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続・日蓮大聖人の晩年の生活


☆大勝利・大幸福の御生涯.


前編の「日蓮大聖人の晩年の生活」に千早さんが次のコメントをくださいました。
以下にそのコメントを添付し、所感を申し述べます。

「大聖人の晩年の御書をいくつか読むととても苦しそうで寂しそうな感じがします。
この信心の意味が心からわかるのは私ももっともっと信心深めないと難しいなあと思うし、
池田先生の御書講義を読んで勉強しないとわからないなあと思います。
本当に凍死しないのが不思議なくらいの状態ですよね‥
どう受け止めたらいいんだろうと思います」
(以上、全コメント)

確かに、大聖人の御生涯は贅沢と無縁でした
しかしながら、間違くなく大幸福、大満足の御一生であられたのです。
大聖人は、幾度も襲撃され、草庵を焼かれ、斬首にまで及ばれました。
生きて帰れないとされた佐渡に流罪もされました。
そうして法華経に説かれる大難の一切を受け切られ、末法万年に御本尊を残されました。

大聖人は、佐渡から鎌倉に帰られたとき、幕府から「他宗と同格の地位を与えよう、そのかわり幕府のために祈祷せよ」と勧められましたが、同格の条件(邪宗を存続させる)であることから、三度目の諌暁を行なわれた後に身延に入山されました。
大聖人は幕府から一切の援助も受けず、尊き御一生を終えられました。

当時の仏教は護国仏教といって、権力者の安泰を祈ることを生業としていました
その見返りに荘園と呼ばれる広大な領地、また資金を得ていました。
一方、日蓮大聖人は仏法本来の目的である「一切衆生の救済」の大願に生きられました。
大仏法を打ち立て、弘めることを望まれて生きられたのです。
故に、護国仏教界の片棒を担ぐことを拒絶されたのです。
そのことで、大聖人の仏法は、日本のみに組した宗教でなく、まさに全世界に開かれた「世界宗教」としての大仏法を完成されたのだと、私は解釈しています。

大聖人の晩年の生活は貧しいように見えるかも知れません
けれど、究極の大御本尊を残され、御書を残され、また日興上人という不二の弟子を残された。
また数々の門下の後継者を残されました。
大聖人は大願を成就されたのですから、大幸福、大満足であられたのです。
そのように拝すべきでありましょう。

秋元御書では、身延入山から6年後の御様子が語られています
例年、冬ともなれば雪が積もる身延でしたが、この時は大雪だったのでしょう。
人が通ることも厳しい残雪の中、必要最低限の装備の草庵に生活されていた。
栄養のバランスも悪く、着るものも乏しくあられた。
けれど、苦しくとも、寂しくはなかったのです。
苦しくはあれども、でも楽しく生きられたのです。
すでに弟子は沢山いましたし、末法の御本仏としての仕事を果たされ尽されたのです。
日興上人という不二の弟子もいた。檀家には四条金吾他の数々の弟子の勝利があった。
立宗宣言の大願は、全部、果たされたのです。

翌年、十間四方の大坊が門下の真心の御供養から完成しました
弟子たちは金剛の決意で信仰を果たしていました。
大聖人は、最後、弟子たちに見守られながら霊鷲山に旅立たれました。
その死は、釈尊の如く旅の途中でした。
釈尊は急病にて死去し、弟子の多くは死に目に会えなかった。
けれど大聖人は、弟子が見守る中で安生として逝かれたのです。
最高に尊く、完璧な御一生であられました。

ですから私は、この秋元御書の厳しい冬の生活の描写から寂しさを感じません。
ただただ、今の生活の贅沢を申し訳なく思うのです。
そして、大感謝をもってこの御書を拝するのです。

前回の日蓮大聖人の晩年の生活」記事URLを添付します。
http://sokafree.exblog.jp/27876336/

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by sokanomori3 | 2017-12-22 05:47 | ひらがな御書に学ぶ | Comments(8)
Commented by 千早 at 2017-12-22 08:31 x
> けれど、苦しくとも、寂しくはなったのです。
寂しくなっています(^^)

すぐに記事にしてくださりどうもありがとうございます!
だけど、まだ納得できていません(笑)
時間を作ってまた御書を読み直して疑問点を質問します。




Commented at 2017-12-22 15:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by とろサーモン at 2017-12-22 22:18 x
こんばんわ。菊川さん、千早さん。人が来ずらい厳しい自然環境が大聖人様を襲撃から守ってくれてたりしたかもしれませんね(*^-^*)大聖人様が他宗とは明らかに宗教家として違う、強くて清廉潔白な姿なので信心が弱い私などにはわかりやすくて助かります。(*^^*) 
Commented by sokanomori3 at 2017-12-23 06:14
千早さん、おはようございます。
あれ、まだ寂しいですか。(^^:
まあ、この御書についてはそうですよね。
でも、冬の厳しさを忘れがちな現代人の私たちにとって、大聖人の体験の描写は、人生の苦難と悲惨との免疫を与えてくださっているとも拝せますね。
冬はかならず春となる、との一節の重みは、この御書と共には拝せば、より大きく深く、実感として感じられますしね。
★菊川広幸
Commented by sokanomori3 at 2017-12-23 06:16
非公開さん、おはようございます。

>「当世・日本国に第一に富める者は日蓮なるべし命は法華経にたてまつり名をば後代に留べし、大海の主となれば諸の河神・皆したがう須弥山の王に諸の山神したがはざるべしや、法華経の六難九易を弁うれば一切経よまざるにしたがうべし。」
開目抄下 223ページ

「第一に富める者は日蓮なるべし」・・
そうですね、ありがとうございます。
★菊川広幸
Commented by sokanomori3 at 2017-12-23 06:20
とろサーモンさん、おはようございます。

>人が来ずらい厳しい自然環境が大聖人様を襲撃から守ってくれてたりしたかもしれませんね・・

なるほど、それもそうかも知れませんね。
そういう意味もあり、山深いところに住まわれたのかも。
過去に、そういう推測はしたことありませんでした。
確かに、常に命を狙われる大聖人でしたし、その防御を考えれば身延は最良の地、だったのかも知れません。
コメント、ありがとうございました。
★菊川広幸
Commented at 2017-12-23 20:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori3 at 2017-12-23 20:21
非公開さん、その通りです。
ありがとうございます。
★菊川広幸


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