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万葉集ブームが到来する


☆万葉の声に耳を傾ける.


万葉集は、日本の現存最古の歌集だとのこと。
その詩歌の数は4540首にのぼり、そのほとんどは短歌ですが、
長歌260余首、その他、漢詩などが沢山含まれています。
成立時期は複雑で、1200年前から約130年間の詩歌が収められていて、
その詩集は20巻に及ぶという壮大なものです。
このほど、平成の次の元号が令和(れいわ)となり、その出典が万葉集で
あったことから、今後、万葉ブームが巻き起こると言われています。

私も早速、万葉集の入門書、角川ソフィア文庫「万葉集」を購入しました。
以下に、その読書感想文を添付いたします。
sokafree.exblog.jp/29344884/
sokafree.exblog.jp/29346893/
sokafree.exblog.jp/29348648/

この文庫本には、万葉集の詩歌140首が収録され、
解説文もしっかりして理解しやすいです。
この文庫本の冒頭文を以下にご紹介します。

>万葉集を読むとき、万葉の人々がいかに切実に人を愛し、いかに切実に
人の死を悼んだか、そのエネルギーに圧倒される思いがする。
王位をめぐる闘いがあり、敗北者の死がある。
忍ぶ恋、清らかな恋、妻子への愛、望郷の想いがある。
春の喜び、雄大な自然への畏怖がある。

>万葉の命を伝えるのは、2100首に及ぶ「作者未詳歌」である。
これらの歌は合唱となって、万葉集を支えている。
歌に生き、恋に死んだ人々の声は、大地から湧き上がるように力強い。

>本書はこれから万葉集に親しもうという方のための入門書である。
万葉の人々の歌に、しばし浸っていただければ幸いである。

(角川文庫「万葉集」「はじめに」から抜粋)

私はこの本を読んで、清々しい気持ちになりました。
1000年の昔の人たちの息づかいすら感じられるほどリアリティに溢れた詩歌に、
日本人として生まれた幸せを感じました。
この本の中から、四首を以下にご紹介いたします。

>我が形見 見つつ偲(しの)はせ あらたまの 年の緒(そ)長く 我も思はむ.
>相思はぬ 人を思ふは大寺の 餓鬼の後方(しりへ)に額(ぬか)つくごとし.
>瓜食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲(しぬ)はゆ
 いづくより来たりしものぞ まなかいに もとなかかりて 安寂(やすい)し寝(な)さぬ.
>銀(しろがね)も 金(くがね)も玉も 何せむに まされる宝 子にしかめもや.

先の二首は恋愛の歌、後半の二首は子に対する親の歌です。
以下に、本に記載されていた現代訳で解説します。

>私の想い出の品を見ながら私を思ってください。私もずっと
 あなたを長く思いつづけますから。
>自分を思ってくれない人を思うのは、大寺の餓鬼の背中を拝んでいるようなものです。
(「餓鬼」は仏教用語。すでに仏教がしっかりと根付いている)
>瓜(うり)を食べれば子のことが思われる。栗を食べればさらにいっそう思われる。
 子供はどこから来たのか。面影が目にちらついて安眠できない。
>銀も金も宝玉も一体何になろう。これにまさる宝といえば、
 子以上の宝があろうか、ありはしない。

結ばれない恋、実らぬ思い、愛別離苦、子供への愛情などの声・・
こんなステキな詩歌が万葉集には満載なのです。


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by sokanomori3 | 2019-04-06 06:22 | 一般書籍のご案内 | Comments(0)


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