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種種御振舞御書(2018年7月度座談会御書)


☆種種御振舞御書に学ぶ.


(ざだんかいごしょ しゅじゅおふるまいごしょに まなぶ)


種種御振舞御書(しゅじゅおふるまいごしょ)。
2018年7月度大白蓮華(だいびゃくれんげ)に掲載されている種種御振舞御書(911ページ)のひらがな文、原文を示し、背景と大意を述べます。

○ひらがな文.


わとうども にじん さんじん つづきて かしょう あなんにも すぐれ 
 てんだい でんぎょうにも こえよかし  
わづかの こじまの ぬしら おどさんを おじては 
えんまおうの せめをば いかんが すべき  
ほとけの おんつかいと なのり ながら おくせんは 
むげの ひとびと なりと もうし ふくめぬ.

○原文.


わたうども 二陣 三陣 つづきて 迦葉 阿難にも 勝ぐれ
天台 伝教にも こへよかし
わづかの 小島の ぬしらが をどさんを をぢては
閻魔王の せめをば いかんが すべき
仏の 御使と なのり ながら をくせんは
無下の 人人 なりと 申し ふくめぬ.
 

「わが弟子は、迦葉や阿難にも勝れ、天台も伝教も超えなさい。
日本の国主を恐れては、閻魔王の責めをどうするのか。
仏の使いと名乗りを上げておきながら臆するとは話にならないと、
弟子たちに申し含めたのである」

大白蓮華53ページにはこの御文の解説として、
「私たちは仏の使いである。権力者を恐れてはならない。
迫害者を悠々と見下ろしていく大境涯になりなさい」
と記述があり、また、59ページには池田先生の御指導が次のように掲載されています。

「迫害者こそは、境涯革命のための真実の味方といえる。
権威、権力の迫害との戦いは“法華経の行者”の誉れと喜びを引き出してくれる。
だから喜ばしいことなのだ」
「もちろん“敵も味方も仲良く”ということではありません。
大切なのは“戦い切る”ことです。
妥協を許さず“絶対に負けない”ことです」

この原理をもとに、折伏を果たしていくことが、
今月の御書の範囲になります。

○背景と大意.


建治2年(1276年)、日蓮大聖人55歳の御時、光日房に与えられた御書です。
本抄は、文永5年から健治2年までの9年間の大聖人のお振舞いを述べられたもので、
発迹顕本の御姿を通し、御本仏のお振舞いを述べられています。
冒頭、蒙古の襲来から述べられ、立正安国論に予言した他国侵逼難が的中したのであるから、称えられるべきであるのに、いよいよ迫害を加え、死罪、流罪の詮議をしていることはどうしたことか、彼らが地獄に堕ちることを思うと不憫でならないと記されています。
しかし、いかなる難があろうと、大聖人の弟子として難に臆することなく、
勇んで後に続くよう激励されています。
当時の迫害の内容と、その迫害に対する大聖人の受け止め方が、
以下の御文に鮮烈に記されています。
(先に平仮名文、後に原文を添付します)

なをも おしまず いのちをも すてて ごうじょうに もうしはり しかば 
かぜ だい なれば なみ だい なり りゅう だい なれば 
あめ たけきように いよいよ あだを なし 
ますます にくみて ごひょうじょうに せんぎ あり  
くびを はぬべきか かまくらを おわる べきか  
でし だんならをば しょりょう あらん ものは しょりょうを めして くびを きれ 
あるいは ろうにて せめ あるいは おんる すべし とう うんぬん  
にちれんよろこんで いわく もとより ぞんちの むね なり.

名をも をしまず 命をも すてて 強盛に 申しはり しかば
風 大なれば 波 大なり 竜 大なれば 雨 たけきやうに いよいよ あだをなし.
ますます にくみて 御評定に 僉議 あり
頚を はぬべきか 鎌倉を をわる べきか
弟子 檀那等をば 所領 あらん 者は 所領を 召して 頚を 切れ
或は ろうにて せめ あるいは 遠流 すべし 等 云云
日蓮 悦んで 云く 本より 存知の 旨 なり.


首を切ろうか、追い出そうか、所領を没収しようか、あるいは牢に入れる、
あるいは流罪にするなど、日蓮大聖人とその門下を抹殺しようと憎み、話し合った・・
その難が来ることは日蓮大聖人は、過去から知っていた。
それを悦びとされたと述べられている御文です。

○所感.


大白蓮華7月号の巻頭言に池田先生は次のお歌を下さりました。

恐るるな 生死ともに 仏なり 山越え谷越え 歓喜の凱歌を

病もある。加齢による衰えがある。難がある。パワハラもセクハラもある。
けれど「負けないで、変毒為薬の大境涯を創り上げていください」と、
池田先生は励ましてくださっています。

私も定年退職を目前として、晩節を汚さないための苦労があります。
数々の苦難が波のように寄せてきます。
若い時から今日まで、一時の安穏はありましたが、
定年前だから最後は安穏というものではありません。
むしろ重い責任と、衰え消失していく体力、能力に悩むのです。
平凡な普通の定年退職のように見えても、誰もが必死に仕事をしています。
この仕事に加え、私たちは広宣流布を果たさなければならない。
自分だけの幸せではなく、周囲全体の幸せを作らなければなりません。
先生ご指導の「迫害者こそ、境涯革命のための真実の味方」を胸に、
祈り、溌剌と難を乗り越えて参りましょう!

種種御振舞御書の別記事を以下に示します。
sokanomori.exblog.jp/19091676/



ひらがな御書の種種御振舞御書の交互文と背景と大意を以下に示します。
hiraganagosho.web.fc2.com/b909.html
hiraganagosho.web.fc2.com/c909.html


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by sokanomori3 | 2018-06-25 22:12 | 座談会御書 | Comments(5)
Commented at 2018-06-26 07:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 千早 at 2018-06-26 08:07 x
当時は権力者がすごい力を持っていて、迫害もすごかったですよね。
半端な信心ではすぐに退転してしまいますよね。
恐れて退転しないように励ましてくださっているんですね。
厳しい御書だなあと思うけれど、私達弟子も誇りと勇気と確信で信心貫いていかなくちゃですね。
Commented by sokanomori3 at 2018-06-26 22:49
非公開さん、ご指摘ありがとうございました。
★菊川広幸
Commented by sokanomori3 at 2018-06-26 22:55
千早さん、こんばんわ。
会社の迫害なら転職で逃げられますが、
国の迫害は逃げようがないですね。
大聖人は全てを受け入れて勝利された。
途方もなくスゴイですね。
★菊川広幸
Commented by 1979 at 2018-06-29 19:28 x
鎌倉幕府はウソをついていました。
だから追い詰めて苦しめるという迫害をしたのですね。

日蓮大聖人の時代。政治と宗教は非常に根強い癒着がありました。
日蓮大聖人が「立正安国論」を提出すると、それまで台頭していた念仏や真言宗、禅宗や律宗などの権力者はあわてふためきだします。

始めは分からなかったのかもしれませんが日蓮大聖人に法論対決などで負けてしまうと、なぜ日蓮仏法が正しいのか分かってしまったのでしょうね。当時は皆が宗教を一応は勉強してた時代です。念仏の限界や疑問も分かっていたはずです。死後の曖昧な世界を。日蓮仏法は三世永遠の生命を説いてい、その疑問を全て解いてしまったのです。

しかし権力者が既得権益を離す事はしませんでした。

しかも世は武士の時代です。迫害は命に及びます。受け入れる事が出来ない、受け入れると自分達の権力が失われ不都合な事が起きてしまう。だから否定する人達がいて、日蓮仏法は闇へ送られてしまったのです。現代でも残念ですが日本においては創価学会もまだその一つですね。

しかし、かなり前ですが池田先生が創価学会員ならば世間から誰でも尊敬される時代がいつか来るだろうと言ったような気がします。このまま広宣流布が進めば光と闇がひっくり返る。そんな時代もやってくるかもしれません。創価学会仏として人々から称賛され我々の地道な努力が報われる日がいつかくるかもしれません。

少し夢がある話しです。 


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