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②地獄に落ちた人々


☆グループが四分五裂.


雪が薄く積もった町を歩く人々の写真を添付します。
②地獄に落ちた人々_b0312424_18332384.jpg

茨城県の片田舎に、一人の学会員(未活動家)がいた。
彼は優秀な研究員だったが、ある日、会社の商品の中にインチキ商品が
あることを発見する。彼は商品の取り扱いを中止するよう
事業部門の上司に報告したが、その商品が好調な売り上げを
していたことから、その商品の販売は中止されなかった。
その後も彼は、販売の中止を訴え続けた。
結果、部門長の職務を解任され、
狭い一室に閉じ込められた。

朝出社して、夜業務時間が終わる時間帯まで仕事を与えられない日々が
2年3ヶ月も続いた。彼は悩み、藁をも掴む一心で御本尊に向かい、
3年の間に300万遍の題目を唱え、御書を三度読んだ。
そして10人の友人を折伏し、2人に本尊流布を果たした。

その彼が、職場に復帰できたのは、その役員が退職したからである。
彼は元の職場で再び責任者を任され、このことを功徳と受け止め、
歓喜をもって学会活動に励むようになった。

(ここまでが、今まで語ってきた内容です)

その数年後、会社の経営が大きく悪化して大規模なリストラが行われた。
菊田博史が勤務した研究部門は閉鎖され、彼は他の関連会社に回された。
その転職先で、やがて彼は取締役に昇格する。

これだけの話なら、当時の菊田は成功者といえるだろう。
しかし現実は厳しく、会社の経営は低空飛行が続き、中小企業の
サラリーマン部長並みの年収しか得られなかった。

三百万遍唱題、三度の御書拝読を果たした彼の福運は尽きなかったが、
他の社員は目を覆わざるを得ない事態に追い込まれた。
リストラが度重なり、社員は激減し、さらに売上が大幅に減少した。
社員はちりじりバラバラになった。

この阿鼻叫喚の中で、ある者は転職し、ある者は関連会社に流れ、
ある者は大幅な減給となり、ある者は職位を落とした。
その後も、生き残りをかけた熾烈な競争は10年あまり続いた。

元経営者たちは責任を追及され、新しく役員になった人すら会社を追われた。
栄華を誇った会社は見る影もなく、灰色の時代が続いた。

菊田の役員としての最初の仕事はリストラの面接だった。
「クビ切り」である。しかも自主退社に運ぶ面接をさせられた。
企業は社員をクビにできる。しかしその場合、一カ月分の給与を加算して
渡さなければならない。けれど余力は会社になかった。

給料形態を変えて基本給を大幅に落とし、営業手当を多くした。
「売らなければ薄給」という残酷な給料システムに変更したのである。
この話を聞いた社員の多くは怒り、嘆き、自主退社していった。
菊田の役員としての仕事は、このように始まった。

やがて職場の人員は半減した。しかし残るメンバーにしてみても、
明日は我が身であった。職場から笑顔が消えた。

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by sokanomori3 | 2020-05-06 22:00 | 窓際族以降の17年 | Comments(8)
Commented by kaisen at 2020-04-29 03:09 x
菊川様こんばんは。

役員になって最初の仕事がリストラの面接なんて辛すぎます。
それでも会社を存続させるには仕方ない事なのですね。

社員から笑顔が消える・・・
会社の覇気も無くなる事態ですね。
よく難局を乗り切ったと思います。
平社員の私からは想像も出来ないプレッシャーがあったんだと思います。
Commented by sokanomori3 at 2020-04-29 05:30
kaisenさん、おはようございます。
私は役員を合計で7年以上勤めましたが、
その苦労はどんな仕事よりつらかったです。
今、無傷で引退できたことは本当に不思議なことなのです。
一歩間違えると、今の私の生活はありません。
家も失い、終わらない裁判を続けることになったでしょう。
経営者になってわかったことは、私がビジネスに向かない
性質ということでした。(お金儲けに興味がない)
世のため人のために何かをやって、そこそこの生活ができればいいのです。
血眼になって利益を追い求めることが嫌なんです。

けれど、経営者になって良かったですよ。
この経験が、今の私の幸福への階段だったからです。
そのことを、このシリーズで語るつもりです。
★菊川広幸
Commented by うるとらまん at 2020-04-29 23:40 x
お久しぶりです。
リストラの面接とは過酷過ぎます。
私ならうつ病になっていました。
よくぞ耐えました。
Commented by sokanomori3 at 2020-04-30 05:26
うるとらまんさん、おはようございます。
うつ病がかっていた時期はあります。
精神も行動も鈍化するものでした。
★菊川広幸
Commented at 2020-05-08 04:03 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori3 at 2020-05-08 13:25
非公開さん、私の所属した会社の位置づけは
「建築業」です。そう申し上げてもさっぱりでしょう。
けれど、それ以上は申し上げたくありません。
★菊川広幸
Commented by gut at 2020-05-08 23:36 x
有難うございます。了解しました。各業界、各会社、脛の傷がありますからね。菊川さんは、責任転嫁せず、自分で受け止め、逃げずに全力で乗り越えられたということは、尊敬に値します。
Commented by sokanomori3 at 2020-05-09 06:14
今、振り返っても、危険な橋を幾度も渡りました。
無傷でゴールできたことに感謝しつつ毎日を過ごしています。
功徳としか言いようがありません。
★菊川広幸


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