続・映画「フクシマ50」を鑑賞して

☆フクシマ職員の使命.

以下に、映画館の予定表と映画のyoutubeを示します。



昨日、映画館で「フクシマフィフティ」を鑑賞しました。
その映画の個人的感想を以下に示します。
→sokafree.exblog.jp/29958320/

この映画は、譬えるなら「お腹が一杯になる」という映画です。
もう一度見たいとか思いません。一度見たら満腹で、
「これ以上、食べられません」状態になります。
そのぐらい重く、切なく、そして感動に満ちています。
そして見終わると、今の平和がどれほど素晴らしいかが
切実に理解される、そんな映画なのです。

読者の皆様に申し上げたいのは、映画館で見て欲しいということです。
黒い巨大津波がスクリーン全体に広がり、不気味な音が肌に伝わり、
葛藤する男たちの姿や魂の声が、真実を教えてくれるからです。
まさに劇場の中の隅々までが、フクシマの現場になるのです。
DVDでは、この迫力は味わえないでしょう。

私は泣き疲れ、呆然として映画館を出ました。
一緒に見た奥さんが「どこかにドライブに行こう」と言うので
「河川敷で菜の花でも見よう」というと、私が行ったことのない
江戸時代からある堤防（桜の名所）に導いてくれました。
以下に、その堤防の石垣の写真を添付します。



河川が何度も氾濫し、その災害を食い止めるために積み上げらえた石垣・・
「昔の人も家族を守るために必死に努力したんだな」
そんなふうに、しみじみ感じました。

まだ桜が咲いていない公園に沢山の子供たちが遊んでいました。
未来ある子供たちの歓喜の声、そしてそこにいる私たち・・
汚染されていない空気、少し冷たい心地よい風、
そしてこれから満開になるであろう桜並木・・

「この国に平和が続き、この子供たちの笑顔があれば何もいらない」・・
ここにある安穏と平和とが、どれほどの宝であるかを
「フクシマフィフティ」が教えてくれたのでした。

私たちは世界一安全で美しい国に生活しています。
もし、その実感を得られないなら「フクシマ50」を見てください。
そうすれば少なからず、その事実を知ることができるでしょう。


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