釈迦十大弟子立像の見学 感想3



☆リアルな舎利弗と目連.


以下に、立像の絵手紙の写真を添付します。
b0312424_04385944.jpg

写真解説「問答を得意とした迦旃延(かせんねん)の慈悲深い像の顔部分の写真です」

以下に十大弟子の一つひとつの感想を申しげます。

1.舎利弗(しゃりほつ)智慧第一.
 頭部がひときわ大きく、知性と共に力強さのある魅力的な表情です。
 あばら骨が見え、仏道修行に邁進した姿に大感動しました。
2.目連(もくれん)神通第一.
 十大弟子の中で、最も苦労した顔(シワが沢山ある)をしています。
 あばら骨、腕に見られる血管が生々しく、息をのむ迫力。
3.摩訶迦葉(まかかしょう)頭陀(ずだ)第一.
 苦行し抜いたことが伝わる、究極の努力家の表情です。
4.阿那律(あなりつ)天眼第一.
 シワのない顔で、ある意味、多くの仏像に見られる顔と姿です。
5.須菩提(すぼだい)解空第一.
 質実剛健な表情で、修行をしっかり果たした表情です。
6.富楼那(ふるな)説法第一.
 エラの張ったあごで、信念を強く感じる表情です。
7.迦旃延(かせんねん)論議第一.
 問答が第一の評価の対極の表情で、優しく慈悲深い表情です。
8.優婆離(うばり)持律第一.
 純朴で真面目な修行をした表情をしています。
9.羅ご羅(らごら)密行第一.
 信念、自我の強さを感じさせる表情をしています。
10.阿難陀(あなんだ)多聞第一.
 癖のない、けれど信念のある、まだ年齢も若い立像です。

舎利弗や目連、摩訶迦葉は有名ですが、その他の弟子が一同に見られ、
どれも民衆救済に命をかけて生き抜いたことが伝わる立像でした。
特に、舎利弗や目連は物凄い存在感がありました。
立像は微笑んでいません。物凄く真剣な表情ばかり。
皆、必死に民衆救済のために闘争してるのです。
この広宣流布に生きる姿こそ本物で、
他ののんびりした仏像がいかにウソか分かるというものです。

この立像を彫刻した仏師・快慶(かいけい)とは、いかなる人物でしょう。
すごい仏師だったのではないでしょうか。

日蓮大聖人が立像をご覧になられたときは、真新しく、綺麗な状態だったでしょう。
リアルな像に大聖人も「これこそが本物だ」と感じられたのではと思うのです。
約800年を経て見る十大弟子のリアルな姿・・
皆さま、これ、本当にいいですよ。
目の保養にいかがでしょう。見る価値ありですよ。
釈迦や千手観音像は「アニメのキャラクター」にしか見えず、
十大弟子は「超リアル」な本物なのです。
読者の皆さまにもぜひ見てほしいです。
リアルな人間こそ仏であり、
仏像はウソと良く分かりますから。
12月9日までやっています。

以下にシリーズの関連記事を示します。
sokafree.exblog.jp/28727934/
sokafree.exblog.jp/28730539/


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by sokanomori3 | 2018-10-16 05:42 | 御書の登場人物 | Comments(12)
Commented by ゆりこ at 2018-10-20 10:13 x
この十大弟子の姿を思い浮かべながら、新法華経論を読んだら、
釈迦から十大弟子への記別の情景がリアルに生き生きと感じられますね^_^
東山魁夷展の前売券を購入しているので、そろそろだな、と楽しみにしています。
9月にルーブル展を見るため、始めて新国立美術館に行きましたが、
乃木坂駅に直結していて、曜日によって21時まで開館していたので、
会社帰りに便利でした。
ルーブル展は、テレビ局のタイアップがミーハー感満載で嫌だったのですが、
内容は圧巻で、あれだけの点数を借り受けるには、
プロモーションでの入場者数にかかっているんだなと納得しました。
肖像がテーマだったため、ナポレオンに関する出展も沢山あり、
昔見た富士美のナポレオンの作品の記憶も蘇りました。
とにかく素晴らしかったので、次回ルーブル展はまた行くつもりです。
Commented at 2018-10-23 15:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori3 at 2018-10-24 10:36
非公開さん、コメント大丈夫です。
何か迷いがあるのでしょうか。
ご相談、承ります。
★菊川広幸
Commented at 2018-10-26 12:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori3 at 2018-10-26 19:51
釈尊の入滅時期を気にされているのは、日蓮大聖人の滅後二百二十余年の記述へのご不信でしょうか。
数字的なことで言えば、現代研究では違っているようですが、この点は、当時としては二百二十余年との認識でしたし、その認識の上に一切の受け止め方、考え方があったのです。
このような学術的なことへのご回答は、私は深い見識はありません。
一つ、その内容の記述は、須田晴夫氏のサイトが述べています。
https://www4.hp-ez.com/hp/haruosuda/page3
少々、難解で、長文ですが以下に添付します。
Commented by sokanomori3 at 2018-10-26 19:53
日蓮は、釈尊滅後二千年になる永承七年(一〇五二年)から末法に入るという当時の日本の一般的な認識に従って自身の時代を末法と規定したが、近代仏教学が示す釈尊の入滅年代によれば、日蓮の時代は釈尊の入滅からまだ二千年になっておらず、末法ということはできない。この点をどのように考えるかが問題となるが、この点について創価学会は、仏教学による仏滅年代に従ったとしても、自身の時代を末法とした日蓮の認識には何の問題もないという立場を既に表明している。
すなわち、二〇〇二年発刊の『教学の基礎』(創価学会教学部編)は次のように述べている。
「大聖人が御自身の時代を末法ととらえられたのは、諸説がある仏滅年代や正像末の年数を絶対的な拠り所としたからではありませんでした。
正・像・末の年数が仏典によって違うことや、仏滅年代に諸説があることは大聖人もよくご存知でしたから、御自分が採用された説について絶対的なものとして受け止められていたわけではなかったと拝されます。(中略)
そのうえで、当時、定説となっていた仏滅年代九四九年説と正像二千年説を用いて、末法御本仏としての御自身の実践を跡付けられたのです。(中略)大事なことは、『仏滅年代』についていずれの説を採るにしても、大聖人御出現の時代が経文に説かれた通りの末法の様相を呈しており、その時代相のなか、日蓮大聖人が末法御本仏としてのお振る舞いを示され、事の一念三千の御本尊を建立してくださった事実です。以上みたように、近代の学説に基づいた釈尊の入滅年代を用いたとしても、大聖人の末法のとらえ方の正しさは動きません」(同書一二一頁)
Commented by sokanomori3 at 2018-10-26 19:53
拙著『新版 日蓮の思想と生涯』では次のように述べておいた。
「今が末法であるとの時代認識は、当然、像法時代の天台大師・伝教大師とは時代を異にしていることを意味している。日蓮は後に『三大秘法抄』において『前代に異なり』と明言しているが、立宗の時点において既に末法に入っているという明確な歴史認識があったればこそ、天台・伝教が行うことのなかった題目の弘通に踏み切ったと推察されるのである。なお、永承七年(一○五二)年に末法に入るという当時の定説は釈尊の入滅が紀元前九四九年であるという『周書異記(しゅうしょいき)』の説と正法・像法を二千年とする説に基づいている。ところが、近代仏教学によれば釈尊の入滅は紀元前四八六年あるいは三八三年(そのほか諸説がある)とされており、正像を二千年とすると日蓮の時代はまだ像法時代となってしまう。
Commented by sokanomori3 at 2018-10-26 19:54

日蓮が自身の時代を末法と規定したのは、単に『周書異記』の説や正像二千年説に盲従したためではない。日蓮は仏滅年代や正像の年数について諸説があることを認識しており(『周書異記』の説について『守護国家論』で『一説なり』〈四六頁〉としている)、そのうえで、時代の状況が大集経が末法の時代を規定した『闘諍言訟・白法隠没』の言葉通りの様相になっていることを洞察して、自身の時代が末法に当たっていると判断したといえよう。
実際に平安時代末期の保元・平治の乱以来、日本国内では戦乱が絶えず、仏教勢力自体も僧兵を蓄えるなど軍事勢力化していた。延暦寺などの大寺院は民衆を救済するどころか逆に宗教的論理を利用して民衆を収奪する権力体となっていた(例えば、寺院への年貢(ねんぐ)を納めない者は仏神の罰を被るという宗教的脅迫を加えた)。
Commented by sokanomori3 at 2018-10-26 19:54

宗教的にも、伝教大師が確立した天台仏教も内部から変質して密教化し、伝教の思想は完全に空洞化していた。そもそも天台仏教の修行法である観念観法の瞑想行も高度な能力のある僧侶だけがなしうるもので、在家の民衆が行えるものではなかった。仏教が隠没していたのは日本だけではない。インドにおいては日蓮が生きた十三世紀にイスラム勢力の侵略によって最後の仏教寺院が破壊され、仏教は完全に滅亡した。
中国においても唐の滅亡後、中国仏教は衰退の過程に入った。教団は経済的・社会的には繁栄したが、度牒(どちょう)(僧であることの証明書)や皇帝から賜る紫衣や師号も売買の対象となり、仏教教団の腐敗が進行していった。民衆に広まったのは仏教としての実体がない浄土教と禅宗のみであり、その上、道教との一体化が進んだ。
女真族(じょしんぞく)(ツングース系民族)の金によって一一二七年に北宋が滅ぼされて以降は、外形的には仏教が行われていても、仏教の内実はほとんど失われた状態になった。このことについて日蓮は、『顕仏未来記』で『漢土に於いて高宗(こうそう)皇帝の時、北狄(ほくてき)、東京(トンキン)(北宋の首都・開封(かいほう)のこと――引用者)を領して今に一百五十余年、仏法・王法ともに尽き了わんぬ』(五〇八頁)と述べている。
教によって民衆を救済することができない『末法』に突入していると判断し、末法に相応した新しい仏教を創始することを決意したのである。その意味では、釈尊の入滅年や正像の年数などは些末な問題に過ぎない。日蓮が自身の時代が末法に当たると主体的に判断し、その時代に適った宗教を確立し弘通することを決断したことこそが重要なのである」(同書三六頁)

以上、宮田氏が提起した近代仏教学との関連の問題を見てきたが、創価学会の教義が近代仏教学の知見と矛盾しているとの批判は、今日ではほとんど有効性を持っていないといえるだろう。
Commented by sokanomori3 at 2018-10-26 20:01
以上は、須田晴夫氏の論文から引用したものです。
私の個人的感想は、当時の日本仏教界は末法に入った時代との認識はすでにあり、よって念仏思想が広まっていたし、その歴史的研究からの事実(その事実根拠はまったく私は知りません)はそうかもしれませんが、私はなんら疑問に思ったことはありません。
ですから、

>末法の開始年度は1052年とお考えでしょうか?

このことは須田晴夫氏にそのように記しているし、
須田晴夫氏の見解に納得しています。
★菊川広幸
Commented by sey hello at 2018-10-30 13:48 x
ご丁寧な回答、ありがとうございます。
わたくしは学生の頃に須田氏の講義を受けたこともあり彼の論理にも納得できる部分はあるなとおもっておりますし、現学会教学のおおきなバックボーンであることは間違いのない事実だと思います。
実際のところ釈尊の生没年月日について正確な事実を突き止めることはかなり難しい作業とおもわれ、それを論議することに意味や価値があるのか、ということにもなりかねませんが。
正確な年代にはこだわらず当時の社会の様相が所謂末法の様相を呈していた、というご認識であられるということで理解をさせていただきました。
お手数をお掛けして申し訳ございませんでした。
ありがとうございます。
もしよろしければ更に質問を続けたいのですがよろしいでしょうか。
ご迷惑であればここで終了させて頂きます。
宜しくお願い致します。
Commented by sokanomori3 at 2018-10-30 23:11
私は平凡な学会員ですし、ご回答できない場合もあるかと思います。
答えられる範囲でお答えはいたします。
★菊川広幸


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