日鉱記念館・鉱山資料館の見学

☆金属の採掘と製造.

以下に、日鉱記念館・資料館の展示物の写真を添付します。

写真解説「銅と亜鉛の鉱石、運搬用のトロッコ、エレベーター用モーターなどの写真」

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滝や渓谷、海への小旅行の最後、日鉱記念館の見学を行いました。
「ある町の高い煙突」の映画になった鉱山跡地です。
日立鉱山の大煙突は完成当時は世界で最も高い煙突でした。
当時、煙害に苦しむ地域住民のために問題の軽減に高くしたのですが、
その煙突の建設に大きな影響を与えたのが、
公明党・山口代表の実父でした。

以下に、そのことを語った過去記事を添付します。
→sokafree.exblog.jp/29463837/

クルマやパソコンの電子部品などに使用されている金属は、
もともとは写真のような岩石に含まれているもので、
この岩石を砕いて熱し、金属を取り出します。

考えてみれば当たり前ですが、クルマも飛行機も何もかもが、
その完成品の原料が「石」であることに
今さらながら衝撃を受けたのでした。

家もウクレレもギターも木からできています。
ノートやトイレットペーパーも木からできています。
クルマや機械は石、プラスチックは石油からできています。
あらゆるものが、地球資源から生まれています。

その材料を得るために、おびただしい数の人たちが採掘に従事していたし、
その上に、私たちの日常生活が築かれていることを
この博物館は教えてくれたのでした。

地下1キロの穴が垂直に掘られ、横に何キロもの坑道が掘られ、
まるでガンダムの部品のような大きなモーターや、
途方もなく大きなコンプレッサーや道具類が
所狭しと展示されていて、もうビックリ、
圧倒され感心し、そして感動したのでした。

家の内外にあるあらゆる品物が「ごつごつした石や地下資源から
生まれている」こと、ハサミも包丁も、ジュースのアルミ缶も、
川を渡る陸橋もレールもなにもかも、全部、石なのです。
どれだけの労力から得られたのでしょうか。
モノは大事にしなければと思うものでした。

今は鉱物資源は枯渇し、約80年で終了した鉱山ですが、
その80年間に、人々の幸せがあり、苦労があり・・
そのことを学ぶことができる博物館です。

百聞は一見にしかず。皆さまもお近くにお寄りのさいは、
この日鉱記念館を見学されるのはいかがでしょう。

以上、この度の北茨城の小旅行報告を終了いたします。
以下に、このシリーズの最初の記事を示します。

→sokafree.exblog.jp/32149406/


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