴田さんと須田さんとの対談が掲載されています。
内容は、柴田さんの信心する前と後との境涯の変化が述べられています。
その部分を少し抜粋してみましょう。
須田「柴田さんといえば、元気で明るいという印象ですね。でも、信仰をもつ以前はわりと暗かったと聞きましたが本当ですか?」
柴田「暗いというか、心に鎧(よろい)を着ていたって感じですね。
自分はここまでやっているんだから、みんなもこうあるべきだ、なんて文句ばかり言ってて、周囲からすごく怖がられていました。
人をすぐにどなったりするから、友達も寄り付かなくなりました。
心の底ではもっと楽に生きたい、もっと優しく見れるようになりたいと思っていたんだと思うんですね。でも、どこか突っ張って生きていて・・
それがポキッと折れたときは大変で、“自分はもうダメなんだ”って・・」
須田「自我の突っ張りが折れるとドーンと落ち込みますからね」
柴田「そうそう。自分が丸ごとなくなっていくような感じ」
須田「それが入信のきっかけですか?」
柴田「すでに久本(雅美)から仏法の話は聞いていました。
いつも悩んでグチを言っていた久本がどんどん明るく変わっていくんですよ。
ある日、「久本!どうしてそんなに元気なの!」と聞いたんです。
すると「私、創価学会に入ったから」って」
須田「なるほど。そうすると目の前で現実に変わっていく久本さんのドラマを見続けたことが入会への刺激になった、ということですね」
柴田「そうです。それと久本が見せてくれた池田先生のスピーチですね。
その中に桜梅桃李(おうばいとうり)という言葉との出会いです。
そうか、私にも美味しい実が成るんだ。なら人と比べることなんてないやって。
そのとき、あゝ自分は人のことを妬(ねた)んでいただけなんだと分かったんです。
ガックリきたけど、すっきりしました」
須田「人に対する妬みが、自分の悩みの原因だと納得したわけですね」
柴田「はい。入会してからは、本当にいい意味で自己肯定的になりました。
悩んだことも、失敗したことも、それをプラスに変えていこうと思えるようになりました」
須田「いまお話があった「妬み」というのは、十界論で言うと「修羅界」の生命状態です。
自分の自我にとらわえて、自分を立派にみせなければおさまらない生命です。それがうまくいかないと苦しむわけです」
柴田「はあ、修羅界ですか」
須田「悩みという観点で見ると、十界それぞれに特有の悩みがあるんですよ」
柴田「でも、最近は悩みを悩みとして受け止められないというか、「もうちょっと悩めよ!」といいたくなるような人もいます」
須田「いますね。その人たちは、自己を確認する、いわば自分を見つめる理性が働かないのでしょう。それは「畜生界」の愚かさですね」
柴田「そういう人でも、いつか悩むときってくるんですか?」
須田「それは来ますよ。人生が熟してくると、悩む事態が絶対にやってきます」
柴田「さっき十界すべてに悩みがあると言われましたけれど仏界にもあるんですか?」
須田「小悩少病(しょうのうしょうびょう)というように、仏にも悩みも病もあるといわれます。たとえば日蓮大聖人は当時の厳しい迫害の中で、どうすれば人々を妙法に導いていけるか、深く考えられ、また悩まれたと思います。それに釈尊も大聖人も病気もされましたしね。
病気による肉体的な苦しみもあったと思います。
でも、そのことによる不安はない。仏の境地というものは「安心立命」ですから、心は泰然自若としているんです。人は偉大な悩みがあるから悟れるんです。
次々にやってくる悩みを避けずに、悩みと四つに組んでいく。
そのなかで自分のことを超えて人のことを悩んでいけるように境涯が上がっていくんです。
煩悩即菩提といっても、何もしないで菩提になるわけじゃないんです」・・
対談の最後は「悩まなきゃ、ソンですよ(笑い)」で締めくくられていました。
対談の主なる内容は、柴田さんの人間革命(境涯の変化)の体験談でした。
この対談で考えさせられたのは「境涯に応じて悩みが違う」というとでした。
悩みは無くならない。ただ、悩みの質が変わってくる。
その通りだと思いました。私も同じ体験をしているからです。
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by sokanomori3
| 2017-01-23 05:53
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Comments(4)
Commented
at 2017-01-23 08:48
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
ちよ
at 2017-01-23 14:35
x
「悩まなきゃ、ソンですよ」は 信心しているからこそ 言える言葉ですね
煩悩即菩提
悩みがあるから 祈れるって事ですね
どうせ 悩むなら 広宣流布の悩みがいいです
折伏したい 折伏できない 大いに悩んで 祈ります\(^o^)/
煩悩即菩提
悩みがあるから 祈れるって事ですね
どうせ 悩むなら 広宣流布の悩みがいいです
折伏したい 折伏できない 大いに悩んで 祈ります\(^o^)/
Commented
by
sokanomori3 at 2017-01-23 21:20
非公開さん、こんばんわ。
>おおーっ!そうだったんですね、この方だったのですね。
そうです。この素敵な方です。^^
>料理の写真でトンカツがとても美味しそうでした。
きっとメキメキと腕が上がっているのでしょうね!(^^)
メキメキとはいきません。ボチボチです。(笑い)
本当に、小さな歩みを積み重ねています。
畳水練では泳げるようにならない。
まずは犬かき。水に慣れる。
まだそんなところです。^^
★菊川広幸
>おおーっ!そうだったんですね、この方だったのですね。
そうです。この素敵な方です。^^
>料理の写真でトンカツがとても美味しそうでした。
きっとメキメキと腕が上がっているのでしょうね!(^^)
メキメキとはいきません。ボチボチです。(笑い)
本当に、小さな歩みを積み重ねています。
畳水練では泳げるようにならない。
まずは犬かき。水に慣れる。
まだそんなところです。^^
★菊川広幸
Commented
by
sokanomori3 at 2017-01-23 21:23
ちよさん、こんばんわ。
>「悩まなきゃ、ソンですよ」は 信心しているからこそ 言える言葉ですね
煩悩即菩提 悩みがあるから 祈れるって事ですね.
なるほど、言われてみれば・・
信心していないと、悩みは嫌なものでしかないですねえ。
近頃、私も成長したみたいです。
悩みは必要だって思えるようになりましたから。
悩みを悩むということもなくなってきた。
悩みが来たら、「負けるもんか!」って立ち向かうんですね。
変われば変わるものですね、あゝ信心はスゴイ!^^
★菊川広幸
>「悩まなきゃ、ソンですよ」は 信心しているからこそ 言える言葉ですね
煩悩即菩提 悩みがあるから 祈れるって事ですね.
なるほど、言われてみれば・・
信心していないと、悩みは嫌なものでしかないですねえ。
近頃、私も成長したみたいです。
悩みは必要だって思えるようになりましたから。
悩みを悩むということもなくなってきた。
悩みが来たら、「負けるもんか!」って立ち向かうんですね。
変われば変わるものですね、あゝ信心はスゴイ!^^
★菊川広幸
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