言っていいこと悪いこと

☆同病相憐れむの譬えあり.

思ったことを安易にしゃべって炎上することはよくあること・・
まして、公共の場では大問題になることがある。

＞福井県議会の自民党福井県議会の斉藤新緑（しんりょく）県議（65）が、県議会委員会でウクライナ避難民について「監視すべきだ」と発言した問題で、同会派は１日、仲倉典克会長が斉藤県議を口頭で厳重注意した。今後、発言の一部を議事録から削除する方針を決めた。斉藤県議は6月28日の委員会で、避難民の受け入れについて「テロ組織が国内に入っているかもしれない。常に監視すべきだ」と発言していた。県議会は３月、ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議を可決。県内にはこれまでにウクライナから10人が避難しており、別の県議らから「発言内容には根拠がなく不適切だ」との声が上がっていた。

ps://www.msn.com/ja-jp/news/nationaより.

この議員は、真面目にテロリストを心配して言ったのでしょう。
でもマズかった。こういう場合は、撤回し謝るのが得策。

表現の自由が許される国・日本。私は個人的にこう思っていると
述べたとしても、されど立場によっては許されない。
出る杭は打たれるので注意したいものです。

かくいう私も失言はあります。この県議に同情します。
同病相憐れむの通り、「こいつは！」と思えない。

先日、私の奥さんがメガネを買いました。丸い大きなメガネで、
夕食時に見て、以下の対話となりました。

「あれ？メガネかえたの？」
「あら、気づいてくれましたねー」
「・・別人みたい。なんか・・」
「なんか？」
「韓国人みたい」
「なんで？」
「あのメガネ先生みたい」
「メガネ先生？」
「あのカーリングの」
「あれはメガネ先輩でしょ」
「あー、とにかく似合わないな・・」
「それはどーいたしまして。
これは近くが見えるように大きくしたんです。
自宅用ですから、いいんです」
「・・」

奥さんとしては気分が悪くなったに違いありません。
その対話を聞いていた義父、義母は無言のまま・・
（ただし、数日すると見馴れました）

で、こんな話をもし公共の場で、しかも他人にしたらどうなるでしょう。

当の本人はもとより、韓国国籍の人は差別だ！と怒るでしょう。
「差別ではないです。メガネ先輩に似ていたのですからそう言ったまで」
と言っても、似合わないとか、ヘンとかが後半に続くから、
騒ぎになることは間違いないと思います。

それと、相手の気持ちも考慮しなければなりません。
本音を言ってはオシマイ。ウソでもいいから、
「おしゃれだね」と言うのが無難でしょう。

ヘンな人を見たら「おしゃれ」と言うと人間関係は良くなります。
ウソも方便、公共の場では活用すべきです。
→sokamori2.exblog.jp/25874826/

とにかく政治家は国民の税金で生活する人たちですから、
国民の反感を買いやすい。口にチャック・・
それもできないのが政治家ですけれど。

昔はヘンなことを言っても許されたものです。
今は許されない。ムズカシイ時代です。


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