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平穏無事な朝が生まれる理由


☆第2ユニットの夜勤.


雨の合間の雲と仕事着、利用者のカップの写真を添付します。
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写真解説「仕事着のポロシャツが10枚ほど並んだ写真、夜勤で並べたカップの写真です」

きょう私は、現ユニットでの最後の夜勤を務め終りました。
きのうの日中に眠り、夕方から翌朝の10時まで働き、
帰宅して昼食をとり、再び眠り、目覚めたのです。

一年余、勤務した今のユニットの最後の夜勤でした。
珍しく「準夜」のサポートがあり、その担当がユニットのトップ(女性)でしたし、
私の仕事の一部始終を披露した夜勤でもありました。

※準夜とは、休憩回しを主とした勤務で、夜の10時から翌朝の
7時までの勤務。夜勤者のサポートをします。

今回の夜勤は大雨の日で始まりました。やがて雨は降り止み、次には一転して
晴天になったことからとても蒸し暑く、夜勤では
ずっと汗をかきながら仕事をしていました。

利用者は設備の力と介護士の力とで24時間護られています。
設備は雨風を防ぎ、寒暖を一定に保ち、介護士は利用者のハンディの一切を支えます。
利用者が清潔で快適・平穏無事な生活が過ごせるのは、日中のみならず
寝静まった夜の勤務の支えがあるからです。

介護士は一時間ごとに巡回し、利用者の状態を観察します。
布団がはだけていないか、体位が正常か、室内温度は適切か、
息遣い、痛みやかゆみ、排泄等の問題はないか。

夜勤者は利用者のコールに迅速に応え、夜の安眠を支えます。
当たり前に朝が訪れるのはありません。
平穏無事な朝は、夜勤の支えなくて生まれません。

来月から別のユニットに組織異動する私としては、最後の夜勤であり、
一つひとつの仕事を丁寧に、しっかりと行うことを心がけて
臨んだのですが、無心に仕事をして、気づけば朝になり、
ついに夜勤が「終わってしまった」のでした。

もうこれで、この空間での夜勤の苦労とさよならできるという安堵と、
でも、もうこの夜勤を味わうことができないしさも、
同時に心に湧き出して、なんとも
センチメンタルな気分になったのでした。

人生には限りがあり、どんなにすてきな生活にも終わりがあり、
きょうも今月も今年も、二度と繰り返されないもの。
ですから喜びも、いつか終わるという悲しみもあるのです。
その悲哀も含めて、今生の思い出なんですよね。

ともかく、夜勤は無事に終わり、ユニットリーダーに
その有終の美を見せることができました。

最後、これからの日勤(早番・遅番)をしっかりやり遂げて、
みんなに感謝しながら、次のユニットに行くつもり。

それもまた、センチメンタルになるのでしょうか。


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by sokanomori3 | 2021-09-19 19:16 | 介護士への道2021 | Comments(2)
Commented by 千早 at 2021-09-22 16:21 x
菊川さんはひとつひとつの事にひとつひとつ気持ちとパワーを注ぎ込むんですねえ。
私などは注ぎ込むにもそうとう気持ちを持って行くのに努力が必要ですが、そしてそうなったら今度次の事に気持ちを切り替えるのが大変ですが、その切り替えと打ち込みが即座にできるんですね。
これが自然とできる人もあるでしょうし、少しずつ練習したらだんだんできるようになる場合もあるでしょうね。
できてもできなくても一生懸命取り組むことですよねえ‥
Commented by sokanomori3 at 2021-09-22 21:41
千早さん、こんばんわ。

>私などは注ぎ込むにもそうとう気持ちを持って行くのに努力が必要ですが、そしてそうなったら今度次の事に気持ちを切り替えるのが大変ですが、その切り替えと打ち込みが即座にできるんですね。

気持ちの切り替え、気持ちの持って行き方、できる時と
出来ない時がありますよ。即座はなかなか^^
ただ、真剣に取り組んで、努力すれば
そのスイッチは早くなりますね。

曲がりなりにも1年半、本気で仕事をしましたからね。
さらに1年半、「石の上にも三年」の未来は
どうなっているのでしょうね。
威風堂々、逞しくなっているかな^^
★菊川広幸


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