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介護現場の闇が見えてきた


☆光と闇が織りなす世界.


私は現在の仕事に満足している。そのことは幾度も申し上げてきた。
その私の歓喜を述べた記事を以下に添付する。
→sokafree.exblog.jp/30019514/
→sokafree.exblog.jp/30068180/

しかし、介護現場が「お花畑」であると申し上げるつもりはない。
光あれば闇もあるというのがこの世の常だからである。

当初、心が清らかで美しい人々が介護の世界に満ちていると思っていた。
事実、そのような人もいたが、そうでない人も多数いた。
最初は気づかなかったが、日が経つにつれて
闇の部分が見えるようになっていった。

確かに、身体が不自由な人々をケアーする仕事であるから、
その行為の一つ一つは美しく尊いものがある。
しかし、利用者の要求はイコール職員の労働の量となるから、
利用者の要求が必要以上のものであるなら
職員は防衛本能から要求をスルーしたり、
場合によっては拒絶することになる。

逆に、職員の要望に利用者が応えないケースもまた、
職員の苛立ちや怒りの原因になっている。
例をあげれば頻繁に尿意を訴えたり、
食事を拒むというようなことである。

尿意を幾度も訴えられれば、つどトイレに誘導し介助することになる。
しかし、多人数を相手にしていて、多種多様な業務を持つ職員は、
その対象者だけを介助することはできない。
無理に頑張れば、体力のない職員は苦しむことになる。

食の細い利用者の場合、食事量の減少は命にかかわるから、
職員はしっかり食事を与えたいと考えている。
しかし、利用者には好き嫌いもあるし、体調の変化もある。
ここに対立の構造が生まれ、善意で食事を与えようとする職員と
それを拒絶する利用者とが争うことになる。

入浴を拒む利用者がいる。しかし、入浴させないと体臭が問題になる。
当の本人は気にならなくても、施設関係者は迷惑だ。
しかも、利用者の家族が面会に来れば、
汚れていてはクレームの原因にもなる。
(体が衰弱している場合は「清拭」で対応する)

これらはほんの一例であるが「あちらを立てればこちらが立たず」で、
理想と現実のギャップがもどかしいのである。

一方、職員同士の対立もある。そもそも一人一人の理想が違うし、
モチベーションも体力も違うから、サービスの質と量が違う。
その差異から、相手を批判したり、嫌な態度や表情で争っている。

体力と技術と理想が高い人はよく働く。そういう人は、そうでない人の
二倍仕事をしているが給料は同じである。しかも、仕事を
する人は、その仕事量の多さからミスもする。
すると仕事をしない人から「注意力散漫」と批判されもする。
又、働くことばかりが能ではなく「利用者との対話が重要」
との意見もある。楽しいおしゃべりをしているから、
怠ってもいいとの考えもあるようだ。

仕事をガンガンする人は、仕事をしない人から見れば脅威である。
仕事のできる職員は利用者から人気があり感謝されるし、
働きの悪い職員は利用者から嫌われるからである。
「あの人は仕事をしない」「あの人には裏表がある」など、
利用者は介護職員を評価し、良い職員をほめ、
悪い職員とは距離を保とうとする。
ゆえに、仕事をしない職員は嫉妬する。

このように、常識、境涯、方法論、コスト感覚の違いによって、
個々、異なる「答え」があるから「正解」が見えにくい。
これでは対立や争いはおそらくなくならないだろう。
悩みは尽きず、離職する人が多いのもこのためだろう。

かくいう私は、この闇を日増しに感じて考えることが多くなった。
ナイチンゲールも同じ環境にいたものと思われる。
ゆえに彼女は「人生は戦いです」と言ったのだろう。

以下に、ナイチンゲールの記事を添付します。
→sokafree.exblog.jp/30041466/

技術も経験も乏しい今の私としては、とにかく全力で仕事をしながら
経済コスト、職員の異なる性質をさらに観察して、
正しい信念を持ちたいと考えています。


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by sokanomori3 | 2020-05-26 06:43 | 介護士への道2020 | Comments(0)


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