なぜ今「転職」なのか

☆www.youtube.com/watch?v=XFZ8mC10wBI


このyoutubeは「もう二度と施設で正社員として働くことはありません」
というタイトルの介護福祉士のトーク動画です。

20年間、介護士として働き責任者になった女性が、
慢性的な人手不足で利用者への介護が
十分に提供できないという絶望的な現実から
「正社員では働かない」ということを伝え、
そのテーマで語られている動画です。

私はこの数日間、「転職の可能性」を語りました。
→sokafree.exblog.jp/33287250/
→sokafree.exblog.jp/33288598/

実はこの半年、私の施設での離職が止まらないのです。
その離職を止めて良くする方法はあるのですが、
それを私が実行し、成果を出すことは物理的にも、
年齢的にも諦めざるを得ないのです。

このyoutube動画を見て「同じだ」と思いました。
ケアできず長く伸びた爪、汚れたままのシーツ、
長く風呂に入れられないなど、やるべきことができない、
残酷な風景に耐えられなくなったのです。

離職する人は、多く優秀な介護職員ばかりです。
理想と現実とのギャップから退職しているのでしょう。
その不満を解消させるアクションを
会社がしない（できない？）のです。

会社は深刻な人手不足を外国人労働者によって埋めようとしています。
以下に、きのうの読売新聞記事の写真を添付します。


この記事では、介護福祉士の国家資格を取得して働く外国人が
直近の5年間で5倍に増えたということ、さらに資格を
得た外国人労働者が日本への永住権が得られる
という内容が語られていました。

外国人労働者は、私の勤務する施設ではすでに4人いて、
（いずれもまだ無資格者）今月？から
有資格者3名、無資格者3名の外国人職員が
配属される予定になっています。

このことで、一時的な人手不足を緩和することは可能ですが、
人手不足以外の問題解消の見込みはありません。
今の施設は、組織を立て直せる人材が
もはや見当たらないのです。

※外国人職員はとてもまじめに良く仕事をします。
ただし日本語の理解度が弱く、正確な報連相が困難です。
運営には優秀な日本人職員の存在が欠かせません。

先日、施設の管理者のAさんが3ヵ月暗間の休職になりました。
職場の問題が解決できず、下からの不満が吸収しきれず、
「心の病」になったと聞きました。

根本原因は分かりません。本人の能力不足なのか、
経営者の問題かは知りません。
このAさん、とにかく問題の解決ができなかった。
それで板挟みになったのでしょう。

私は転職への決意をきょうにもするかも知れません。
3年4ヵ月お世話になった会社ですが、タイミングは
今しかないと感じています。65歳定年まで
残り1年7カ月の私にとって、正社員としての
転職はぎりぎりだからです。

きょう、再就職場所への道先案内人（元上司）と
夕方に情報交換することになっています。

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