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令和の時代を予測する(3)


☆超高齢化時代の医療.


以下に、公立病院の赤字が年々増える棒グラフを示します。
令和の時代を予測する(3)_b0312424_14182682.jpg


今、日本は恐るべき人口の減少に向けて進んでいます。
人口が少ないことそのものは、まったく問題になりません。
そもそも、明治時代は5000万人だったし、昭和初期で6000万人だった日本。
その日本の人口は1億人をはるかに超え、世界に冠たる発展を遂げました。
昔の日本には二つの特徴がありました。その一つは若者の多さであり、
もう一つは向上心(情熱)の強さがあったことです。
しかし、令和時代の日本は老人が多く、人々の情熱は比較的小さいのです。
しかも大量の病人がいて、その面倒に多大なエネルギーを使わなければなりません。
すなわち、昭和・平成と令和とはまったく異なった時代です。
「国力は弱まることがあっても、強くなることはない」のでしょう。

さて、そんな将来を申し上げたのがシリーズの(1)と(2)です。
https://sokafree.exblog.jp/29399529/
https://sokafree.exblog.jp/29401211/

そして、もう一つ申し上げたいのが公立病院の赤字拡大です。
以下に、その厳しい現実を示しましょう。

>地方自治体が運営する公立病院の赤字拡大が止まらない。
本業の赤字総額は2017年度は4782億円で、2012年度比で
50%増えたことが日本経済新聞社の調べてわかった。
今後、公的負担が急増する恐れがある。

>公立病院は都道府県や市町村が作り、国立や大学病院とは性質が異なる。
民間病院が手がけたがらない救急や小児などの不採算医療を受け持ち、
過疎地の医療水準を維持する役割りがある。
ただし、赤字を公費で埋めると自治体の財政は悪化し、
保育や介護などの公的サービスにしわ寄せがいく。

>環境が厳しいのは民間病院も同じだが、公立病院は高コスト構造で
民間病院よりもコストが10%多い。

(日本経済新聞2019年4月26日)

日本の福祉制度は、世界に冠たる水準です。
しかし、医療、介護、年金などの財政は破綻しつつあります。
今の社会保障をそのまま維持することはできません。
何かを保障し、何かを保障しない、ということを決めなければならない。
今まで通りのサービスをしていては、財政破綻になってしまいます。
構造改革を現実の中で果たさなければなりません。

改革には、当然、苦痛も混乱も発生します。
不利益をこうむる人々は改革案に反対し、抵抗するでしょう。
早くやらなければならないのに、モタモタして
問題はさらに膨張するのでしょう。

この時代の中で私たちは自主防衛しなければなりません。
その一番の項目は、健康と経済(支出と収入のバランス)です。
国がどうであれ、世界情勢がどうであれ、この2つが機能すれば
私たちはやりたいことができるし、問題もないからです。

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by sokanomori3 | 2019-05-04 06:31 | 経済 | Comments(4)
Commented by poor at 2019-05-05 01:51 x
お久しぶりです。いつも楽しみに拝見しています。
この問題に関して私なりの結論があります。
自助、共助、公助とありますが、まず自助を最大限に高める必要があります。私の父が生きていた頃、居宅介護サービスを受けていましたがヘルパーさんがせっせと家事をする間、父はぼーっとテレビを見てました。こんな税金の無駄遣いは良くないです。
家庭や地域の教育力が非常に弱いので、学校教育の内容を抜本的に見直し義務教育中で家庭生活教育(調理や掃除などの家事全般、金銭管理の仕方、育児や介護技術の勉強と技術の習得、租税や年金制度や基本的な生活に必要となる行政手続き、地域活動等)をしっかり行うことで最低限の自分の生活ができる社会をつくるべきと思います。これらは今の学校教育では少ししか扱われていません。これらの未学習誤学習は児童虐待等の悲惨な事件の背景にもなっている気がします。最低限の生活上の知識や技術や経験もしたうえで社会に巣立ち、国民総ボランティア状態にまで高められたら。育児介護を学ぶことで児童虐待や高齢者等の虐待等もぐっと減らすことができるはず。社会教育ももっと充実させる方法を模索すべきと考えます。豊かな経験をもった高齢者にも講師等として活躍してもらえるし。このように日本の未来は教育が果たすべき役割が非常に大きいと思っています。国際競争力をつける専門教育以上に大事なことかもしれません。
自助を最大限に高めることで共助能力も確実に向上するはず。公民館や町内会、民生委員、PTA、会社組織なども含まれるかもしれない。それらをコーディネートするソーシャルワーカーの役割ややりがいも大きいでしょう。
そして、真に自助共助ではどうしても補えない最後の砦の部分を公助が担うのです。誰でもできるレベルの公助は最小限に抑えてもっとも難度の高いスキルが必要な内容について集中的にお金を集中投下するのです。そして高度なスキルを身につけた支援者にはそれなりの高い報酬が得られるようにするのです。3K職種のように言われているけど、大変だけどしっかり高いレベルの支援ができるようになれば十分に豊かな生活できるようになるという希望を与えることにもなります。
これが、過去35年間にわたってずっとずっと考え悩んできたことの現段階での私なりの結論です。
菊川さんのご感想を伺いたいです。
Commented by poor at 2019-05-05 02:01 x
すみません。追加です。
医療費の増大についてですが、これは国民的大議論が必要でしょうが、おそらく、回復の見込みがない方への延命治療の中止の選択を健康なうちに意思表示の確認をとっておくことになるような気がします。不正や人権侵害などが起きないような何重にもわたるチェック機能も担保する必要があるとは思いますが。
Commented by sokanomori3 at 2019-05-05 04:55
poorさん、おはようございます。

>過去35年間にわたってずっとずっと考え悩んできた・・

お父様のこともあったのでしょうし、尊いお考えと思います。

>調理や掃除などの家事全般、金銭管理の仕方、育児や介護技術の勉強と技術の習得、租税や年金制度や基本的な生活に必要となる行政手続き、地域活動等)をしっかり行うことで最低限の自分の生活ができる社会をつくるべきと思います。

これは大賛成ですが、学校教育で「やらされ」て、どの程度真剣に生徒が取り組むかというのが問題になるでしょう。
私は小学生の時、家庭科を遊び半分、ふざけてやっていました。調理の重要性を認識できていなかったのです。
動機づけが大事でしょうね。
少なくともレトルト食品などで済ませる時代の中で、生き抜く本当のチカラを身に付けさせるという難しさもあるでしょう。
尚、共助は地域によって格差が出るでしょうね。
とくに都会のような場所ではむずかしい。
また、個々人によって認識の格差もあります。
今後、もっとも難しいのは認知症でしょう。
脳の衰えと障害は、一体、どうするのか・・

>回復の見込みがない方への延命治療の中止の選択を健康なうちに意思表示の確認をとっておくことになるような気がします。

これからの大きなテーマですね。
このことは改めて記事にしたいと思っているテーマです。
延命治療はやめるべきだし、個々人がそのリスクを学び、事前手続きをして、自然死を選択すべきと私も思います。
★菊川広幸
Commented by poor at 2019-05-06 13:54 x
ご感想、ありがとうございました。
ご指摘のように学校教育における動機づけが大事でしょうね。教育だけでなく、あらゆる分野でできること知恵を出し合っていかないとですね。
共助についてですが、これもご指摘のように都市部では意識的に何らかの関わりと作っていかない限り自然に任せていては期待できないかもですね。学会組織のような連帯がいかに大切かということでもあるでしょうね。
重度の認知症の方のケアの問題は深刻ですね。療養病床で大声でひっきりなしに看護師さんを罵倒している方なども見たことがあります。今後ますます増えるでしょうが支援する側を心折れないようにしっかり支える必要がありますね。
お忙しい所、ありがとうございました。


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