「美人」と言ってはいけない？

☆維新・石井議員「深くおわび」

5月15日、日本維新の会の議員が「顔で選べばいちばん票が取れる」
（美人の女性候補なら当選する）という発言をした。

＞日本維新の会の石井章参議院議員は、栃木選挙区から立候補を予定している新人の女性候補者の事務所開きに訪れ、支援者らおよそ30人を前に挨拶した。石井議員はあいさつの中で日本維新の会の候補者について「いちばん若く、顔で選んでくれればいちばん票をとる」という内容の発言をした。これを受けて日本維新の会の藤田幹事長は16日口頭で厳重注意した。

（msn.com/ja-jp/newsより抜粋）

石井議員は、本音をつい発言してしまったのでしょう。
この議員は「政治能力」より「アイドル」の方が
集票できると信じているようです。
これは軽薄な問題発言でしょう。

さて、少し前、TVで「美人」と言うことは差別との
おかしなトーク番組を見ました。

解説者が「じゃあ、どう言えばいいの？」と言うと
専門家が「姿、形のことは言わない方がいい」とのこと・・
会場は賛同する人と反対する人に分かれました。

私は美人を美人と言うことをオカシイとは思いません。
逆に「言ってはならない、差別だ！」と主張することに
違和感を感じたし、バカバカしくなったのです。

であれば「イケメン」も問題になるでしょうし、
「ブスかわ」も問題になるでしょう。
これでは何もしゃべれなくなります。

そもそも美人と言って何が問題になるのでしょうか？
平凡ゆえのやっかみからでしょうか？

そもそも美人だからモテるかというとそれは違います。
美人を遠い存在に感じる人もいるし、
美人を対象外と考える人もいるし、
美人特有の「冷たさ」を嫌う人もいます。

人の魅力は姿カタチだけではありません。
魅力は様々あるじゃないですか。
声もしぐさも、頭脳もセンスもあるし、
やさしさも思いやりも、愛嬌も・・
ほら、沢山あるじゃないですか。

好みも千差万別で、美人だって短所もあるし、
平凡でも魅力に満ちた人が大勢います。

姿が美人か平凡かの差は、事実としてあるのだから
美人を美人と言うことはむしろ自然だと思うし、
油絵などで「美人画」と言ったり、「見返り美人」という
切手があったり、クレオパトラは美女と言われたり、
世の中には美人という言葉は溢れているのであって、
「なにを今さら」と私は思ったのです。

ちなみに私は美人は、美人の人に申し訳ないですが好みません。
と、言うか、そもそもイケメンでもない私が美人を対象にはしないし、
美人というからには「かなりの美人」なのであり、
そういう人は少数派なのであって、巡り合うことが
ほとんどない「現実感のない」存在だからです。

そんな遠い存在を好むかというと、違うなと・・
近所のかわいこちゃんの方が格段にいい。

※この「かわいこちゃん」すら問題になるのでしょうか？

ともかく、好きになった人が理想の人なのであり、
平凡であっても幸せな人は沢山いるのだから、
「これはだめ」とタガをはめるのは
良い事とは思えないのです。

大事なことは「相手が好いてくれるかどうか」ですね。
好いてくれれば好きになるものですから。


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