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凶暴な利用者から殴られる


☆奇襲攻撃でダメージを受ける.


過日、「介護士の仕事は3Kではない」と申し上げました。
むしろ清潔な環境なので「安全」だとも語りました。
→sokafree.exblog.jp/29973570/

しかし、昨日、利用者から痛烈な暴力を受けたのでした。
一人で介助できない利用者をカートに乗せて入浴させる「特浴」で、
私は強力なパンチをアゴに受けたのです。
当たり所が悪く、口を半開きにしていたこともあり、
右のアゴに「フック」のようにパンチされたため、
アゴが左に動き、左アゴの筋が延びてしまった。
このため、30分ぐらい口を閉じられなくなりました。

それでも私はその利用者を介助していたのですが、
腕をつねられたり、目を指で突かれるなどしたのでした。
まるで、凶暴な動物のような利用者でした。

この問題は、施設の担当者がこの利用者の凶暴性を
事前に私に伝えなかったことが根本原因です。
後で聞いた話ですが「施設で一番危険な人物」だったのです。
少なくとも、その情報が分かっていれば注意していたし、
これほどのダメージを受けなかったでしょう。

幸いに、今は食事も対話も支障なくできますし、
強烈な暴力の洗礼を受けた体験から、利用者は「弱い存在」ではなく
例外もあり、その暴力に対応する技術、また、暴力が発生する
メカニズム(理由)などの学習も必要だと知ったのです。

利用者としては、半身まひで片方の腕は動かないし、身体に痛みもあって、
言葉にできない苦痛を暴力によって表現しているのでしょう。
こういう表現は程度の差こそあれ、他の人にもあります。

ある人はわざと排泄をぶちまけたり、またある人は
食事を拒否するために口の中の食べ物を吹いたりします。
ある人はモノを投げたり、ある人は大声で騒ぎます。
ベテランの優秀な職員は、そのような問題を平然と受け止めながら
職務をたんたんとこなしていくのです。

新米の私は、いちいちビックリしながら、あとで理由を知ります。
最初に問題が起り、のちにその理由を聞かされる・・
そのパターンが多く、事前にはなかなか教えてもらえない。
でも、凶暴な人だけは教えておく必要があるでしょう。

ともかく、殴られて、その衝撃的な痛みを通じて、
「よし、あらゆる困難を乗り越えて介護士になるぞ!」と
身の引き締まる決意ができたのでした。



追伸:このような体験をすると介護の仕事にファイトが湧きます。
思いのほか難しく、熟練が必要になる職なので、
できるようになるととても楽しくなるから。

必ず立派な介護士になってみせます!
皆さん、見ていてくださいね!


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by sokanomori3 | 2020-04-10 07:09 | 介護士への道2020 | Comments(8)
Commented by キョンシー at 2020-04-10 10:10 x
菊川さん、こんにちは。
利用者から暴力を受けたとのこと。
もちろん患者さまもストレスがお有りでしょうが、とても驚きました。
その場合、その方やご家族に対して注意を促すなどの改善策はあるのですか?
打ちどころが悪ければ大怪我になりますし、気になりましたので。
Commented by sokanomori3 at 2020-04-10 23:28
キョンシーさん、こんばんわ。
私自身、まったくビックリの出来事でした。
本来、この問題は事前に私に伝えられなければならなかったのが、
責任者のうっかりミスで未伝達だったのです。
凶暴性を事前に知らされなければ避けようのないことでした。

改善策は、凶暴性を理解して接するということに尽きるのでしょう。
場合によっては、腕を動かせないようにする
(複数の職員で対応する)ということです。
そもそも複数で、暴力をさせないよう介助する内容が
伝達されず、殴られたということです。

施設には暴力を振るう人が複数存在するらしく、今後は事前に調べ
怪我をしないよう注意したいと思っています。
★菊川広幸
Commented by kaisen at 2020-04-11 15:26 x
菊川様こんにちは。

職場で暴力にあったとのこと、お怪我はひどくはありませんか?
記事を読んでビックリしました。
このことで仕事を諦めるのでは無く更なる前進の燃料に変化させる菊川様に脱帽します。

多分、私が同じ事を受けたらショックで退職してしまいます・・・
Commented by sokanomori3 at 2020-04-11 15:34
kaisenさん、こんにちわ。

殴られた部位を触ると痛みはありますが
幸い特別な後遺症はありません。
介護職員の方々は、そういう経験をやはりしていて
それらを乗り越えて今があります。

スポーツに譬えると分かりやすいでしょう。
スポーツって危険な部分もあるし、
つらいこと、疲労もあるじゃないですか。
でも、それを克服して試合に臨んで
勝利することが楽しみですよね。

介護職は難しい部分もあるし、危険なこともあるけど、
でも、他の職種も大なり小なりありますから
私はまったく気にしていないのです。
★菊川広幸
Commented by 千早 at 2020-04-12 12:41 x
菊川さん、暴力を受けたとのこと、ビックリです。
しばらく口が閉まらないくらいちからいっぱいなぐってきたんですね。
利用者さん自身のストレスもあるでしょうし、認知症も少しある方なんでしょうね、とはいえケガをさせられてはたまったものではないです。
そういう利用者さんのこと教えてくれていなかったとは大きな指導ミスですね、むっとしています。
でも幸い大けがにはいたらずよかったです。
目まで指で突いてきたなんて大変だ。
ヘルメットかぶってゴーグルはめて口にはマウスピースを入れて、防具を付けて入浴介助しなくっちゃ(^^)

Commented by sokanomori3 at 2020-04-12 21:39
千早さん、こんばんわ。

>ヘルメットかぶってゴーグルはめて
口にはマウスピースを入れて、
防具を付けて入浴介助しなくっちゃ・・

はい、同じ事を考えたのです。
防具が必要だって。でもヘルメットまでかぶると
他の職員から「ヘンな人」と思われる。(笑い)
ただですね、すでに「マウスピース」は買いました。
本当です。3個で1000円しないのです。
次回、その犯人(笑い)に対応する場合には、
このマウスピースをするつもりです。
ゴーグルも一応、検討します。
その二つがあれば怖くないので。

マウスピースって、お湯に入れて柔らかくして
口で噛んで形を作るんです。^^
いやはや、まさか介護の仕事でマウスピースを買うなんて
まさに、現実は小説より奇なりです。(笑い)
★菊川広幸
Commented by まり at 2020-04-12 23:32 x
こんばんは。お疲れ様です。
利用者さんからの洗礼を受けられたのですね。
菊川さんが書かれていた、

「ベテランの優秀な職員は、そのような問題を平然と受け止めながら
職務をたんたんとこなしていくのです。」

この職員さんはこの境地に達するまでに幾つの階段を登ってきたのでしょうね。

上のコメントを読ませていただきましたが、マウスピースとは斬新ですね。マウスピースを装着して利用者さんへの声掛けは可能なのでしょうか。
利用者さんにとってみれば、入浴は怖い不快なものという認識なのかも知れません。自分の意思ではなくお風呂に連れていかれ洋服を脱がされるんですから。
その時に重要なのは声掛けだと思います。
利用者さんからの暴力は怖いです。怪我をするのも嫌。
ならば基本に立ち返り、利用者さんに寄り添う介護が重要になってくるのではないでしょうか。
私はたった3年しか介護職に就いていませんでしたが、その3年で学んだ最も重要な事は、技術も心も「基本が大切」という事です。

菊川さんの介護職人生が素晴らしいものになるよう応援しています。そして、私も介護職から学んだ事を大切にしながら、看護師の勉強を頑張ります。

Commented by sokanomori3 at 2020-04-13 04:40
まりさん、おはようございます。
マウスピースしていても声は出せますよ。
ただし、マウスピースをするのは凶暴な人のみで
今のところ対象は一人だけです。
ありがとうございます。
★菊川広幸


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