兵衛志殿御返事(2020年3月度座談会御書)
☆兵衛志殿御返事に学ぶ.
(ざだんかいごしょ ひょうえのさかんどのごへんじ まなぶ)
2020年3月度大白蓮華(だいびゃくれんげ)に掲載されている兵衛志殿御返事
(1091ページ)のひらがな文、原文を示し、背景と大意を述べます。
○ひらがな文.
しおの ひると みつと つきの いずると いると.
なつと あきと ふゆと はるとの さかいには かならず そういする ことあり.
ぼんぷの ほとけに なる また かくの ごとし.
かならず さんしょうしまと もうす さわり いで きたれば
けんじゃは よろこび ぐしゃは しりぞく これなり.
○原文.
しをの ひると みつと 月の 出づると いると
夏と 秋と 冬と 春との さかひには 必ず 相違する 事あり.
凡夫の 仏に なる 又 かくの ごとし.
必ず 三障四魔と 申す 障い でき たれば
賢者は よろこび 愚者は 退く これなり.
○背景と大意.
建治元年(1275年・最近の研究では健治3年)、日蓮大聖人が身延から
池上兄弟の弟・兵衛志(ひょうえにさかん)に与えられた御書です。
極楽寺良観を信奉する父から二度目の勘当をされた時に、
大聖人から与えれれた御書です。
凡夫が仏になるときには、必ず三障四魔が競い起ることを示され、
魔を打ち破る「賢者の信心」を貫くよう指導されています。
大白蓮華3月号52ページには、三障四魔を打ち破る「賢者の信心」を貫こう
と題され、拝読のポイントとして1.大きな苦難は大きく変わるチャンス、
2.障魔を前に試されるのは自分自身と記載されています。
また53ページには池田先生の次の指導が掲載されています。
>難があればあるほど、偉大な境涯を開いていきる。
三障四魔が競い起ったら、「いよいよ宿命転換の時が来た」と
深い確信と勇気を持って立ち上がり、
お題目を唱え抜いて進んでいくことです。
○所感.
私自身、何度も三障四魔と戦ってきました。
三障四魔は信心をしていなくても巻き起こるのです。
それは正義を貫こうとすると多かれ少なかれ発生します。
私のデビュー戦は「窓際族」という形で魔と対峙しました。
会社の不正を指摘したことで迫害を受けました。
その窓際族体験の記事を以下に添付します。
→sokanomori.exblog.jp/15414796/
仕事を干され、悩みに悩んで信心を始めました。
その戦いは「唱題」が根本でした。私は300万遍を唱えました。
祈り、動き、打ちのめされて、さらに祈り、再び立ち上がりながら戦いました。
繰り返し繰り返し祈りながら、いつしか私の命が変わり、環境が変わりました。
池田先生が述べられた「いよいよ宿命転換の時が来た」というような
前向きな受け止め方はできませんでした。「嫌だな、困った」の連続でしかなかった。
けれど、結果的にこの苦難が「宿命転換」を成さしめたのです。
私はこの職場での問題を解決しただけでなく、境涯革命を果たしました。
六道輪廻の命が、菩薩の境涯へと転換したのです。
この命の変革によって、私の人生は幸せに変わりました。
窓際族の次にも、何度も三障四魔はやって来ました。
その中に、新人ゆえの魔が出現しました。ネットでの誹謗中傷でした。
「創価の森の小さな家」というブログで学会の素晴らしさを発信し、
日顕宗の問題を指摘したのですが、その結果、誹謗中傷を受けたのです。
実名や所属する会社名を公開されたり、関係先に嫌がらせの手紙が届くなど
陰湿な攻撃を受け、窓際族以上に苦しめられました。
私は再び唱題で戦いました。根も葉もないウソと対峙し戦いました。
結果、批判者らはネット上からいなくなりました。
彼らが私の攻撃に躍起になったのは、私がブログに書く内容に誇張やウソがあり、
「正体はこんなにつまらないやつだ」と言いたかったのでしょう。
しかし、私はブログに事実を正確に書いていたため、
彼らの行為は、かえって私の真実を証明してしまったのです。
私は架空の話をしません。なぜなら私のブログは、
私の友人や地区の同志が見ているからです。
ともかく私は、窓際族から20年間、平凡ながら信心を継続し、
数々の試練、苦難を信心で乗り越えることで命(境涯)が変わり、
想像を絶する幸せを手に入れることができたのです。
心が強くなり、平凡な生活の中に途方もない悦びを感じられるようになり、
あらゆる人たちを幸せにしたい、そのためにどんなことでもしたい、
そしてその行動をするとき、感動で泣きたいぐらいの大歓喜に
包まれる生活ができるようになりました。
戸田先生が「生きているだけで幸せ」と指導をされましたが、
まさに、今の私は「朝から晩まで幸せ」の連続です。
本年1月末、私は無事に60歳で家のローンを完済し、定年退職いたしました。
そして親孝行修行のために介護職員に転職、日々に障害をお持ちの方々のお世話を
させていただいていますが、その奉仕の仕事が楽しくてしかたありません。
その歓喜の源は、私の「境涯」にあります。私の命がいつしか菩薩の命をとなり、
世のため人のために生きる歓びを悟ったからなのです。
以下に、介護職への転職記事を添付します。
→https://sokafree.exblog.jp/i84/
もし、今、苦難の中でもがき苦しんでいる人がいるとするなら、
どうか「唱題」に挑戦していただきたいです。
池田先生が指導の通り「お題目を唱え抜いて」こそ得られます。
大事なことは「唱え抜く」ことです。唱題の功徳を体験していただきたい。
宿命転換は「唱題」以外に方法はありませんから。
以下に、兵衛志殿御返事の過去記事を示します。
→sokafree.exblog.jp/22137816/
以下に、三障四魔の過去記事を示します。
→sokanomori.exblog.jp/17927950/
ひらがな御書の諸法実相抄の背景と大意と交互文を示します。
→hiraganagosho.web.fc2.com/c1090
→hiraganagosho.web.fc2.com/b1090

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