現世安穏・後生善処（げんぜあんのんごしょうぜんしょ）

☆「老い」を楽しむ.

以下に帰郷した際の4枚の写真を添付します。

写真解説「帰郷時のバッグの写真（ウクレレを持参しました）、実家の蛍光灯交換・和箪笥のチェック時の写真、近所の学会員から頂いた湯がいたトウモロコシの写真」

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このたび、コロナワクチン接種を終えて1年ぶりに帰郷しました。
母とも今後のことについてしっかり対話できたし、
とても有意義な帰郷となりました。

帰郷で見た「老いの風景」記事を以下に示します。

→sokafree.exblog.jp/30637412/
→sokafree.exblog.jp/30638495/
→sokafree.exblog.jp/30641132/

母も高齢となり、一人暮らしが厳しい状況ではありますが、
久々にお合った母はおだやかで栄養状態も良く、
帰郷して安心でき、有意義な時間が過ごせました。

母だけでなく、家も古くなり、町も年老いて、まるで
海の近くの川のように静かな時の流れなのです。

家はとてもきれいで異常もなく、ご近所の学会員のご婦人が
取れたてのトウモロコシを下さり、食べたのでした。
トウモロコシは宝石のように輝き、暖かく、
そしてとびきり美味しかったです。

私が故郷に生まれて61年の歳月が流れました。
人生は川の流れに譬えられますが、まさにその通り・・

最初は石清水の水滴から始まり、やがて急流となり、
滝となり、やがて生活排水が混じり、汚れもし、
暑さも寒さも経験して、やがて海に近づくと、
広い川幅となって静かに流れるのです。

精一杯生きて人生を味わって、青春の余韻を楽しみながら
老後に安穏と暮らし、再びの使命の未来に旅立つ・・
「現世安穏・後生善処」（げんぜあんのんごしょうぜんしょ）
この一節を、私は確信できるのです。

いつか母も私も「死」という海に流れ入ることでしょう。
けれど今の老いはこんなにも楽しいのです。


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