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カテゴリ:他宗教( 13 )

先進国で宗教が衰退している


☆信仰なき宗教が拡散.


中央公論が「宗教が分断する世界」との特集を組み、
その中の創価学会記事を全回紹介した。
sokafree.exblog.jp/29199747/

この特集の中に「無宗教」が拡大しているという記事があった。
以下に、その記事の要約を示し、所感を述べる。

>伝統宗教や新宗教の衰退が目立っている。
宗教がニュースになるのは、信者の衰退や金銭問題、
墓の後継者問題などトラブルに関係したものが多い。
しかし、一方では社会と積極的にかかわる若手僧侶の活躍、
ヨガや瞑想、パワースポットなどのブームで、
衰退とともに宗教的なものが取り上げられもする。
こうした現象は日本に限らない。

>欧米では急速に「教会離れ」が進んでいる。
それを端的に示すのが教会出席率だ。
カトリックであれ、プロテスタントであれ、
キリスト教は毎週日曜日に教会に通うことが信者の務めとされる。
しかし、英仏などでは毎週教会に行く人は一割にも満たない。
しかもその多くは高齢者である。
教会での結婚式数、聖職者数、洗礼者数も軒並み減少し、
西欧のキリスト教は危機的状況にある。

>ちなみに米国は、先進国の中では例外的に宗教活動が活発といわれるが、
2014~17年の調査では、協会出席率でカトリック39%、プロテスタントで45%だ。
特にカトリックは、1955年あった出席率75%から激減している。
対して無宗教と答える人は当時1%だったが、今は20%まで増えている。

>教会離れの原因は様々だが、教会が示す価値観が支持されにくくなっている。
例えば、人工中絶は罪なのに、一部の戦争は認められる。
同性愛の禁止、自殺や安楽死への見解など、
教会の指示に従うことへの抵抗も考えられる。
信徒が信じるべきこと、教会で行われれる儀礼など、
聖職者は信徒に模範を示し、その模倣を信徒に命令する。
こうした組織的命令方式は、社会の多様化にそぐわない。
結果、多くの人々が教会への信頼をなくし、
それが教会離れとしてあらわれているのだ。

>しかし、教会出席率が激減しても、
神を信じる人はそこまで減っていない。
フランスの教会出席率は4.5%だが、自らをカトリック信者だとする人は66%に及ぶ。
つまり、60%以上は協会に行かないカトリック信者なのだ。
同じようなことが、英国、オランダなど、多数の国にも見られる。
この状況を社会学者は「所属なき信仰」と呼ぶ。

>筆者が提案したのは宗教を3つの視点で見ることだ。
宗教を信仰、所属、実践という三要素に分解する。
その視点から宗教を評価すれば、実践なき信仰、所属なき実践、
信仰も所属もない実践など、様々なパターンに分析できる。

(中央公論2019年1月号より)

創価学会員である私は、上記分類によれば
創価学会という信仰を、地元組織で実践している人である。
しかし、名簿にあっても自分が学会員であることを忘れている
「休眠」の人もいるだろうし、様々な状態がある。

さて、この記事を見て、少し安心した。
学会も同じような状態があるが、ここまでヒドクない。
日本の他宗は大変だろうと感じたのでした。


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by sokanomori3 | 2019-01-22 06:05 | 他宗教 | Comments(0)

「神社参拝」さようなら


☆これでフリーになれる.


以下に、渋谷の建設途中の高層ビルと初詣写真を添付します。
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写真解説「晴天の下、生まれ変わりつつある渋谷の風景と初詣の人々の写真です]

憲法(第20条)次の内容が記されている。

「いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
何人も宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」

国はそうであっても、会社は違います。
オーナーにならない限り、宗教行事に従うことになります。
勿論、拒否権はありますが、お付き合いも大切なのです。
私は30年間以上、会社行事で神社参拝に参加しました。

この日、神主が「世の為人の為に尽くし抜きたまえ」と口上しました。
神社の神?の鏡に、二礼二拍手一礼をしました。
これで見納めだと、じっと鏡を見つめました。

確かに神社での行事は「清められた」感じになります。
お寺もそうです。都会なのに木々に囲まれ、自然もあります。
でも「人間革命」「宿命転換」はできません。
ですから神社に所願満足はありません。

この日の初出社記事を以下に添付します。
sokafree.exblog.jp/29101380/



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by sokanomori3 | 2019-01-07 05:25 | 他宗教 | Comments(0)

讃美歌を歌うキリスト教の人たち


☆夜の駅で讃美歌を歌う人たちの写真を以下に添付します。
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帰宅途中の駅で、讃美歌が聞こえました。
いつもの風物詩なんですけど、いいですね。
キリスト教にとって讃美歌は大きな武器になっています。
美しさや純粋性の追求がキリスト教なのでしょう。

以下に、過去のクリスマス記事を添付します。
sokanomori.exblog.jp/19044401/
sokafree.exblog.jp/28339573/
sokafree.exblog.jp/23926020/


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by sokanomori3 | 2018-12-21 06:19 | 他宗教 | Comments(5)

オウム真理教死刑囚13名のこと


☆オウムと米国のニュース.


新聞の夕刊を見てドキドキした。
一つはオウム真理教の元信者の7人の極刑である。
オウムの受刑者は存命者は6人。
明日以降の極刑はあるのだろうか。

もう一つは、米国の対中国への制裁関税の発動である。
同時に、中国が報復制裁をスタートした。
超大国の経済戦争、見たことのない争い。
世界恐慌になるかも知れず、先行きは不透明だ。
どちらも強烈なニュースであり、ショッキングである。

この世は修羅の世界である。
光のない対立は見ていて気味が悪い。
何が正義で、何が悪なのか・・
何ともおぞましい出来事に気分が凹む。

さて、今回のオウム事件の死刑執行で、欧州連合(EU)の駐日代表部が、
日本政府に執行停止の導入を訴える共同声明を発表した。
EUは国際社会でも死刑廃止を目指しているが、
その理由は「犯罪抑止効果がない」
「死刑は究極の人権の否定である」
ということらしい。

私はこの死刑廃止の考えに共感できない。
犯罪抑止効果はあるし、凶悪犯罪そのものが人権無視の行為であり、
むしろ人々を大量に死に至らしめる行為の必然の罰として、
極刑は否定しえないと考えているからです。
ただ、今回のオウム事件の死刑対象者は13名であり、
この人数の多さはどうなんだろうとは思います。

しかしながら、毒ガスを製造し、公共の場に使用したということについて、
まして、乗客や駅員ら13人の死者、6000人を超える負傷者数の凶悪犯ですから、
極刑以外の判断に委ねるということも考えられません。

毒ガスは、貧者の核兵器と呼ばれるもの。
核兵器とイコールなら、やはり死刑しかないでしょう。
極刑をもってしか、罪の償いはないと個人的に思うし、
犯罪の上限が無期懲役とする考えに違和感を感じます。




追記:2018年7月26日、残りの6名の死刑が執行されました。
オウム真理教は、1995年(平成7年)3月20日に地下鉄サリン事件を決行しました。
結果、13人の死者と数千人の負傷者を発生させたのです。
今回くしくも13名の死刑囚の死刑が実行されました。

以下に、掲載された6名の死刑を報じる新聞記事を示す。

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残り6名の死刑について、法務大臣は臨時記者会見を開きました。
大臣は「法治国家であり、確定した判決の執行は厳正に行われなければならない」と述べた。

サリン事件は国家を揺るがす大事件です。
死刑制度の賛否はともかくも、
「確定した判決の執行は厳正に行われなければならない」は正しいと思う。
なぜなら政治は、確固たる実行力が求められるから。

死刑になった6人の言葉が読売新聞に掲載されていました。
以下にその個々の言葉を添付します。

「(教祖は)ぶちのめしても許せない」
「どのような罰も十分とは言えないほど重い」
「罪に対する償いは命に代えて行うしかない」
「(教祖は)ただの大ばか者」
「わが身がこの世に存在することすら忍びなく、恥じ入る気持ち」
「死刑になった方が被害者に納得してもらえる」

きっと、みんな教祖にだまされた被害者だろう。
でも、だまされてはいけないんだ。
誰かのせいにしてはならない。

かくして、平成に発生した大事件は平成に幕を閉じた。


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by sokanomori3 | 2018-07-06 23:04 | 他宗教 | Comments(2)

オカシイとの意見さんへ


☆HN「学会員」さんへ.


「学会員」という名前の人から次の内容のコメントがありました。

sokafree.exblog.jp/28318471/

>バイアスが働いていて偏った見方しかできないのか、
キリスト教信者を煽って創価学会とぶつけ合わせたいのか
本意は分かりかねます・・

偏ったものの見方・・
キリスト教徒と学会員おぶつけ合そうとしている・・
それだけなら見過ごすが「学会員」と名乗っている。
批判コメントでこういうハンドルネームはいかがなものか。

映画を見た。その内容と違っている・・
だから菊川の偏見であろう・・

申し訳ないけれどあなたの偏見です。
そこまで探求したいなら、あなたが原作を読めばいいではないですか。

言っておきますが、あなたが言う
「日本のキリシタンを退転させる為に幕府は宣教師の前で信者を殺し宣教師を脅迫し信者の命を守る為に宣教師達は仕方なく屈服したと捉えている」は間違っていません。
そのシーンはある。でも、正確には違う。
そんな竹で割ったような理由の退転ではありませんよ。
名もない農民が殉教した。けれど、宣教師は退転したんです。
しかも、退転した宣教師は二人とも日本人の妻を持った。
結婚してはいけない宣教師が結婚し、さらに日本名を名のり命を繋いだ。
抜け殻になって生きたのです。完全な退転ですよ。
その事実を申し上げた。

私は「偏った見方」でもないし「宗教論争」も目的としていない。
私は真剣に学んだ上で私の意見として申し上げている。
私がデタラメを書いているのかどうかご自身で確かめることですね。
できれば「イエスの生涯」もお読みになった方がいい。
きっと「さもありなん」と思うことでしょう。


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by sokanomori3 | 2018-06-01 05:47 | 他宗教 | Comments(0)

広宣流布大誓堂の正面にある教会


☆キリストの十字架.


広宣流布大誓堂の正面にある教会の写真を添付します。
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写真解説「十字架が壁にデザインされた教会の写真です」

不思議な光景ですが、信濃町の学会本部入り口に教会があります。
ここには元学会員の信者もいるかも知れません。
遠藤周作の本で、江戸時代の隠れキリシタンの小説「沈黙」と
「キリストの生涯」の二冊を読みました。
キリストは捕らえられ十字架で処刑されました。
それは全人類の罪を背負った象徴になりました。
キリストには慈悲がありました。
貧困や病気に寄り添ったのです。
その行為は釈尊と同じです。

でもキリストの死に神は沈黙した。
対して釈尊は殺されることはなかった。
日蓮大聖人は釈尊など比べものにならない大難を乗り越えられた。
特に、竜の口の法難の死罪回避は驚くべきことでした。
キリストは死に、大聖人は生き抜かれた。その差は何でしょうか。
遠藤周作氏の小説の読書感想文を以下に示します。

「沈黙」sokafree.exblog.jp/28318471
「イエスの生涯1」sokafree.exblog.jp/28334209
「イエスの生涯2」sokafree.exblog.jp/28335987
「イエスの生涯3」sokafree.exblog.jp/28337837



過日、この小説の著者・遠藤周作氏と池田先生が会談されています。
その内容を、以下に要約して示します。

<2007年9月30日付 聖教新聞「仏法は強くなるための信仰」より>

「週刊朝日」の対談に、私(池田先生)がゲストとして招かれたのは、
昭和43年(1968年)の師走、12月20日のことであった。
32歳の若さで芥川賞を受賞された遠藤先生は、すでに文壇に揺るぎなき地歩を築かれていた。
しかし、いささかも気取ったところがない。
私の著作を読まれたり、知人から話を聞いたりして、以前から熱望されていたという。
対談の意気込みを遠藤先生は、こう記されている。
「今日、創価学会をぬきにして日本の仏教は絶対に語れない」
「にもかかわらず日本の知識人にはこの創価学会について無知であり、
無知だけではなく黙殺しようとする人が多いのはなぜか。
日本人と宗教との問題に関心のある私にはこの対談企画は有難かった」

5歳年長の遠藤先生と私の青春の共通点。
それは「病魔との闘争」であった。
先生のインタビューに応じて、私は語った。

幼い頃から腺病質だったこと。悪性の肋膜炎を何回も繰り返し、
恩師から「30までは生きられないだろう」と嘆かれたこと。
しかし、生と死を深く見つめる上で、病気との闘いは幸せだったこと。
「夜中に出る寝汗、あれはイヤだけれども美しいですね」。
そう申し上げた際、先生が語られた一言が印象的だった。
「ぼくも大病の経験がありますから知っていますがあれはつらい。つらかった」
遠藤先生の前に立ちはだかったのも、結核であった。

フランス留学も、志半ばで断念せざるを得なかった。
さらに37歳から2年もの入院。
その間、1年に3度にわたる手術も強いられた。
特に2年の入院は、芥川賞を受賞後、精力的に作品を発表していた頃だった。
同世代の作家が活躍するなかで、さぞかし無念と焦燥の日々が続いたことであろう。
だが先生は、生き抜き、勝ち越えられた。
「私は手術によって7本の肋骨を失い、片肺を切りとられたが、
私が獲たものは7本の肋骨や片肺よりも、もっと大きなものだった」
それは何か。命に及ぶ大病との格闘を通して、
悩める人や弱い立場にある人への温かな眼差しを獲得されたのである。
蘇生から4年。闘病で得た視座によって描いた渾身の力作『沈黙』(昭和41年)は、
戦後日本文学の代表傑作となった。

私との対談で、遠藤先生は、仏教を大きく「弱虫が母親に甘えるような宗教」と
「父親型で自己訓練型の強虫の宗教」とに立て分けておられた。
そして創価学会は、「強虫になる宗教」と評価されていた。
確かに、日蓮仏法は「厳父の愛」であると、わが師・戸田城聖先生は言われた。
安っぽい同情心ではない。人々の悩みを取り除き、
心の底から安心と希望を与えるまで徹底して戦う責任感。
これこそが仏法の慈愛であると、私は恩師から教わった。
同時に仏法は、自分自身が最高に強くなるための信仰である。
まず自分が強くならねば、苦悩の人を励ませない。
尊き学会員も護れない。だから、徹して断じて、強くなれ!
これが「戸田大学」の薫陶であった。

対談で、遠藤先生は、多くの会員の悩みを背負う私の責任の重さを、
幾たびも思いやってくださった。
関西弁で「さぞ、シンドいでしょう」と。
そのたびに、私は明言した。
「当然の苦しみ、悩みと戦って前途を開いていく宿命だと、
こう自分に言いきかしております」
遠藤先生は、「会長さんは強虫だ」と、兄のような笑みを浮かべられた。

創価学会本部のある、信濃町駅のすぐ近くに立つ「真生会館」は戦前、
カトリックの学生寮であった。
若き日の遠藤先生が、向学の青春を過ごされた場所である。
不思議な御縁の先生であられた。

抜粋内容は以下のウエブサイトの記述を参考にしました。
hatena.ne.jp/20070930/1191290719


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by sokanomori3 | 2018-05-30 06:11 | 他宗教 | Comments(15)

遠藤周作「イエスの生涯」読書感想3


☆キリスト教に実証なし.


キリストの活動範囲を示す地図写真を添付します。
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写真解説「小説・イエスの生涯付録の現在のイスラエルとその周辺の地図の写真です」

前回、の記事を以下に添付します。
sokafree.exblog.jp/28335987/

運命に従うだけの彼の人生に愕然としました。
譬えるなら、癌になった患者が、自分はいずれ死ぬと思い、何の抵抗もできず、何の奇蹟も起こらず、結局死んでしまったようなプロセスだったからです。
まして、弟子たちは少数を除き、皆、弾圧を恐れて逃げた。
イエスは弟子たちにも裏切られ、ゴルゴタの処刑場で処刑された。
両腕と両足に釘を打たれ、昼に十字架にかけられた。
午後3時には絶命に至ったとされる。

実は、キリスト教は、このイエスの死後、弟子たちによって起こされるのです。
弟子たちがキリストは復活した、神であると言って・・
実際には死んだイエスが本当に復活したのではなく、
弟子たちの心にイエスが生き続けたというのが遠藤周作の考えでした。
ともかく、キリストは死んで神として仰がれた。
そして彼の説いた「愛」に共感し、今日のキリスト教の発展となった・・
そのように学び、そのように理解しました。

以上の内容を読み、驚愕したのは「実証のなさ」です。
イエス・キリストは「無力」のまま死にました。
遠藤周作は小説・「沈黙」に続き、ここでも「神の沈黙」を語りました。
小説「沈黙」とまったく不二のイエスの人生でした。
sokafree.exblog.jp/28318471/

神は純粋な信者を助けなかったのです。
その源のイエスも神は助けなかった。
その恐るべき無風の現実に、私は驚いたのです。
「キリスト教は運命を受け入れるとは聞いていたが、
ここまで不幸に対して無力なのか」と。

確かに人類の不幸を一切背負った尊き人、という印象は残る。
でも、仏法、なかんずく日蓮大聖人の一生を学んでいる私にとって、
この人生はまるで「念仏信仰」そのものなのです。
「死んであの世で幸せなる」という宗教・・「愛」の精神は素晴らしい。
けれど、利他だけの自己犠牲だけの人生でいいのだろうか。
私は「自他共に幸福になる宗教」を実践したい。

また、私が感じたのは、キリスト教が「空想」の宗教であることです。
弟子たちが、理想を盛り込んだ弟子たちの宗教であるということ。
キリストは運命に殉じた。運命を変えられなかった。
けれど、その信念を貫いたキリストに弟子たちが共感した。
そのような構造の宗教なのでしょう。

対して日蓮大聖人は、記録に曖昧さは一切ない。
出生、時系列の明確なプロセス、全部、事実の体験である。
そして、竜の口の法難の勝利の実証。
さらに法華経の予言の通りの二度の流罪・・
全部を乗り越え、全部を勝ち越えられた。
その実践の上で、膨大な記録を現代に残された。
キリスト教がイエスの言葉でなく、弟子の言葉であることに対し、
大聖人の御書は、大聖人の書き残された言葉です。

その大聖人の仏法と対比して、キリストはあまりに弱く、あまりにはかない。
加えて、「因果の理法」「永遠の生命」が説かれない。
仏法の根幹たる「原因と結果」、「宿業」などがない。
これはキリスト教の致命傷であろう。
これでは到底、この世の荒海は渡り切れないだろう。
もし、私が生活の困らない金持ちならいいだろう。
私はキリスト教徒になることはできないと思いました。
いかに讃美歌が心地良くても、いかに教会が美しくても、
内実に納得できないとやれません。

私は遠藤周作の二部作を読み、強く確信しました。
それは「大聖人の仏法が必ず世界に広宣流布される」ということです。
南無妙法蓮華経は好き嫌いや共感という次元でなく「法則」です。
この法則を知り、対処しない限り悪しき運命は変えられない。
創価はまさにこの法則の宗教であり、故に力ある宗教です。
勝利の宗教であり、師子王の宗教です。

皆さん、キリストを知りたくば遠藤氏の本はお勧めです。
私が書いた感想文と同じ結論にいたることでしょう。

尚、私は小説・「キリストの誕生」も購入しています。
これは主に、残された弟子たちの話のようです。
でも、この三冊目は今は読まないことにしました。
今回の二冊で大方予測がついたからです。

次の記事は、→ここをクリック!


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by sokanomori3 | 2018-05-29 05:45 | 他宗教 | Comments(0)

遠藤周作「イエスの生涯」読書感想2


☆「イエスの生涯」のあらすじ.


以下に、書籍「イエスの生涯」の表紙写真を添付します。
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前回、の記事を以下に添付します。
sokafree.exblog.jp/28334209/
感想文の冒頭にキリスト教を否定した記事を書いた。
sokafree.exblog.jp/28334209/
それは、私の期待が大きく、ギャップの大きさからです。
そもそも、私はキリスト教を印象の良い宗教と言ってきたし、
現実にキリスト教が好きとまで記事で書いていました。
sokafree.exblog.jp/28307592/

小説「イエスの生涯」では何が書かれているのか・・
私はこの小説を、真剣に、かつ素直に読みました。
小説のあらすじは、次のようなようなものです。

イエスは、マリアの私生児として生まれ、養父ヨゼフに育てられます。
養父が大工を仕事にしていた関係から、イエスも大工を仕事にしました。
ただ、イエスの前半生は詳しく分からない。
プロテスタントでは彼に沢山の兄妹がいたと伝え、
カトリックは兄弟はないと伝えるといいます。
ともあれ、イエスの前半生は大工を生業としていたことは間違いありません。
されど、それが30歳?までかどうかがはっきりしません。
(釈尊や大聖人のように明確な記録が存在しない)

イエスはやがて、ユダヤ教の預言者ヨハネの教えを聞きます。
彼はヨハネを敬愛し、数ヵ月、ヨハネの説法を聞き、また修業します。
ヨハネはユダヤ教の主流派の人々を批判していました。
特権階級の腐敗を糾弾していました。

修業は40日間の断食であったり、その後の祈りであったりしました。
やがて、イエスはその修行から何かの悟りを得たようです。
遠藤周作は、それを「やさしさ」といい、「愛」と記します。

当時、ユダヤ人社会はローマ帝国に支配されていました。
その支配に民衆は苛立ち、独立のための指導者を渇望していました。
予言者ヨハネはまさに、民衆から救世主(メシア)と認識されていた。
やがてキリストの師、ヨハネは政治犯として逮捕されます。
その逮捕は、民衆の反乱の可能性からでした。
結果、殺害された。危険因子の抹殺でした。

ここに民衆の期待は、イエスの一身に注がれます。
次のリーダーはイエスだ、イエスがやってくれる、と。
民衆はイエスがヨハネの後継者であってほしいと望みました。
しかし、イエスは、師ヨハネの言動とは明らかに違うことを言うのです。
彼は体制を批判するのではなく、病者や貧者、弱者の味方たらんとした。
「愛」を説き、「惨めな人々に同苦する」イエスであった。
彼は、娼婦やライ病者らにも寄り添いました。
ここにキリスト教の本質があると私は感じます。

一方、イエスは政治活動は避けているように見えました。
けれど民衆は、政治問題の解決を望んでいたようです。

キリストは有名な次の教えを説きました。
「汝等の敵を愛し、汝等を憎む人を恵み、汝等を迫害する人のために祈れ」
「神は善人にも悪人にも陽を照らし、義者にも不義者にも雨を降らし給う」
「汝等、偽りの預言者を警戒せよ。彼らは羊の衣を着て汝等に至れども、内は荒き狼なり」

イエスは民族主義的な民衆の中で、自らの「理想」を述べた。
「右の頬を打たれれば左の頬を差し出そう」
「上衣を奪う者には下着も拒まぬようにしよう」
この言葉は、イエスが初めて言った言葉です。
彼の宗教の根本がここにあります。

しかし、このことが、結果的に民衆の失望を招きます。
多くの信者がイエスを見限り、離れていくのです。
「やつは何もできない」「無力だ」と・・
「イエスは奇跡を起こせない。イエスは問題を解決できない」と・・

民衆は「愛」よりも「現実の問題可決」を望みました。
彼は、盲人の目を開くことも、ライ病者は膿の出る傷口をふさぐこともできず、弱者の要求にイエスは答えられず、うつむいているだけ・・
民衆はイエスを「無力な男」「結局、なにもできない男」と受け止めました。
イエスの弟子の中からも離反者が出ました。

私は「イエスの生涯」を期待を持って読みましたが、
遠藤周作は延々と「無力なイエス」を描くのでした。
私は「魅力あるイエス」を次に描くだろうと思いつつページをめくりました。
しかし、最後までイエスは私の期待に応えませんでした。

イエスはやがて、為政者に捕えられ、処刑されました。
運命に抗えないイエスの無力な生涯だけの記録でした。
彼は、預言者ヨハネと同じ運命を辿るとの予感がありながら、
そのことが現実となり、命を奪われたのです。

以上が、「イエスの生涯」のあらすじです。
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by sokanomori3 | 2018-05-28 05:41 | 他宗教 | Comments(0)

遠藤周作「イエスの生涯」読書感想1


☆キリストの魅力.


以下に、讃美歌312番のyoutubeを添付します




先日、遠藤周作の「沈黙」を読みました。
報われない内容に私自身が沈黙したことを報告しました。
sokafree.exblog.jp/28318471/
そして、私に一つの疑問が生じたのです。
「殉教する人が沢山いたからには、魅力あってのことであろう。
一体、イエス・キリストの魅力とはなんだろうか」と。

その答えを知りたくて「イエスの生涯」を入手しました。
期待して読み進め、凝視し、真剣に学びました。
そして、私はキリスト教の何たるかを知った。
キリストの「愛」、ことに「弱者に対する寄り添い」の愛は深かった。
キリスト教は「慰め」の力があり、「安らぎ」の力がある。
これらのことがキリスト教の魅力です。
その人間としてのキリストには共感するが・・

でも、キリスト教の人たちに申し訳ないが、
キリスト教の信者に私は到底なれません。
キリスト教は「宿命を打開する力を有しない」から。

私が宗教に求めるのは、不幸からの脱却の「実利」です。
もし、宗教が慰めや安らぎの対象なら、そもそも宗教である必要はない。
誰かが書いた小説や、映画や美術鑑賞、旅行・・
あるいは温泉、マッサージ、散歩、趣味・・
友人との対話、楽しい恋人との語らい・・
今の世には、楽しみ、慰め、安らぎは無数にある。

日蓮大聖人の仏法と比べるとき、その差は歴然です。
視力の悪いものがメガネをかけたとき、その視力はどの程度回復するでしょうか。
仏法を1.5の視力だとするなら、キリストは0.1ほどでしかない。
実際に小説を読んでみて、それほどの大差を感じたのです。

「20億人を超えるとされるキリスト教が、これか・・」
私は「実証」という視点から愕然としました。
期待をはるかに下回る内容だったからです。

次回から、具体的な読書感想を連載で述べます。
次の記事は、→ここをクリック!


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by sokanomori3 | 2018-05-27 07:21 | 他宗教 | Comments(0)

遠藤周作「沈黙」の読書感想


☆キリスト教とは何か.


以下に、遠藤周作著「沈黙」の書籍の表紙写真を添付します。
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写真解説「暗雲の空に微かに隙間があり、太陽の光が差している写真付きの表紙です」

キリスト教の教会や信者を時々見かける。
教会は外壁や屋根の上に十字架を掲げている。
彼らは静寂の中に佇み寡黙である。
彼らは12月、寒い季節に忽然と姿を現す。
大音量で「神を信じなさい」とのメッセージを街頭に流す。
あるいはクリスマスを祝い、讃美歌を歌う。
それら一つ一つの風景は真剣で、鮮烈だ。

彼らは見知らぬ家の玄関をノックし、見知らぬ住民に語り掛ける。
おそらく、その勧誘が実る可能性は極めて少ないだろう。
成功しないアプローチを彼らは延々と続ける。
(これは学会員とて同じである)

私は心の中でつぶやく。
「あなたたちは可愛らしい。あなたたちは優しい。
あなたたちは清浄な空気を吸い、人生を楽しんでいるのだろう」
いつもそう思う。彼らの生き方に清らかさを感じるから。
社会の荒波で疲れた者にとってキリスト教は安らぎになることだろう。
懺悔すれば許される宗教。それは慰めになるのだろう。
でも、私はキリスト教の領域に踏み込むことはない。
私は創価学会員であり、仏法に生きる身だから。

仏法では、過去の罪の報いは避けられないと説く。
罪は宿業という悪しき現実として必ず出てくる。
懺悔して許されるとは説かない。

先日、俳句会で遠藤周作の「沈黙」という小説を知った。
島原の乱の直後、もっとも弾圧が激しい時代の隠れ切支丹の物語である。
キリスト教は危険な宗教とされ、徹底的な掃討作戦が行われた。
密告者には銀百枚以上の報奨金が与えられ、切支丹は「踏み絵」を踏まされる。
もし、踏めなければ死罪となる。
その恐るべき弾圧の現実が書かれた小説のようだ。

私は「沈黙」を読むことにした。
なぜ死罪になるような宗教を続けたのか。
キリスト教の魅力とは何か。死罪をどう受け止めたのか。
そもそもキリストとはいかなる人物か・・
そのことを知りたくて「沈黙」を購入した。

「沈黙」には、象徴的なシーンが二つある。
一つは不退転で殉教した農夫、もう一つは退転した二人の宣教師である。
遥か西の果ての国から、アフリカ大陸西岸を南下し、インド洋を経て、極東の日本に来た不屈のキリスト教のエリートたちが退転し、名もなき農夫が不退転で死罪となる・・
この真実の話を、遠藤周作は描いた。

殉教した農夫の名はモキチとイチゾウ。
彼らは満潮に首までつかる位置に立てられた十字架に縛られ、数日かかって絶命した。
一方、二人の宣教師、フェレイラとパードレ。
彼らはヨーロッパから日本に来た屈強な牧師である。
しかし、彼らは「穴吊り」という拷問に屈する。
そして踏み絵を踏み、退転する。
彼らは俗人となり、日本人の妻を娶り、日本に生きた。

信徒は殉教し、宣教師は退転して命をつないだ。
こうして、日本のキリスト教は死んだ。

「沈黙」を読み、私も沈黙するばかりである。
希望のない、残酷な物語だった。言葉もない。
一つ疑問が生まれた。「キリストとは何か」という疑問。
なぜキリストは愛され、今も多くの信者を抱えるのだろう。
私は今後、さらなるキリストの本を読もうと思った。
そのために二冊の本を購入した。
一つは「イエスの生涯」、もう一つは「キリストの誕生」。
いずれも、遠藤周作の本です。


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by sokanomori3 | 2018-05-18 06:14 | 他宗教 | Comments(15)


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