負けない命「利他の心」

☆世のため人のため.

聖教新聞の社説に「キューリー夫人」が語られていました。
以下に、その内容を抜粋いたします。

＞1972年（昭和47年）にフランスのパリ郊外にある
キューリー夫人の家を訪問した池田先生は勝った。

「順風満帆の人生などありえない。むしろ困難ばかりです。
それを乗り越えるには自分の使命を自覚することです」
（中略）最愛の夫との死別、貧苦、社会からの誹謗中傷など、
キューリー夫人の生涯は苦悩の連続だった。

（中略）彼女が生きた時代は女性への差別が現在よりはるかに強かった。
ポーランド出身の事実から外国人差別が助長された。
科学学士院会員選挙の際は、女性の社会進出に
抵抗する人々が、こぞって彼女を攻撃した。
一部の新聞は中傷記事を掲載。プライバシーを
侵害して、事実無根のウソを書き立てた。
しかし、友人たちは惑わされず彼女を支えた。

（中略）放射性元素「ラジウム」を発見したキューリー夫妻は、
その精製方法の特許を取らず、世界に後悔する。
これによって現在のガン治療に欠かせない
放射線治療の礎が築かれた。

第一次世界大戦が始まると戦地に赴き、負傷した人々のために
X線医療に献身、戦後は国際連盟の活動に尽力した。
彼女の生き方は「菩薩道」「利他」の実践に通じよう。
御書には「人のために灯をともせば、我がまえあきらかなるがごとし」と。
自他共の幸福をめざす創価の生き方にこそ、
激動の時代を切り開く鍵がある。

（聖教新聞・2023年2月8日より）

この社説は、池田先生の2008年（平成20年）2月の
「永遠に学び勝ちゆく女性・キューリー夫人を語る」という
特別文化講座をもとに述べられたものです。

輝かしい仕事を成し遂げた偉大な人が誹謗中傷される・・
なぜ、そのようなことになるのでしょうか。

それは“なわばり“を侵害されたり、不利益を被る人たちが
自己防衛のために「足を引っ張る」からでしょう。
そして、その噂を信じる人々によって
デマやウソが拡散されるのでしょう。

池田先生が、創価学会が根も葉もない批判を浴びる
構造はまったく同じです。けれど学会員は一切の企てに
惑わず、屈せず、前進を続けています。

その根幹は、社説で語られた「利他の使命の自覚」でしょう。
池田先生の人生と指導に啓発され、日々に発心し、
祈り、利他に行動する私たちは、どんな苦難にも
へこたれないし、負けることがありません。

ありがたいことに、私にも「利他の心」が宿っています。
この心こそ、創価の最大の財産であります。


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